2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ランキング

検索窓

  • Loading
無料ブログはココログ

06.東京23区(目黒・世田谷)

2019年7月 9日

サエキ飯店 目黒

Photo_20190706101701

サエキ飯店

最寄駅は目黒。西口より目黒三田通りを恵比寿方向に進行した道沿いに立地しています。

SNSでも評判を得ている当店へは香港通の友人の声かけにより初訪問。

オーナーシェフは様々な中華料理店で研鑽を積んだ人物ですが、

その経歴の中でも注目したいのが、ワーキング・ホリデー制度を利用しての香港での修業。

オープンは2019年4月ですが、早くも香港迷さんの熱い支持を集めるお店となっています。

さて、木の温もりを大切にした細長い店内はオープンキッチンを前にする

カウンター席とテーブル席でレイアウトされた小体な造り。

イメージしていたものよりカジュアルな雰囲気であります。

複数人の貸切でお邪魔していますが、今回の私の利用はライブ感の伝わるカウンター席。

当店ではシェフが一人で調理を担当し、フロアサービスは女性が1人と、2人体制です。

幹事さんの話では、順徳菜でのおまかせコース(10,000円)でお願いしてあるとのこと。

当日、各人への菜譜の用意はなく、ドリンクは別料金のため、卓上に置かれたメニューから注文。

香港クラフトビールのほか、紹興酒もワインもありますが、なかなかいいお値段であります。

料理は一部を除き、2~3名分の皿で供され、取り分けは各自の作業。

料理名は一部正確さに欠けるかもしれないことをお断りしておきます。

香妃雞

ゆで鶏、ネギ生姜ソース添え。

ルックスは申し分なし!お頭付きで砂肝も乗せてくれています。

たまたまだったと思いますが、私がチョイスした部分は骨周りがレアでした。

かじりついても肉が離れず、諦めると、同席するメンバーが他の皿から肉を分けてくれました。

こちらはきちんと火が通り、望ましい状態ですが、私には下味で擦りこんだ塩が

きつく感じられました。

窩貼大明蝦

蝦多士(エビトースト)。

エビは歯触り豊かにぷりっぷり弾力。おつまみにも嬉しい味わいです。

なお、この蝦多士自体、塩が効いているので小皿の塩は不要かと。

大良野雞巻

順徳料理。説明では豚背脂の砂糖漬けとのこと。

カリッとして脂がじゅわっと。使用はお好みですが、甘っ辛い濃厚ソースが用意されました。

煎蓮藕餅

両面をきつね色に焼いた蓮根のひと口サイズのハンバーグ。香ばしさもご馳走です。

欖菜肉絲四季豆

2種のささげの欖菜(ラムチョイ)炒め。

オリーブの香りにまろやかなコクが食欲を刺激する、ご飯を誘う1品。美味しかった。

こちらはスープ。料理名、直筆のメニューをいただいたのですが、達筆すぎて

私には読めませんでした(泣)。

塩は使っていないとのことですが、烏骨鶏、鶏足(もみじ)、金華火腿などの素材が

その力を存分に発揮し味は濃厚。

漢方食材をふんだんに使った薬膳スープとは味の印象が異なり、

まるでコンソメスープをいただいているようでした。

「蝦醤九蓮花鮮鱿」と記されているように読めたのですが、ヤリイカと韮菜花の蝦醤炒め。

イカはすっと歯が入る柔らかさで、蝦醤使いは妙妙。

風味良くどぎつさのない味わいだから箸が自然と進みます。これも好きかも。

梅菜扣肉

梅菜と皮付き肉の醤油煮。

台湾客家料理の人気店「新竹」さんの骨格の太さを感じさせる梅菜扣肉とは異なり、

ボイルレタスを敷き、梅菜はあられ切りのタケノコも入ったこのソースの中に

身を投じているよう。ちょっと甘めで味わい穏やかです。

陳皮蒸石斑鱼

話によると、香港では红九棘鲈(アザハタ)がポピュラーなのだとか。

切り身での提供ですが、幹事さんが持ち込んだ陳皮のパワーとフレッシュな

ピーナッツオイル効果で味わいまろやか。

これだけ素材が揃えば、味は想像に容易く、模範的で手堅い味です。

姜葱田雞煲

千葉県産の食用蛙を使った葱生姜土鍋煮込み。

鶏肉のようにあっさりと淡白な肉質で、甘からず辛からずの丁度良い味付け。

この日の料理の中でも群を抜く美味しさで、私の中では輝いていましたよ。

このあたりのタイミングでワインにとサービスを受けられたのがレバームース。

極上スイーツのようなリッチな甘さでエレガント。

上湯瑤柱雜菜煲

上湯スープをベースに、塩気は干しエビや金華火腿などの素材から。

激細春雨に具材もたっぷりだから食べさせる力を備えています。

鹹魚雞粒炒飯

〆で用意されていたのは鹹魚雞粒炒飯。

うっかりして写真を撮るのを失念し、食べ始めてしまいましたが、

その最中に、はたと気が付き、急ぎスマホで撮影しました。

油通しをした小切りの鶏肉と鹹魚の炒飯は長粒米を使用。

仕上げにスープをかけ、鍋を煽って提供されました。

私の体調にもよると思いますが、望んでいたハムユイの独特な風味は淡く、

塩気が勝り正直な感想は若干しょっぱい。

同席者のリクエストで追加してもらったのは烏骨鶏スープそばです。

味は塩で調整したというスープに芯にコシのある細麺で、

シンプルを極め具材はなしです。悪くはないのですが、ベースに動物性の出汁が

しっかりと働き濃厚なため、塩の厚化粧分、洗練度が削がれてしまっているように感じます。

甜品はカシューナッツのムースに紹興酒のアイス。

コクのあるふくよかな甘さです。

以上、コース料理にサービスのお茶はありませんでした。

 

会計は、おまかせコース(8,000円)にビール900円、追加のワイン2本を同席の飲酒組

4名で割ったところ、1人当たり 16,340円と、なかなかガッツのいるお値段であります。

私にとってはファーストインパクトが厳しく、総じて塩が強く感じられたのですが

広東料理を根底にした特色のある料理をシェフの感性で伸び伸びと表現され、時には

現地とはまたひと味違った味の切り口で展開してくれるので、わくわく感が生まれ、

シェフとの距離が近いこのカウンター席に「私房菜」的な楽しみが持てるお店だと

実感したのでした。

サエキ飯店
東京都目黒区三田2-10-30 荒井ビル 1F
TEL     03-6303-4735
営業時間/18:00~24:00    
     -店舗情報「食べログ」より-

サエキ飯店広東料理 / 目黒駅恵比寿駅

※幹事さんのお陰で新たなる出会いを得ることができました。ご尽力に感謝いたします。

2019年1月15日

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

Photo

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)

例年どおり誕生日ディナーでの再訪

リザーブされていたのは、会話も楽しめるカウンター中央のシェフズテーブル。

この席へ座るのも随分と久しぶりです。

前菜盛り合わせ(2名分)

シェフが台湾で購入した料理映え抜群の大皿で提供してもらえました。

①ソラマメと里芋の和え・・・マッシュ状につぶした里芋は自然薯のような粘りがあり
 ソラマメと和え、ネギ油などで味をまとめています。

②細切り干し豆腐と春菊の和えもの・・・松の実が食感をプラス。

③白レバーと豚タンの香り煮・・・レバーのねっちりとコクのある旨さに豚タンは
 しっとりと柔らかく、ふわりと五香粉が香ります。

④天使エビの上海風煮・・・殻ごといただけるエビは、ほんのり甘めの味付けで、
 あざとさのない濃さをキープ。金針菜とマコモダケが同席。

⑤花咲クラゲの冷菜・・・ブロッコリーと山クラゲを添え、クラゲはネギソースで和え、
 うまざっぱりと。

シェフが上海で食べた味のイメージをベースにアレンジを加え作ってくれた

天使エビの美味しさもさることながら、春菊のほろ苦さと青い香りが鮮烈な印象を残す

干し豆腐の和え物が特に気に入りました。

芳香が鼻腔をくすぐり、あっさりとして爽やかな味の余韻を引く、

そのマッチング力の高さに唸らされたのです。

焼売

(レンタロー) やったー! オラの“キングオブシューマイ”だっ!!

ブログマスコットも大好き!

お肉もりもり、肉汁じゅわじゅわ。"焼売王”と呼ぶに相応しい突き抜けた美味しさです。

蟹甲羅詰めオーブン焼き

(タクロー) 甲羅に詰めたオーブン焼きは久しぶりだね。

タラバと毛カニの身肉に、叉焼、鶏肉、エビ、菱の実と助っ人お宝食材が参加し、

具だくさん。味付けはマカオ風のカレーテイストで味わいマイルド。

菱の実はホクホクとしてクワイと同じような食感です。

季節の春巻き

とろみのある黒酢たれがセットされたところで――

きつね色に揚がったパリッパリの皮を噛むと中にはフォアグラと鴨肉が。贅沢だー。

めっちゃリッチな味わいで黒酢たれとも好相性です。

大海老、フランス産発酵バターを使った煮込み

エビトースト揚げをサイドにヌーベルシノワ見参!

ソースにはエシャレットを使っているのかしら。

独特の風味がまろやかな発酵バターと結びつき、重たすぎないコクが味全体の柔らかさへ。

北海道産ホタテの春雨のせニンニク蒸し

歯触りを残す春雨にレア感のある貝柱は健やかな弾力でぷりぷり。

甘みのあるたれとも協調して美味しさに安心感があります。

A菜のサクラエビ、蝦醤炒め

サクラエビの食感をアクセントに特有の風味をもつ蝦醤のコクと旨みが食を進めさせる1品。

鶏肉、唐辛子炒め(宮保鶏丁)

鶏肉を調理するにあたってはいくつか提案を受けられたのですが、四川の代表的な

調理法“宮保”でお願いしました。

“宮保”は油に唐辛子や花椒の辛味と香りを移し、醤油、砂糖、酢、酒などの調味料を

用い食材を炒める調理法ですが

ここでは、ノブローの中華な日常(第7話)より

宮保鶏丁はさいの目切りの鶏肉を唐辛子と炒めたもの。と簡略化させていただきます。

片手鍋で供され、具材はほかに金針菜、長芋、シイタケ、ピーナッツ。

唐辛子の辛味に、調味料の甘辛さが効き、そこに花椒の痺れる辛さが後追いし、

味をきりっと引き締める。このウマからスパイシー路線に酒もハイピッチで進みます。

スープ餃子(灌湯餃)

金華ハムを使った上質な上湯に浮かぶビッグサイズの餃子。

もちっとした皮に餡は毛ガニの身肉を使い、ふわっとして柔らか。

自身のエイジングのせいか、スープが若干濃く感じられたので、もう少し淡い味で

いただければなお嬉しかったな。

(ノブロー) 灌湯餃は久しぶりだけんど、喜臨軒さんでごっちゃんになるのは

はじめてかもしんねえな。シェフの熱気が伝わる味だで。

咸魚炒飯

当店の炒飯は絶品。シェフの凄腕にかかると 米粒一粒一粒がべとつき感もなく

パラパラにほぐれ、まんべんなく味が絡まっているのです。

――まるで星の砂のようね。

と言うとシェフは苦笑していたけれど、私は本当にすごいなあと感心しているのです。

自宅で作る焼飯が少しでもパラパラに近づくには、またたまごの粒がどうして

こんなに小さいのか食らいついて尋ねると、卵は割って溶きほぐすだけではなく

丁寧な作業工程を経ていることを知ったのですが、最大のポイントは「乳化」。

油をかなり入れているにもかかわらず、油っこくならないのはこのことにあるようです。

供された咸魚炒飯は塩味をベースにハムユイ特有の香りが食欲を焚き付けるもの。

とは言うものの、お腹もそろそろ満ちはじめてきています。

ですが、一粒残さず美味しく完食できたことが話の裏付けにも繋がり

自身の腕ではパラパラ炒飯への劇的な変身は程遠いと現実として実感。

結局のところ、私にとってシェフの炒飯が一番いいのです。

食後のデザートタイム。

例年どおりと言ってよいかと思います。

プレートにはチョコレートで“Happy Birthday”の文字と馬拉糕にはバースデーキャンドル。

そして緑豆湯と桂花杏仁豆腐も用意してもらえ、嬉しさ倍増。

シェフとスーシェフ、男性お二人で切り回す中、これを用意するのは

大変だったのではと、感謝の念に堪えません。

(ノブロー) 予約手配をした寝太郎のプレートは“Good Job”な。ええ仕事しただ。

(寝太郎) 誕生日に喜臨軒さんへお邪魔するのはライフスタイルの一環じゃあないか。

ご無沙汰ばかりなのに、快く予算の相談に応じてくれ、お任せコースを組んでくれた

安澤シェフにはお礼の言葉もみつかりません。

お店は2018年12月30日から2019年1月2日までがお休みだったという話。

折を見て、また寄らせていただきたい大事な1軒です。

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/11:45~14:00(L.O.13:30)
     ディナー 月~金 18:00~23:30(L.O.22:15 最終入店22:00)
            土 17:30~22:30(L.O.21:15 最終入店21:00)
定休日    日曜      -店舗情報「食べログ」より-

喜臨軒中華料理 / 池尻大橋駅駒場東大前駅)  

2019年1月 1日

中華銘菜 慶 (Qing) 学芸大学 おせち料理

Photo

2019年を迎えるおせち料理は中華銘菜「

中華おせち(三段重)は2~4名サイズ、引渡しは12月31日(大晦日)店内にて。

全13品でお値段は変わらず27,000円(税込)。

去年に続き当店を選んだのは、料理全般のクオリティーの高さに加え、

そのボリュームもポイントでした。

なお、内容構成はクルミの飴炊きが2種から1種になったこと以外、

全て同じため省略します。

上段(壱の重)

蜜汁叉焼 窯焼きチャーシュー                 ※温・焼(万)

明爐焼鴨 ローストダック(焼き鴨)              ※温・焼(梅/万)

玫瑰油鶏 伊達鶏の香味醤油煮                 ※温(梅/万)

滷天使蝦 天使海老の冷菜                    ※(万)

慶XO醤 慶の自家製XO醤

(ノブロー) 広東料理の華である焼きものを中心とした壱の重。

伊達鶏は今年もとさか付きだで しこプル、白子のような脳ミソも楽しみだ~。

万能だれと梅だれ付。

生姜の効いた万能だれと、梅だれは去年に比べ少し塩気がきつく感じられたのですが

自身のエイジングによる味覚の変化でしょう。

甘ったるさのない大人味で自家製の魅力に溢れています。

慶の自家製XO醤は、干し貝柱がふんだんに使われ、旨味の宝庫!

これで我が家の「福」の字の容器も2つ目となりました。

中段(弐の重)

香拌海蜇 コリコリくらげ頭の和えもの

酸甜泡菜 有機野菜の紅白酢漬け(中華風ピクルス)

羅白瑶柱 大粒干し貝柱と大根の合わせ煮~極上・上湯スープ仕立て     ※温

芝麻合桃 クルミの飴炊き

下段(参の重)

蛎油鮑魚 活け鮑のオイスターソース柔らか煮               ※温

椒塩鮮魷 アオリイカの山椒塩炒め                    ※温

千青魚子 数の子の老酒風味

千焼蝦球 大海老のチリソース                      ※温

また、今年はシェフから嬉しいサプライズ! 

本来はお店で提供できる部分ではないようですが、

幸運にもオマケとしていただけたのです

温めて、骨までしゃぶりつく!見た目以上にみっしりと食べ応えのある

力強い肉の美味しさはもちろん、香ばしい皮のジューシーさが恍惚へといざないます。

さらには紹興酒も。

鮑の持ち味を生かしたオイスター使いも妙妙で、店のカラーを損なわない品の良い味つけ。

広東料理の王道を行く料理の数々はリピート必至の美味しさでした。

中華銘菜 慶広東料理 / 学芸大学駅)  

2018年12月30日

中華銘菜 慶 (Qing) 学芸大学

Photo_2

中華銘菜「」(Qing)再訪

2017年12月と同様に席のみの予約で訪問。

ランチメニューも健在ですが、せっかくなので、少しゆっくり食事をしようと

前年と同じくランチコース@2,500(外税)で注文。

当該コースはお値段据え置き&内容構成は変わらず。

もちろん〆の麵飯はつゆ麺をチョイス。

なお、ドリンクはランチ小生ではなく、通常サイズでお願いしました。

コース料理が提供されるまでのつなぎにザーサイがサービス。

迷你三併盆(本日のおすすめ前菜)

3種盛り合わせではなく、天然真鯛のお刺身サラダがサーブ。

私は以前いただいたことがあるのですが、この日の香味野菜はカイワレ菜が中心で

手もとがけのタレもゴマドレッシングです。

もっちりとした真鯛の刺身にあっさりとした香味野菜と食感素材。

ここにゴマの風味豊かでクリーミーなドレッシングが合わさり、

洗練されたお刺身サラダに仕上がっています。

双蒸或点心(二種)

蝦餃と小籠包には針生姜入りの黒酢がセット。

小籠包の肉餡はふわっとデリケートな口当たりでとろけ消えいくよう。

また、蝦餃は一部半透明のもちもち皮が破けていたけれど、味はまずまず。

ドリンクの追加は、リーズナブルな紹興酒(3年)@2,500を。飲みやすい。

生汁鮮蝦巻(大海老の特製マヨネーズソース和え)

付け合わせの野菜は無く、クラッシュナッツを散らした仕様。

(レンタロー) 管理人!パン状のこいつはフォト泣かせだで。どうも収まりが悪いだよ。

(レンタロー) ちいとかじって粉砕しただ。

お洒落仕立てのエビマヨはエバミルクを使っているかのようにぽってりとして濃厚。

海老の身もグラマラスで歯応えリッチです。

麻婆豆腐堡(山椒香るマーボー豆腐~あつあつ土鍋煮)

サーブ時にはひと口ご飯もサービスしていただけました。有難うございます。

以前同様、ほろほろの細かい挽肉に豆腐はつるんとして滑らか。

痺れの花椒も効いているのですが、四川直下型ではなく、柔らかな甘みが共存して

いるところは、店が持つ全体の味のバランスを考えたものだと思います。

糖心皮蛋皇(半熟ピータン)@400

コース料理は〆の麵とデザートを残すのみですが、まだお酒があるので追加オーダー。

シェフ一人で調理を担当しているので、なるべくお手間をとらせない皮蛋をお願いしました。

香味野菜とガリ(生姜の甘酢漬け)を添えて提供。

白身部分の松花(松葉)模様がめっちゃ綺麗でうっとり。

口に含むと透明感ある琥珀色の白身部分はぶるんぶるんの弾力食感で

碧緑色の黄身はとろ~っとして味が濃厚。夢見心地の美味しさでした。

さて、〆の麵に先がけて登場したのは、自家製エビの醤。

お好みで麺に使っても良い、という話ですが、やはりそんな罰当たりなことは出来ない。

炒飯或湯麺(ライスorつゆ麺)

なぜなら、当店のつゆ麺は完成度を極めているので。

ここも以前と同様の感想になりますが、雑味のないスープはあっさりとした中に

塩のエッジがたち、麵の歯触りも豊かで、そのメリハリは抜群。

めっちゃシンプルなのに物足りなさが全くありません。

味の輪郭がくっくりとしていて、この絶妙な塩加減は日本人好みの味。

また麺も目が覚めるほどに美味いのです。

自家製エビの醤はもっぱら酒のつまみで消化させてもらいました。

自選美甜品(選べるデザートorコーヒー)

数種の中から私が選んだのは馬拉糕。

杏仁豆腐

杏仁豆腐はふわふわで連れ(寝太郎)さん曰くエアリータイプ。

口当たりが軽いって事かしらね。コクはしっかりしています。

さて、会計は、追加の生ビールを含め、1人当たり 5,000円ほど(千円未満 四捨五入)。

 

2017年7月にオープンした当店も、舌の肥えた地元の方々や中華ファンの支持を受け

人気もすっかり定着した様子。

この日も満員御礼状態で、私達の滞在時には用意していたご飯が無くなり、

来店するお客様へ対応ができなくなり、お断りせざるを得ないケースも見られました。

中華銘菜 慶 (Qing)
東京都目黒区五本木3-33-2 ベルマーレ学芸大102
TEL     03-6884-6501    
営業時間/ 平日 17:30~21:30(L.O)
               月・木・金・土・日ランチ 11:30~14:30(L.O)※FB要確認
定休日 水曜日     -店舗情報「食べログ」より-

中華銘菜 慶広東料理 / 学芸大学駅)  

2018年8月 2日

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

Photo_2

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)久々の訪問

某日の夜、ふらりと1人で立ち寄ってみましたが、私にとっては幸いに

カウンター席へ着くことができました。

現在も店はシェフとスーシェフの2人体制。

お話では内容構成こそ違うようですが、通常ランチを再開されたのだそう。

焼売(1個)@270

もち豚と海老の焼売は1個270円と嬉しいお値段据え置き。

お肉もりもり、海老ぷりっぷり!

素材の食感がダイレクトに伝わる別名“キングオブシューマイ” 

じゅわじゅわと溢れ出る肉汁は珠玉のエロスだ。う・美味すぎて泣けるー。

中国香醋の酢豚 イベリコ豚トントロ一枚揚げ 喜臨軒風(1名様分)@1,280

グランドメニューを見ると主菜は2~3名分が主流。

今回1人なので、サイズ調整に無理がないもので黒酢酢豚をチョイス。

一枚揚げのためラフな風体ですが、色味のアクセントにピンクペッパーを散らしています。

サーブ時にはナイフとフォークがセット。

濃厚なコクのある黒酢に負けず、肉は歯ごたえと柔らかさのバランスに富み

旨味はしっかりと深く、食傷するような重たさはなし。

付け合わせの野菜にはジャガイモも。地味ですがこれも黒酢ソースに合う。

韮黄XO醤炒麺

ブラックボードよりチョイス。スーシェフの調理により提供。具材は黄ニラと豆モヤシ。

麺は少し千切れたものも入り混じっていますが、XO醤の旨味が醤油ベースの味を強化。

調味料と油が全体にしっかり馴染み、大衆的な味の魅力をもつ心憎い炒麺でした。

もちろん完食。中国料理の伝統とアレンジを探求し、池尻大橋で店を構えた当店も

今年で5年目をむかえます。

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/11:30~14:00 18:00~22:00
定休日    日曜 

喜臨軒中華料理 / 池尻大橋駅駒場東大前駅)  

2018年7月19日

香辣里 (シャンラーリー) 三軒茶屋

Photo

湖南菜「香辣里」(シャンラーリー)

最寄駅は三軒茶屋。2018年6月3日、茶沢通りにオープンした「GEMS三軒茶屋」

7階に出店した神田「味坊」さん系列の新店で、2018年2月15日にオープンした

御徒町の「老酒舗」さんに次ぐ5店舗目。

順番で考えると「老酒舗」さんに先にお邪魔したかったのだけれど、心理的に距離の

近い当店へ予約のうえ初訪問。

 

エレベーターを降りるとそこはもう店内。

すっきりシンプルにまとめたモダンな空間は、三軒茶屋という場所柄でしょうか、

スタイリッシュな雰囲気です。

フロアスタッフさんに予約名を告げると、今回、指示を受けられたのは2名用に

レイアウトした片側ソファテーブル席でした。

テーブル・セッティング:取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー

アルコールも涼しげでお洒落感満載。お隣に座られた女子たちが選んでいたけれど

角盆にセットされたバーボン割りやハイボールなどは茶芸館で供されるような仕様で

視覚的にも女子ウケ効果は絶大。

私も興味津々でしたが、そこはのん兵衛の性、乙女心と決別し乾杯用に生ビールを注文。

またワインは神田の「味坊」同様、自分で冷蔵庫から取り出すスタイルで、

瓶に値段が書かれていないものは2,500円とのこと。

なお、料理はグランドメニューからアラカルトでチョイスしました。

炒腊肉(燻製豚三枚肉と葱の炒めもの)@1,000

自家製の腊肉をネギと唐辛子で炒めたもの。

薫香が食欲を焚き付け、旨味のある塩気が食を増進させる、ワインとの相性にも優れた1品。

品の良さにも長け、スモーキーさと噛みしめるたびに溢れでる脂の旨味に

陶酔してしまうのでありました。

(レンタロー) 腊肉は調味料使いもでけるだ。

一気食いしねえで、味のアクセント足しに少し残しておくだ。

金湯牛杂(牛ハチノスの金湯スープレモングラス風味)@1,500

牛ハチノスの金湯スープはたっぷりのエノキダケが同居。

鶏出汁をベースにかぼちゃを入れて煮込んでいるため口当たりはさらっとして

微かにほっくり。また、青唐辛子も使っていますが、かぼちゃのほんのりと

した甘みに押され気味で爽快感のある辛さは控えめです。

個人的にはもっとシャープなレモングラス風味をイメージしていましたが

香り付けの木姜子オイルでうっすら淡い仕上がりです。

香辣里臭豆腐(名物発酵豆腐)@700

自家製の発酵液に漬け込み揚げた臭豆腐は、台湾屋台で出会う破壊力のある臭気とは

趣が異なり、外側がカリッと中はしっとり絹ごしタイプの豆腐で、独特の臭みは微か。

また臭みはこの外側にとどまっているため、発酵臭のある厚揚げ焼きを食べている

ような感じで、そのままでも抵抗なく食べやすい味わいです。

好みですが、添えられた酸っぱ辛い辣醤につけると、さっぱりといただけます。

酸豆角米粉(いんげんの漬物の太ビーフン)@800

あっさり豚骨スープをベースにと紹介されていましたが、想像以上に淡泊な味わいで

トッピングされた漬け物の酸味と豚肉の旨味を味方に、

つるもち食感の純白太ビーフンをナチュラルに楽しみます。

さて、ここで残しておいた腊肉が活躍する味変場面。

ONすることで薫香をまとわせ旨みもプラス!

塩気が味にメリハリをつけ、よりリッチな味わいになりました。

(ノブロー) うんめ~♬

会計は、ボトルワイン@2,500×2を含め1人当たり5,500円(百円未満四捨五入)

神田や御徒町とはひと味違うスタイリッシュな装いで、発酵・燻製・ハーブを

テーマに織り成す湖南菜。味はもとより、お洒落でカジュアルに利用できますから

デートや女子会に良さそうであります。

香辣里 (シャンラーリー)
東京都世田谷区太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋 7F
TEL     03-6450-8791
営業時間/月~木17:00~24:00 金17:00~翌4:00
       土11:00~翌4:00 日11:00~24:00
定休日    無休    -店舗情報「食べログ」より-

香辣里中華料理 / 三軒茶屋駅西太子堂駅若林駅)  

2018年7月 2日

三茶酒家 香港バル213 (サンチャシュカホンコンバルニーイチサン)

213

三茶酒家 「香港バル213」 (サンチャシュカホンコンバルニーイチサン)再訪

さっそく、寝太郎さんを誘い週末の夜に訪問。

キャパ シティの面を考え予約をしていますが、混雑時は2時間制になるのだそう。

エコー仲見世商店街は昭和な玉手箱で、いわば、のん兵衛パラダイス。

2次会の旅へ出ることをもくろむ私達には無問題です。

リザーブされていたのはカウンター席に直列するテーブル席。

ハイチェアなので、座り降りには注意を払わなくてはならない感じです。

お通しはザーサイ。@280(外税)×2

まずはビールを頼もうとドリンクメニューを開く。

生ビールは置いていないため朝日啤酒(アサヒスーパードライ)@520(外税)×3をチョイス。

お腹を冷やすことを嫌う中国の方は一般的にぬるい常温ビールを飲まれますが、

蒸し暑さに喘ぐ私達には、これでもかっ!というほどキンキンに冷えたビールが

本当にありがたい。一気飲みでした。

次はグランドメニューから料理選びの作戦タイム。オーダーしたのは――。

自家製チャーシュー@720(外税)

のちにレシートを確認すると脆皮燒肉とのこと。

ですが、カリカリっとした食感を表す“脆”の字が入ること自体疑問。

クリスピーポークではありませんし、チャーシューというより煮豚なのでは?

チャーシューへの架け橋はサイドに置かれた叉燒醤的食味のタレ。

煮豚に自制叉燒醤を添えて、という印象です。

(寝太郎) 玫瑰露酒の香りを感じたよ。

咖哩墨魚丸(イカ団子とウズラのカレーソース)@620(外税)

蒸籠でのサーブ。香菜をトッピングに

ひと口サイズのキュートないか団子はすり身に細かくカットした身も入り、

ボール状のさつま揚げのよう。

カレーソースはひと晩寝かせた日本の家庭のカレー風で、本場のものとは

違うのではないか?と思いつつオモチャっぽさも憎み切れない気安い味わいです。

廣東燒賣(広東風シュウマイ)4個@560(外税)

デフォルトは3個で@420(外税)

今回、1人2個食べれるよう店員さんが個数調整の提案をしてくれました。

味はついているためそのままで――。

サジェスチョンどおりにいただくと、

黄色いシューマイ皮で包まれてはいますが、頂には魚卵ではなく当店のXO醤的な

ポジショニングを果たすのか、干し貝柱をほぐし調味したもののよう。

少し合成的な甘さを感じ、また、歯触りがしっかりした肉餡は、

不自然な水っぽさがあるのに、そのものの味が濃い。

調味のバランスが狂ったのか、これは化調を使いすぎのように思います。

牛腩撈麵(牛バラまぜ麺)@980(外税)

麺は、幼麺(極細)・粗麺(平打)・河粉(米粉)・蝦子麺(海老/100円)の

4種類から選べるシステム。

グランドメニューを見ると、価格の前にオススメの麺のタイプが記されています。

柔らかく煮込まれた牛バラ肉に茹で野菜とオイスターソースが相乗りし、

ここでも“ほぐし”のスープがセット。

牛バラまぜ麺には平打タイプがおすすめ。

茹でた乾麺を牛バラ肉に混ぜ合わせるようにいただくとジャンクなオモチャ感が炸裂!

主観ですが、肉を乗せる際にタレも入っているので、ここにスープをかけると

味が薄まってしまうみたい。

甕紹興酒5年(デキャンタ大)@1,580(外税)を飲み終えたあとは、

2次会へと旅立ちのとき。

その前にと、鮮檸檬沙瓦(香港式生レモンサワー)@520(外税)を追加注文。

スライスした檸檬が数枚入り、これが香港を表しているのかもしれませんが

味はドライなレモンチューハイ。

これじゃあ、のん兵衛は酔わないわ。――ということで、

会計は1人当たり4,000円(千円未満四捨五入)

店は大盛況。予約がなく、またタイミングが合わず満席で入店を諦める

お客様もちらほらいて、香港をテーマにバル展開する経営のうまさを体感しましたが、

昼・夜利用した自分としては、夜に登場する冷盤・熱盤及びチョイスした點心に

イメージとのズレを感じ、結果、割高にも思え、

軽食を食べる目的で訪れた昼のほうが魅力的に思えました。

三茶酒家 香港バル213
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-17
TEL     050-5594-9821
営業時間/月・水・木・金・土・日 15:00~25:00(L.O 24:00)
          土・日(ホリデーランチ)11:30~14:30(L.O 14:00)
定休日    火曜日(祝日の場合は営業)    -店舗情報「食べログ」より-

三茶酒家 香港バル213中華料理 / 三軒茶屋駅西太子堂駅若林駅)  

2018年6月29日

包包(パオパオ) 三軒茶屋

Photo

「香港バル213」でランチを終えた後、エコー仲見世商店街をぶらりと散策。

数あるお店の中で関心を引き足を止めさせたのはテイクアウト中心の点心専門店

包包」(パオパオ)。“飲茶職人”という文字が気になるわー。

覗き込むと店内ではその“飲茶職人”と思しきご主人が生地をカットしている真っ最中。

「私、ここで何か買っていく!」

点心作りのリアルな現場に購入意欲が高まったのであります。

店頭の冷蔵ショーケースには様々な中華まんが並び、そのほか、ちまきや惣菜も

販売しているので、世田谷特派員を巻き込み2人でワクワクお買い物タイム。

昼を食べたばかりなのに、食欲は止まることを知らないのであります。

肉包(小)@90×2

とは言っても初めてのお店なので、味が好みにあうかお試しに小サイズを。

ラップに包まれた小ぶりな肉まんですが、90円というお値段はとても優秀!

蒸し時間などを記した案内はないため、ラップを外し、蒸し器で10分ほどを

目安に蒸すとふっくらとして見た目も艶やかなべっぴんさんに。

(タクロー) 1個は寝太郎に食べさせてやるだよ。

仄かな甘みのある皮に餡は下味控え目のナチュラルタイプ。

何もつけずとも素材の旨みが味わえ、軽やかだから、小腹満たしやおめざにも丁度良し。

「――え?」

首を傾げる寝太郎さんの肉まんを見るとこちらはお醤油で調味されているよう。

つまり、味付けのタイプが2つあるみたいね。

ちまき@580

厚みがあるため「菜香新館」さんの鹹蛋五目粽を参考に30分ほど蒸してみました。

もっちり感は一目瞭然。

少し黄色みがかっていますが、なかなか自然体な色味で

具材は、干しシイタケ、豚バラ肉、鶏肉、うずらの玉子。

調味した鶏肉がパワフルで具の存在感たるや圧巻のボリューム。

食べやすい食味でおかずっ食いには嬉しい粽です。

(なお、肉が塊で入っているため、冷凍した場合はさらに蒸し時間を長くとった方が

良いかと思います)。

近く、長いお休みになるようだけれど三軒茶屋に来たら「香港バル213」さんと

合わせて利用したいお店です。

包包
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-10
TEL     03-3410-8806
営業時間/11:00~20:00
定休日    水曜日    -店舗情報「食べログ」より-

包包肉まん・中華まん / 三軒茶屋駅西太子堂駅若林駅)  

2018年6月26日

三茶酒家 香港バル213 (サンチャシュカホンコンバルニーイチサン)

213

三茶酒家 「香港バル213」 (サンチャシュカホンコンバルニーイチサン)

最寄駅は三軒茶屋。

昭和な雰囲気の漂うエコー仲見世商店街に軒を連ねています。

土日はホリデーランチをやっているので世田谷特派員との女子ランチに提案し初訪問。

食べログ情報では席数20席ということですし、香港迷さんの注目を集める当店は、

開店と同時に満席になってしまうのではと今回ランチダッシュを遂行。

これが功を奏したのか、入り口近くの3名掛けのテーブル席に着座でき、

ほっと安堵したところで見回すとカウンター席とテーブル席でレイアウトされた

店内は想像していたよりも、もっと小ぢんまりと感じられました。

ともあれスムーズに入店が叶い、第一関門を突破したことは感無量の喜びです。

卓上にはランチメニューが置かれ、狭い空間を上手く使い調味料や箸、

傍らには取り皿、取り碗などをセット。利用者が必要に応じ使える仕様です。

シェアすることを念頭に料理を違えて注文。

また、土日は好きな麺・粥・飯にセットできる休日午餐套餐(Holiday Lunch set)が

あり、その内容は以下のとおり。

・小籠包+デザート+茹で野菜@500
・ミニ牛バラ煮込み飯@280
・春巻き(2本)@280

割増料金により、どれをプラスするかは自由ですが、私達はセットも違え、

ちょこちょこ楽しむ算段。その前に休日の昼酒をと、ランチビール@460×2で乾杯です。

友人の選んだセットは、小籠包+デザート+茹で野菜。

歯触りを残す茹で野菜にはオイスターソースを添えて提供。

小籠包は針生姜を浮かべたタレをセット。

私も1個いただきましたが、肉汁を含んだスープがじゅわっとあふれ肉餡はふんわり。

これが500円のセットに組まれていることを考えると、お得感ありです。

鮮蝦雲吞麵(特製海老ワンタン麺)@850(税込@910)

天地返しを必要とする王道派のビジュアル。これだけで胸が高鳴ってしまうー。

醤油味をベースにスープには大地魚粉を使っているのかしら。

微かにですが風味が感じられ、麵は中心に強い芯がある、とまではいきませんが、

緩やかにゴムっとした歯触りで、かなり本場に寄せ、作ってくれていることに大興奮!

ここで欲を言えばなのですが、雲吞にエビをまるまる使ってくれているのは

嬉しいのですが、厚みがありメタボな皮が主役の座を脅かし、大切な第一印象を

もっていってしまい気味で勿体無く思います。

エビにはもっとグラマラスに主役へと躍り出て欲しいなあ。

とは言っても、たまたまだったのかもしれませんし、何度か利用し食べてみないと

正確なところはわかりませんよね。

主観による細かなことですし、私としては香港を意識したメニューが揃っていること、

それだけでウキウキした気分になれるのですから。

蝦雲吞蝦子麵(海老ワンタン蝦子まぜ麺)@1,080(税込\1,160)

汁なしまぜ麺には上湯つき。

茹で野菜と海老ワンタンが相乗りする小贅沢なスタイルで供され“ほぐし”のスープは

先ほどの海老ワンタン麺のスープよりやや醤油が勝った感じ。

こちらには、もちろん卓上のチリソースを使って。

酸味のある辛さが味を引き締め美味しさも一段とアップするのであります。

私の選んだセットは、ミニ牛バラ煮込み飯。

八角などクセの強い香辛料は控えめですが、牛バラ肉はとろんとろんに煮込まれ、

長粒米を使い炊飯したライスと好相性。

タレのしみた飯がまた美味く、ここでも途中からチリソースを活用。

がっちり麺も食べているのに、ぺろりと平らげてしまいました。

デザートはピーカンナッツの飴炊きをトッピングした杏仁風味のアイス。

ひと口食べましたが、丁寧に作ったことが伝わる味でなかなか美味い。

会計は1人当たり2,000円(千円未満四捨五入)

退店時にはポイントカードと飴ももらえました。

私にはちょっと気になるお店。今度は寝太郎さんを誘って来てみようっと。

三茶酒家 香港バル213
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-17
TEL     050-5594-9821
営業時間/月・水・木・金・土・日 15:00~25:00(L.O 24:00)
          土・日(ホリデーランチ)11:30~14:30(L.O 14:00)
定休日    火曜日(祝日の場合は営業)    -店舗情報「食べログ」より-

三茶酒家 香港バル213中華料理 / 三軒茶屋駅西太子堂駅若林駅)  

2018年1月17日

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

Photo

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)久々の訪問

店は現在、シェフとスーシェフの2人体制。

ランチ営業を止め、夜はオペレーションの面からやむなく一定数で入店をお断りして

いるという話を聞きました。

最後にランチ訪問したとき、価格が改訂されシステムが変わったということは、

薄々感じていましたが、もうおいそれとお邪魔できない店になってしまったのかしら(涙)。

例年、誕生日ディナーをお願いするのですが、お正月のタイミングだし、

今年は営業するのか不安だったので、確認のため尋ねるとコース料理で

検討しているとのこと。この時期、店はまだお休みだったり、仮に営業していても

正月の特別メニューや限定メニューが多く、そうしたことを回避したいがために

当店を選んだことが事の始まりですが、リクエストにも応じ、その予算も例年と

あまり変わらなかったため、私達の好みを知るシェフに全面的にお任せすることにしました。

カウンター中央のシェフズテーブルの利用。

テーブル・セッティングなどは、変わりがないため省略します。

新年限定メニューは@5,860(点心・小菜より3品、主菜2品)、

@4,860(点心・小菜より2品、主菜より1品)の2種類。

双方の違いは、別ページの点心・小菜(11種類)から選べる品数と、

@4,860にあっては主菜(2種)もチョイスするシステムのよう。

(別途消費税、テーブルチャージ500)

スタート時にはシェフから説明を受けましたが、

私達はこの5,860円の限定メニューをベースに、野菜、海鮮、肉料理を

組んでくれているらしい。

ひとくち冷菜3種盛り合わせ

①白レバーと豚タンの香り煮

②ピータン豆腐

③蒸し鶏、香菜とナッツのソース&粒マスタードソース

変わらぬスターティングラインナップ。

味は悪くないのですが、正直なところ高揚感は得られず。贅沢を言ってすみません。

点心チョイス1 鴨肉と松の実・里芋の春巻き

クミンの香るスパイスをサイドに

きつね色に揚がった春巻きは通常時より小さめ。

皮を噛むとパリパリと心地よい音をさせ、餡がお目見えします。

鴨肉は食べやすいようにカットし甘めの味付けで、マッシュ状につぶした里芋と

混じり合うことで美味しさが開花するのです。

点心チョイス2 香港風京芋のコロッケ“発財豊市”

「髪菜蠔豉」は「發財好市」と同じ発音であることからとても縁起が良く、

香港のお正月には欠かせない料理。商売繁盛、金運アップを願ってチョイスしました。

京芋コロッケは衣さっくさくで中身はしっかり味付けをした髪菜とカット状の

干し牡蠣で旨み十分。イメージ的に炸芋角に近いものがありました。

さて、シェフにお任せした料理のために点心チョイスはこれぐらいで。

腐乳の煮込み

野菜は、腐乳煮込みで提供。

説明では、春のハマグリのしじみバージョンとのこと。

娃娃菜(ワワ菜)、チシャトウ、A菜、フクロダケ、インゲン、レンコンなども

たっぷりで、しじみのエキスに干しエビや干し貝柱の旨味も加わり、

春がシチューぽかったのに対し、腐乳使いは軽やか。

さらりとして、ぐいぐい飲めるナチュラル系の旨さです。

蒸魚

魚は蒸魚鼓油。フエフキダイの切り身を使用し、自家製干し肉と半年ものの鹹檸檬も活用。

身はふっくらとして淡泊ですが、ハタとは異なるさわさわっ食感。

火入れは良好、しかし若干味を重ねすぎた感があり、後半しょっぱさが前面に

でてきたのは勿体ない。シェフの気合が入りすぎてしまったのでしょう。

脆皮炸鶉

ウズラのパリパリ揚げ。野菜のピクルスを添え、好みで使える香辛料3種がセット。

締まった肉の味の濃さに旨味を感じるものの、少し待ちくたびれた感があり、

申し訳ありませんが、以前いただいた脆皮炸鶉のほうが好感触でした。

烏骨鶏の中華蒸しスープ

烏骨鶏の深いコクに豊富な具材。食べさせる力を有したリッチで滋味深いスープです。

喜臨軒風“油飯(台湾おこわ)”

具材は、干し肉、腸詰、干しエビ、干しシイタケ、ピーナッツなど。

しっかり濃い味ですが、くどさのない素朴な味わいに好感度も高く、懐に取り込む旨さ

好みの味だから、胃袋も正直。あっと言う間に完食となりました。

お店は2017年12月30日から2018年1月2日までがお休みだったという話。

市場が休みの中、当方の好みを念頭に置き、シェフが心を込めてくれた料理に

個人的な感想を述べるのは憚られますが、かつてのスケール感は希薄になり、

少し縮こまってしまったみたい。

ファンとして、とても残念ですが、当店は長く応援していた大事な1軒、

変わらず今後の展開を楽しみにしたいと思います。ありがとうございました。

会計は、生ビール×3、紹興酒(デキャンタ)@2,800×2を含め、

1人当たり11,000円ほど(千円未満四捨五入)でありました。

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/火~土 11:30~14:30 14:00(L.O)※予約コースのみランチ営業を再開
     月~土   17:30~23:15 22:30(L.O)
定休日    日曜      -店舗情報「食べログ」より-

http://kirinken.com/

喜臨軒中華料理 / 池尻大橋駅駒場東大前駅)  

より以前の記事一覧