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05.東京23区(渋谷)

2017年2月17日

虞妃 (Yui Fei) 代々木上原

Photo

虞妃」 (Yui Fei) 再訪

ディナータイムの訪問を予定。

以前、ランチに利用したときから、ずっと夜にと願いつつ、機会を逸していた自分。

その間に当店は「ミシュランガイド東京 2017」で ビブグルマンを獲得しています。

平日ランチメニューしかいただいていないけれど、香辛料使いが鮮烈で感じ入りましたから

受賞には納得。早くお邪魔したいなあ。

HPによると、コース料理は、6,000円、10,000円と紹介されていましたが、当方の懐事情で

5,000円という予算を告げてのおまかせコース予約。

なお、入店後グランドメニューを見ると、月替わりのおすすめコース(計7品)が

税込7,000円(2名様より)で紹介されていました。

今回、柔軟に対応してくれたシェフに感謝です。

さて、リザーブされていたのは、ライブ感の伝わる広いオープンキッチンのカウンター席。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、取り皿、コースター
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
着座後:タオルおしぼり

各人への菜譜の用意はなく、具体的なコース内容がわからないおまかせミステリーな組み立て。

シェフより苦手食材等の確認を受けたのちにスタートです。

なお、料理は一部を除き、すべて各自分での提供で、取り分けは銘々の作業。

サーブ時にフロアスタッフさんから口頭説明を受ける形で進められます。

以前の昼は、シェフとフロアサービスの男性の2人体制でしたが、この日フロアを担当するのは

女性が2名。細やかな目配りを心掛け、客卓へのサービスを忘れません。

ドリンクは生ビール@700×3からはじめ、次はボトル紹興酒の中から最もリーズナブルな

紅楼夢@3,000をチョイス。飲み方は常温で。

話梅がついてきましたが、個人的にこの独特な甘みが苦手なため使用は避けました。

前菜盛合せ

味の方向性を違えた前菜たちは食感を大切に提供。

①皮蛋の生姜ソースがけ・・・白身はふるふるのゼリーのような食感で黄身はねっとり。
 白髪ネギをトッピングしています。

②花咲クラゲの甘酢漬け・・・大ぶりカットのクラゲは力強いコリコリ食感。
 甘酢の加減も絶妙で飲ませる美味さです。

③ツブ貝の老酒漬け・・・香りのよい老酒漬けは味もしっかり。
 ツブ貝のシコシコとした歯触りに肝がコクが深め、申し分のない味わい。

④大山地鶏の虞妃特製よだれ鶏

生姜ソースはきりっとしてさっぱり。皮蛋とは抜群の相性で味に品の良さを感じます。

カシューナッツ、松の実、などが浮かぶソースは、味の重ね着が巧みで、黒酢に豆鼓、

花椒も効いて、ほんのり甘酸っぱくフルーティー。

また、スライスした鶏肉は“低温調理”をイメージさせるようにしっとりと柔らか。

まるで、ジューシーなハムのよう。

(※記録をつけるにあたり、HPを見て知ったのですが、

やはり鶏肉は『65~70度の低温でスチームしてしっとりと仕上げた』ものだそう)。

シェフのセンスの良さが光るよだれ鶏にメロメロ。心射抜かれました。

蟹卵入りフカヒレスープ

フカヒレよりも蟹卵が主役のスープ。

ですが、ベースとなるスープが真面目でよくダシが出ているし、香り豊かに味は濃厚。

例えは難しいのですが、ビスクっぽいものを思い描いてもらえると近いかなあ。

また、舌触りに野菜の裏ごし的なものを感じましたよ。

これ、凡庸な顔をしていながらめっちゃ美味い!

とろっとしたコクと、味にはたとえようのない深みがあり、生姜も効いているので身体が

ほかほか温まり、胃袋に染み入るようなしっくりとした旨さなのです。

(レンタロー) 1度飲み始めたら、手が休まらねえ。

シェフのおもてなしの心を感じるあったかスープは味の魔力が凄えんだ。

次の料理(点心)に先んじて調味料が卓にセット(黒酢、酢、醤油、辣油)。

個人的な要望ですが、赤酢があるといいのになあ。

点心

ランチでも実食済みの点心たち。お久しぶりです!

小籠包 ②海老焼売 ③蟹肉焼売

針生姜は別小皿でサーブ。残念、皮が破れて美味しいスープが放出(涙)。

焼売は蟹肉焼売のほうが肉を細かく挽いてある様子。

あちこち食べ歩き、私はお肉感たっぷりのパワフルなものに惹かれるため、

勝手ながら当方では焼売基準が確立。

その結果、美味さに手応えは感じるものの、やはり大人しくまとまった点心という印象。

もっとやんちゃな焼売が好きだ。(主観です)。

イトヨリダイの発酵トウガラシ高菜ソースがけ

「トウガラシは辛いので、避けてお召し上がりください」とのサジェスチョン。

女子受けも期待できる見目良いビジュアル。

さっと揚げたイトヨリダイにシメジ、そして、フレッシュ感がありミニトマトのような風貌の

赤い野菜を齧ったら……激烈に辛っ! やられたー。

キュートななりして、こいつ油断のならぬトウガラシです(汗)。

発酵系のコクと辛味のバランスが絶妙な高菜ソースは、なみなみとかけられ、淡泊な味わいの

ふっくらイトヨリダイに超絶にマッチ。このソースがさらっとしているので、スープ感覚でいただけ、

最後までとことん楽しめる美味しい一皿として仕上がっています。

(寝太郎) うんまい!しっかり辛いんだけど、軽やかな口当たり。

味にたおやかさを感じるよ。シェフのお魚使い、見事だね。もっと追求してみたくなるよ。

大山地鶏から揚げ びっくり唐辛子炒め(2名分)

むせるような辛い空気とともに卓にサーブされたのは、唐辛子に覆われた唐揚げの炒め物。

どっさりの唐辛子の中からお宝探しのように小さなカリカリ唐揚げを掬い上げる食べる

辣子鶏とは異なり、大山地鶏の旨みを生かした大ぶりカット。これが当店スタイルなのだ。

衣は心地よいほどにカリッさくで、肉はぷりっとしてしっとり。噛むほどにジューシーで

麻辣の風味にクミンが活躍し、エスニックな顔もあわせもつ、欲張りなご馳走から揚げであります。

(ノブロー) 辣子鶏、うんと美味しくしちゃいました!みたいな豊かな味わいだよ。

美味しい料理に酒も進み、2006年塔牌(福)フータオ壺入り@2,300を追加注文。

〆の麺飯は、担担麺or麻婆豆腐からの選択できるとのこと。

麻婆豆腐は未食だけれど、当店の担担麺が忘れられない。私好みの味わいだったもの。

ということで、寝太郎さんにもぜひにと薦めてしまいました。(違えることも可能)。

コース料理の〆なので量は控えめです。

(ノブロー) おー!ナイスルッキング!こいが管理人が噂していた担担麺だべかっ。

担担麺

私の記憶ではもっと赤の強いオレンジ色だったんだけれど、少し対面時の様相が違う。

手切りのゴロゴロ感が伝わる肉は牛挽き肉もしくは牛豚合挽き肉かな。

肉に焦げ目がつくまで香ばしく炒め、しっかり火を通しているから、香り、食感、コクが豊かで

味に力強さがあります。

中細ストレート麺はやわらか。

スープはさらっとして重たさがなく、すっきりと酸味が効いて、私好みなのですが、

やはり前回と違う気がする。

炸醤肉のワイルドさが際立ち、スープとのバランスにずれが生じたのかしら?

またこの日は塩がきつかったのも印象を変えた要因ですが、個性を放つ担担麺です。

(寝太郎) 僕ははじめて食べたけれど、美味いよ!

肉をしっかり焼きつけているから脂の旨さが入って、味に厚みがあり、ふりきった感があるね。

シェフの熱気が伝わる味だ。すっげーワイルドだ。

デザート

杏仁豆腐。香り良く滑らかな舌触りでコクも十分。ブレない美味さで安心のクオリティです。

低予算でコースを組んでもらったのに、デザートまでいただけて嬉しい。ありがとうございます。

お会計は、テーブルチェックでお願いし、1人当たり9,000円(千円未満四捨五入)。大満足。

シェフの独創的センスにより昇華するお料理を目当てに、また夜にお邪魔しようと思います。

当店も私が代々木上原でお勧めしたい一軒であります。

虞妃 (Yui Fei)
東京都渋谷区上原1-17-14 1F
TEL     03-6407-0217
営業時間/月・火・木~日 17:00~23:00(L.O.22:00)
            土・日 12:00~14:30(L.O.14:00)17:00~23:00 (L.O.22:00)
定休日    水曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年2月 3日

美食天堂 金威(カムイ) 下北沢

Photo

美食天堂 「金威」(カムイ)再訪→(前回:2016/10/29ブロマガ

某日は連れ(寝太郎さん)と2人飯。

ディナータイムの訪問なので、アラカルトにするか、予算を告げコース料理を組んでもらうか、

予約の段階でディスカッション。

というのも、当店のHPを見るとコース料理は30種の中から8品選べるファミリーセレクトコース

1名様4,500円(税・サ込)(2名様より可)しか紹介されていないのです。

私もランチコースしか試していないから、すべての料理を把握してはいないし、

また各1品のボリュームはどんな具合なのだろう?

いろいろ勝手が分からないこともありますが、税・サービス料込のプリフィックススタイルで

計8品はお値打ち!という結論に至り、ファミリーセレクトコースで申し込みました。

予約名を告げ案内を受けられたのは、前回同様、窓際2卓のうちの1卓。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(ロゴ袋入り、横置き)
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:爪楊枝、メニュー
着座後:タオルおしぼり(直置き)

各人への菜譜の用意はなく、グランドメニューとともに置かれていたファミリーセレクトコース

メニューから8品チョイス。昼の時間帯同様、店は3人体制で、オーダーをとる女性の話では、

1度に選んで欲しいということなので、お店の味の核心にふれそうなものを、と急ぎ作戦会議です。

なお、料理は一部を除き、すべて2名分での提供で、取り分けは各自の作業。

また、サーブ時に口頭説明を受ける形で進められます。

ドリンクは紹興酒(デキャンタ)をメインに。チェイサーもつけてもらいました。

鮮酔蝦(香港名物!酔っ払い海老)

サーブ時にはおしぼりの差し替えあり。

手掴みで頭と殻を外し、かぶりつく。

素材の持ち味を生かした程よい漬かり加減で、仄かに紹興酒が香り、身はとろけるように

甘くねっとりと濃厚。大ぶりな生エビならではの醍醐味を味わえます。ご機嫌な美味さだ。

金威特拼盆(季節の前菜盛合せ)各自分

①豆アジの香港スパイシー揚げ・・・塩とニンニクががっちり効いた金沙は油っこさが微塵もなく
 カラっとしてぱらり。ほんのりカレースパイスが香り、頭からバリバリ食べれるおつまみに嬉しい1品。

②クルミの飴炊き・・・軽い口当たりの飴炊きです。

③もち豚叉焼・・・焼き立てでないのは残念ですが、噛みしめると口に広がるもち豚の
 きめ細かい旨みは好印象。

④皮蛋豆腐・・・皮蛋は黄身をソースに使い、白身は刻み、滑らかな豆腐にトッピング。
 緻密
な仕事が美味しさの土台となり、日本人シェフがもつ繊細さが表れています。

⑤小茄子のユーリンソースがけレモングラス風味・・・軽やかな甘さのソースにレモングラスが
 風味をつけ、口当たりが優しい。飲み干したくなる自然体な美味さです。

⑥アワビの冷菜

どれも納得のいく前菜ですが、対面時ではアワビの冷菜に胸キュン。

「神田雲林」さんで研鑽を積んだシェフですから、同店の前菜のレギュラーメンバー、

肝ソースを使った柔らかいアワビの味に間違いなし!

参列に「ああ、これだよね!」と思わず頬が緩みましたよ。円やかなコクがあって美味いんだ。

焼売(自家製海老焼売)

お待ちかね!ランチ訪問で、ブログマスコットもガチ惚れをした絶品焼売の登場。

下味がついてるから、このままで食べれます。

(レンタロー) オラ、“グレートオブシューマイ” と命名しただ。

こいつはめっちゃ暴れん坊な焼売なんだで 

というのも、お肉感たっぷりな自家製焼売は手切り肉。

その手切り肉の上に海老をまるまる握るように乗せた圧巻のビジュアルに私は度肝を

抜かれたのですが、今回よく見ると脂身も手切され、ごろごろと入っているではありませんか

グレート!食感豊かにパワフルでジューシーなシューマイは、さらに世界を広げ暴れた感ひしひし。

これはもう焼売界の暴れん坊将軍ですわ!

(寝太郎) う・うめー!手切り感が半端ないね。脂の旨みもまんまぶちこんできて、

こりゃあ、ワイルドだ。瞬殺で心を奪われたよ。なんて悪い焼売なんだheart

山城口水鶏(四川名物!よだれ鶏)

むっちり食感のよだれ鶏は、下にキュウリとナスを敷き、頂に香菜を据えた

ボリューム感のあるフォルムで提供。

クラッシュナッツの浮かぶ麻辣タレには花椒も効き、辛さしっかりで優等生的な美味しさが光ります。

金衣焗炒蝦球(大海老と旬野菜の金の衣仕立て)

咸蛋の黄身を使ったソース(咸蛋黄)に絡められているのは、大海老(大虾球)に

旬野菜は、カボチャ、インゲン、エリンギなど。

ソースを逃すべからず!ぷりぷりっとした海老の食感に、咸蛋の深みのあるコクが

軽やかに調和して旨みたっぷり。

むちゃくちゃ品が良いけれど、物足りなさがなく、一皿に幸福感を覚えます。

(寝太郎) やばっ!後を引く美味さだ。

アヒルの塩漬け卵がいい仕事してるし、この料理は紹興酒に合うよ。

黒醋古老肉(黒酢の酢豚 サンザシと黒酢のソース)

小悪魔的な艶めきに心ときめくワクワクタイム。

衣をつけカリッと揚げたホエー豚の四方に、芽キャベツ、カブを配し、白髪ネギがトップを飾る

見目良い盛り付け。サンザシと黒酢のソースに絡めて口に運ぶと、ソースに和ごころ

さえ感じる口当たりの良い黒酢酢豚です。

(レンタロー) 肉は食べやすくカットしてから揚げてあるんだよ。

鳳城炒飯(活アサリと韮のリゾット炒飯)

アサリの出汁を吸い込んだ旨みの層の深いリゾット炒飯は、韮の風味が味のアクセント。

食べ進めるごとに美味しさが開花する底力のある味わいです。

唶唶麻婆焼豆腐(四川激辛麻婆焼豆腐)

サーブ前には、紙エプロンの提供あり。

前回同様、麻婆焼豆腐は苦味と辛味が共存し、ビリリと痺れるコクのある大人味。

日本人シェフの作る繊細な味の豊かさとバランス感があり、安心のクオリティです。

会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入) 今回のコース料理は費用対効果抜群!

30種の料理はグランドメニューに存在しているものがほとんどのように思えましたが

コース料理ならではのものもある様子?まだまだ美食は潜んでいそうです。

また、HPによると、飲み放題お一人様2,000円(5,000円~※)も紹介されていますから、

詳しくはお店にお尋ねくださいね。

美食天堂 金威
東京都世田谷区北沢2-14-3 喜多ビル 2F
TEL     03-6450-8876
営業時間/11:30~23:00(22:00LO)
定休日    火曜日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年1月26日

KITCHEN TACHIKICHI 青山店

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KITCHEN TACHIKICHI 青山店

某日は、餃子好きの方々の貸切宴会に飛び入り参加。

最寄駅は表参道。ちょっとお洒落な路地裏の店といった構えです。

地階の店に入ると、そこは大きなカウンター席とテーブル席でレイアウトされた

スタイリッシュ空間。自分は場違いな感じですわ(汗)。

餃子とワインを楽しめる店として各メディアにも紹介される当店。この日もドリンクはワインが中心。

さて、卓上には宴会仕様で所狭しと料理が並び、火鍋がスタンバイ。

一切の料理説明はなかったけれど、塩昆布を乗せたキャベツ。

仕切り皿にはピーナッツ、干しエビ、チーズ、キムチなどのトッピング具材と思しきものも。

そしてこのツナディップのようなものは??フライドポテトにつけて食べるのかしら?

首をひねって考え込み、フロアを行き来するスタッフのイケメン外国人に尋ねると、

これは餃子の餡なのだそう。

つまり、仕切り皿の具材は餃子のトッピングで用意されていたのです。

ちょっとそんな気配はしたけれどね。あー、すっきりした~!

心優しいスタッフさんが餃子包み器を持ってきてくれましたよ。

でもこれを使うとかえって包みづらいわ(汗)。

自分で手包み餃子火鍋の開演!通常は赤・白・金から2種選べるようですが、

この宴で準備されていたのは、赤と白、2種のスープです。カセットコンロ始動!

赤は山椒、白は豆乳と生姜が味の要のようです。

揚餃子

カリッと揚がった餃子には甘めのピリ辛ソースがかけられています。

焼餃子

水餃子

こちらは黒酢をベースにしたタレで提供。

同席の紳士が餃子撮影に協力してくれました。ありがとうございます。

ダイナマイトボディの餃子の連打。しかも、餃子の基本の餡はみな同じため、正直なところ、

最後は少し持て余した感がありましたが、そこは餃子好きによる餃子好きのための醍醐味。

ワインを片手に思いっきり食べて、飲んで、大人ならではの愉しみを味わえたように思います。

KITCHEN TACHIKICHI 青山店
東京都渋谷区神宮前5-50-1 サンケイビル B1F
TEL  03-5778-4623
営業時間/11:30~15:00(L.O.)17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日    日曜日(3連休の際は最終月曜日)     -店舗情報「食べログ」より-

※ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。

2017年1月23日

四川料理 笹華 (シセンリョウリ ササハナ) 笹塚

Sasahana

中国四川料理「笹華」(Sasa hana)

最寄駅は笹塚。2016年9月6日にオープンした甲州街道沿いの路面店です。

友人がこの近くに住んでいるので、私も内装工事をしていたときからチェックしており、

その友人曰く、現在ランチタイムは地元の方やサラリーマンで賑わいを見せているとの情報。

席の予約をいれ、私はディナーにお邪魔しました。

まだ新しく綺麗な店内は、照明も明るく、すっきりとした造りで、カウンター席とテーブル席でレイアウト。

食べログによると席数は39席とのこと。

予約名を告げ、案内を受けられたのは、店内奥の片側ソファテーブル席です。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:取り皿、紙ナプキン、爪楊枝
着座後:タオルおしぼり(直置き)、箸(横置き)、メニュー

フロアを切り盛りするのは中国の方ですが、日本に来て長いため、日本語も流暢で、

また親しみやすい笑顔で話しかけてくれるから距離感が縮まった感じ。

私の中でですが、閉店を惜しむ声の多かった「高格」のリンさんを思い出しちゃったな(涙)。

一騎当千!初訪問だけど、心強い味方を得られたとばかりに、料理選びはアドバイスを

参考にさせてもらいました。

香菜沙拉(香菜サラダ)@820

【おすすめ1】

カットしたトマトを頂にたっぷりの香菜と瑞々しいキュウリが小山を成すビジュアル。

秘伝の特性ドレッシングがかかっていますが、添えられたレモンを絞ると味のバランスがさらに上昇。

あっさりいただけ箸休めにもなる美味しい一皿です。

水煮牛肉(牛肉と野菜の四川煮込み)@1,380

【おすすめ2】

朱赤のスープに沈む野菜は、豆モヤシ、白菜、セロリ。

四川の香りに秀で、強烈な辛さを伴う水煮とは別路線で、下ごしらえをした牛肉は

ふっくら柔らかく、うま味のあるスープと馴染んでいてソフトな口当たり。

お店には地元ファミリー客も来店されるので、食べやすさを念頭に置いているのでしょう。

また油が多いという印象はなく、残ったスープもご飯にかけれるんじゃあないか、

と思うほどライトな旨み系です。

香辣千锅鶏(炎の鶏肉鍋)@1,280

【おすすめ3】

千鍋は辛い汁気なし火鍋と定義していたのだけれど、当店のものは少し汁気があるとのこと。

(ノブロー) ほおほお。厨房で調理した千鍋は、固形燃料を使い温かさをキープだな。

四川独自のむせるようなスパイスの香りや鮮烈な辛さ、痺れは控えめで、水煮と同様、

唐辛子、花椒が効き、旨辛さに重点をおいた千鍋で、シコッとした歯触りの鶏肉を主役に

タマネギ、セロリ、干しシイタケ、タケノコ、などと具だくさん。

丁寧に作ったことがわかる味ですが、本場味を愛するマニアな方々には少し物足りないかな。

私自身も汁気がない、からっとした仕上がりの千鍋をハフハフ言いながらつつき、

鼻に抜けるような爽快な辛さに酔いしれ酒を飲みたいのですが、当店を利用する

誰しもが、そこを望むとは限りません。

多くのお客様の支持を受け、来店してもらってこそ店が成り立つのであります。

本場風を取り込みながら、日本人の舌にも馴染むようにと考えているんじゃあないかしら。

酒のつまみだけでなく、ご飯のおかずにもなる懐の深い味わいであります。

茄子の絶品ピリ辛山椒揚げ@950

【おすすめ4】

おつまみの定番!

胡椒、塩、山椒、唐辛子で味付けされたピリッと辛い炸茄子は、酒飲みの私達にとって値千金。

お酒は生ビール@480×2からスタートして、青島@500、

紹興酒10年(三国演義)@2,500×2へとぐいぐい進みます。

(ノブロー) 炸茄子は、嫌な油っこさもねえし、ボリュームたっぷりだで。

大エビのスパイシー炒め@1,380

【おすすめ5】

キャベツ、ニンジン、水菜のサラダを中央に大エビが円陣を組んだ華やかな盛り付け。

たっぷりの生野菜にはゴマドレッシングもかかっていて、四川風エビフライに出会った

ようなインパクトです。

エビは胡椒、塩、山椒、唐辛子で調味されているので、炸茄子とかぶった感が

ありましたが、ぷりっとしたエビの身質を噛み切る喜びは大きいのです。

(ノブロー) 野菜サラダとスパイシーエビでボリューム大!これもおかず力あるな。

皮蛋豆腐@420

おすすめしてもらった料理は、ほかにも麻婆豆腐があったのですが、そろそろお腹も一杯に。

最後は残った酒のお供に皮蛋豆腐を四川風でとリクエスト。

一皿のポーションを少なくイメージしての選択でしたが、これが意外にも量があり、

ニンニクが効いていて、タレは辛さの中に甘みもしっかり。さすがに満腹です。

170114001.jpg

厨房で腕をふるうシェフは、直球勝負の四川で攻める「望蜀瀘」さんの紹介で来てもらったよう。

当店は場所柄、ファミリー層も多いため本場を加味して日本人向けにアレンジしたものを

味の基本形としている感じですが、もちろん、本格的な四川を好まれる方はリクエストも可能。

地元の方を中心に徐々に再訪してくれるお客様も増えてきたという話を聞きましたが

まだまだ常連さん募集中です♪

四川料理 笹華 (シセンリョウリ ササハナ)
東京都渋谷区笹塚2-22-5 セイワパラシオン 1F
TEL     03-6300-5665
営業時間/11:30~15:00 17:00~23:00(L.O 22:30)
定休日    火曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年1月 5日

マツシマ 代々木上原

Photo

マツシマ

当店のオープンは2016年3月1日。

オーナーシェフ、松島氏はマニアックな中華を好む方々の間では定評の高い

中国郷土料理「黒猫夜」赤坂・六本木で腕を振るってきた人物です。

場所は大人の距離感が保てる街、代々木上原。

南口から徒歩2分ほどの利便性の良い立地ですが、隠れ家中の隠れ家!

あまりにさり気ない看板のため、何度となく店の前を通り過ぎ、ようやく発見しましたよ。

間接照明を効果的に取り入れたシンプルですっきりした店内は厨房前にカウンター席(4)を配し、

テーブル席は2卓という小体な造り。食べログ情報では席数11席とのことですが、

店はシェフとフロアを担当する奥様との2人体制なので、ストレスなく切り回すには

丁度良い席数かと思います。

予約の電話を入れたところ、2名だとカウンター席への案内になるとのこと。

はじめての訪問ですが、シェフと対面できる特等席を引き当て、小さくガッツポーズ!

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、箸(縦置き)、レンゲスプーン
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)、荷物置き用の籠(足元)、ドリンクメニュー

コース料理を事前予約しての訪問。

説明によると、スタンダードなコースは5,000円で、入荷のあるコアな食材を含んだ

民族系メニューだと、その上のお値段(6,500円、8,000円)になるそう。

まずは、店の基本の味を知りたいので、5,000円でお願してあります。

当日、卓上への菜譜の用意はなく、サーブ時に口頭説明を受けるスタイル。

料理は2名分を一緒に盛り付け提供されるので、各自で取り分けます。

前菜盛り合わせ(2名分)

①子持ち昆布、腐乳天ぷら

②マサバの烏龍茶スモーク・・・スモーク香が食欲を焚き付けるマサバは脂の乗り加減もよく、
 しっとりと旨み豊かで酒を誘います。

③鮟肝五香煮・・・五香粉で調味された鮟肝はねっとりと甘美な味わい。こちらも酒と好相性です。

④赤カブの甘酢漬け・・・さっぱりとした甘さで箸休めにもぴったり。

⑤香港式自家製叉焼・・・肉をタレに漬け込み、表面に蜜を塗り香ばしく焼いた
 港式のハニーローストポーク。

⑥白子の湯引き麻辣ソース・・・白子のとろりとした舌触りををピリ辛の麻辣ソースで味わう。
 若干醤油が勝ちすぎた感もありますが、味は悪くありません。

(レンタロー) 細長え取り皿もらえるで、銘々で分けるだ。

この形はアイデアだな。皿の交換で忙しなくならねえ。

前菜の中で、自身が最も気に入ったのが子持ち昆布の腐乳天ぷら。

カリッと揚がった衣と卵のふっくらプチプチとした噛みごたえをダブルで楽しめ、

腐乳独特の強いクセは抑えられていますが、コクはしっかり。

食べやすくて、味のバランスも巧みです。

腐乳天ぷらは、いろいろ応用が利きそう。注目したいメニューかと。

次の温かい前菜も2品が一緒に盛り付けられています(2名分)。

①麻辣皮蛋・・・薄衣をつけ、さっと高温で揚げた皮蛋と麻辣花生&香脆椒。
 個性的な組み合わせにドッキリ。味がぶつかり合うのではないかと思ったら、互いを邪魔せず、
 カリカリとした歯触りをアクセントに、皮蛋のコクが麻辣風味に調和。おつまみ力に優れた1品。

②鴨の舌の香りいため・・・中心に軟骨があるので周りの肉を刮げるように手掴みでいただきます。
 鴨舌は醤油をベースとするタレに漬け込んであるので味はしっかり。
 仕上げはスパイスの香りを移した油で炒められ、外側はカリッと香ばしく、中はジューシーで、
 もちろん臭みなどはありません。

水蓮菜のにんにく塩炒め(2名分)

シャキシャキとした食感が心地よい台湾野菜の水蓮菜。火入れ加減が絶妙で、

きっちり効かせた塩とニンニク、油、出汁が一体化し、「乳化」という言葉を使いたくなる

味のまとまりがあり、皿に残った汁も飲み干せる美味しさです。

スモークした干筍の湖南田舎炒め(2名分)

ほか具材は、豚肉、セロリ、甘長とうがらし。

湖南炒めと言うので、突き抜けるような爽快な辛さをイメージしたのですが、

スモーキーフレーバーの香りが立った炒めもので、黒胡椒が効き、辛さ自体は控えめで、

干筍の旨みがたっぷり。

話によると、現地では甘長とうがらしではなく、青唐辛子を使うそうですが、

辛さに耐性のあるお客様ばかりが来店するとは限りません。

したがって、代打で起用しているのです。

馨しい香りに凝縮した旨み。スモークした干筍はもはや調味料としての役割を果たしています。

主観ですが、同料理に合わせる肉は豚肉より、クセのあるラム肉のほうが面白いかも。

豚肉がとても淡白に感じました。

上海蟹みそ入りくずし豆腐(2名分)

塩味をベースに生姜をがっちり効かせ、干しシイタケのコクが加勢する上海蟹みそ入りくずし豆腐。

正直なところ、シーズン終盤でみそより身の方が活躍しているように思えましたが、

繊細な甘みが口に広がり風味は十分。

柔らかく滑らかな豆腐とともに白飯にONしたくなるまろやかで旨みのある味わいです。

鮟肝五香煮@880

(寝太郎) 紹興酒がまだ残っているからね。メインの料理に入る前に僕が気に入った

鮟肝五香煮を単品で追加注文したよ。

前菜時は、ひと口で食べれる大きさのため、味の強さを意識しませんでしたが、単品で味わうと

改めて濃さと甘さを痛感。酒の肴にうってつけで、チビチビ舐めながらが似合いますが、

2人だと前菜サイズでいただく方が有り難さたっぷりかも。

黒酢の酢豚(2名分)

サーブ時、黒酢の芳しい香りが鼻孔をくすぐった。

黒々と光沢を放つソースに浮かぶ具材は肉とジャガイモです。

以前「黒猫夜」六本木店さんで食べた酢豚は視覚的にダイナミックに映るものでしたが、

それと比べると少しドレスアップした感じ。

まだ洗練されきってはいませんが、1枚の皿にソースを敷き詰める、フレンチの技法が冴えた

御田町 桃の木」さんを目指しているのかしらとも思ったり。私達の間で想像が膨らみます。

衣をつけて揚げた豚肉にナイフを入れると、難なく切れる柔らかさで、露出した肉の繊維に

胸の高鳴りを覚える、わくわくタイム。

黒酢の酸味とコクに五香粉が効いた濃厚なソースは、肉々しい酢豚に並び立つことのできる

厚みのある味わいに仕上がっています。

(ノブロー) オラ、対面時は煮込みハンバーグかと思ったよ。モダンな味わいだで。

麻婆豆腐(2名分)

(ノブロー) 白飯は銘々に提供してもらえただ。

白飯にON!豆腐は木綿タイプで、肉は牛豚合挽き肉を使用。

油使いが巧みで、牛肉が入ることよってコクが深まり濃厚で、スパイスが複雑に効き、

辛味、甘味、旨味が共存。強いて例えるとチリコンカン的な味の魅力があり、際立った美味しさです。

聞くと、最初に豆板醤などを炒め、油を辛くしてスタート。

牛肉にはバラ肉を使うため、その脂が味の深化に働いているらしく、

お客様の中には肉は羊肉ですか、と尋ねる方もいるそうです。

マサバの烏龍茶スモーク再び。白菜の甘酢漬け山椒風味が器に並びます(コース料理外)。

メニュー構成が好奇心を刺激し、2人でも楽しめるコース料理。

スタンダードなコースはグランドメニューから組み立てているようですが、

料理すべてが勝負球ですから、ポーション少なく、いろいろ楽しめお得感たっぷり。

また、味付けは総じて濃いめではっきりした印象ですが、民族系の料理からシノワまで幅広く、

創造性豊かにお洒落なだけでなく、しっかり中華を感じさせてくれるのです。

(寝太郎) 味に真っ直ぐさとと力強さ、勢いがあり、僕は好きだね。

中国人シェフや他のお店ではなかなかできないようなことをやっていて、振り幅の面白さがあるよ。

こういうお店が合ったらいいなあと、求めていた一軒だから、支持したいなあ。

食後の烏龍茶は耐熱ガラスティーポットで提供。

生ビール@700×3、即墨老酒(グラス)@900、 孔乙己8年・ボトル(浙江省・紹興市)@3,800、

唐栄伝統型10年・ボトル(浙江省・紹興市)@4,200を注文。

当店、お酒に合う料理も豊富なので、酒飲みにはパラダイス。

また、ボトルは店側で管理し、奥様がチェイサーの水ともども、注ぎ足しのタイミングに

気を配ってくれるから至れり尽くせりです。

お会計は、テーブルチェックでお願いし、1人当たり12,000円(千円未満四捨五入)。

毎度のことですが、私達の場合は酒代の占める割合が高いため、上記金額となっています。

シェフと会話を楽しみながら、奥様のきめ細やかなサービスを受け、そのアットホームな

雰囲気も心地よく、ゆっくりさせてもらいました。当店は私もお勧めしたい一軒であります。

マツシマ (Matsushima)
東京都渋谷区上原1-35-6 第16菊地ビル B1F
TEL     03-6416-8059
営業時間/月・火・木~土 18:00~24:00(L.O.23:00)
                     日・祝 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日    水曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

2016年6月25日

月世界(ゲッセカイ) 渋谷

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月世界」(ゲッセカイ)

渋谷、SHIBUYA109を右手に道玄坂を登り、道玄坂と文化村通りを結ぶ

小道(恋文横丁)を入り、「麗郷」さんの手前の坂道を上りきった正面のビルの1F。

入口に看板はないのですが、道路に面し薬膳酒が入っていると思われる密閉容器や

蒸籠などを並べた棚があり、それが目印。

ネット情報によると、当店は株式会社イイコの運営する自然派中華の店。

料理長、飯岡靖章氏と期せずしてご縁ができ、席を予約のうえ、初訪問。

電話口に出られたスタッフさんの話だと、当店、混雑時には2時間半での退席を

お願いしているのだそう。また、2名の利用なのでカウンター席でもよろしいでしょうか、

と尋ねられました。人気店のようである。これらは、もちろん、無問題。

入店後、カウンター席への案内を受けるものと思っていましたが、時間帯が早かったので

テーブル席へと指示を受けました。

店内は多国籍の雰囲気が漂うスタイリッシュ空間で、カウンター席(6)とテーブル席で

レイアウトされ、食べログによると席数は40席とのこと。

席の間隔にゆとりは感じられませんが、その分細かいところで工夫がされていて、

例えば、この丸椅子は上部を開けると、荷物が収納できるようになっているのです。

着座後、料理長のご挨拶を受け、その際、いま厨房には私達も知る某店でコックさんを

していた方がいるという話を伺え、彼もフロアまで挨拶に来てくれました。

中華の世界は広いようで繋がっているのだなあ。思いがけず顔を見れて良かったわ。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸。

グランドメニューのほか、オススメが記されたブラックボードも運ばれてきましたから、

アラカルトチョイスの作戦会議。

酒は生ビール(サントリープレミアムモルツ)@600×3からボトルワイン(ロゼ)@3,500に進行。

お通し的なものになるのかしら、仕切り皿で、麻辣花生&香脆椒、竜眼・生瓜子、ドライフルーツ、

と、ちょっと気の利いた乾きものトリオがサーブ。

このうち、竜眼・生瓜子は殻を割ってからお召し上がりください、のこと。

よだれ鶏@900

店内の棚にも数多くの醤が並べられていますが、これらはすべて手作りでオリジナルの

ものとのこと。ブラックボードにもひときわ大きくアピールしていますが、そうなれば醤の

見せ場が大きいよだれ鶏は押さえておきたい一品。

鶏肉はたっぷりの薬味を背負い、そのオリジナルの醤をベースとする

朱赤の海に身を投じています。この状態ではわからないのですが、下にはキュウリとセロリも

敷かれ、辣がリードするコクのある辛さには甘さも加勢しオイルの旨みも上々。

香辛料の複雑さが独自の旨味を深化させたオリジナリティあふれるタレです。

(管理人:イメージ) 鶏肉を平らげたあと、残ったタレは饅頭をつけて食べたいわー。

※蒸しパン(ローズマリー・ジャスミン)2個600円で用意があります。

あさりの台湾風ライチ紅茶葉蒸し@1,200

ふわりとライチ紅茶の甘い香りが立ちのぼる茶葉蒸しは、清湯とあさりのWスープ仕立て。

茶葉は龍井茶ほか何種類か試したようですが、これが一番合うのだとか。

さらに力を使い果たしていない、ぷりんとした鶏肉も加わり、充実度アップ!

味に立体感が備わった旨味の深いスープは言うまでもなく完飲。

(管理人:イメージ) 鶏肉を加えたことで、味にコクが増したわよね。

残ったスープに麺を入れて食べたくなる味だわ。

パクチーと海老の蒸し餃子@1,000

通常では3個で750円。個数調整をしてくれたので、おそらく1,000円だと思います。

先ほど表から見て、密閉容器や蒸籠などを並べた棚の後ろが蒸し場にもなっていて、

注文が入るとサイズに合った蒸籠が乗せられます。

店内から見ると、このカオスな雰囲気も独特な味わいとなり、高揚感を覚えるのです。

さて、サーブ時には黒酢もセット。皮は市販の餃子の皮のようですが、パクチーと海老の

コンビ力は優秀で、下味もついていますが、この蒸し餃子は黒酢との相性が良く、

使用を試みたことで、より美味さが開花しました。

鹿肉の台湾式ライム炒め@1,800

鼻孔を開くフレッシュで爽快なライムの香りに陶酔。

厳選して仕入れた鹿肉は厚めに切られ、歯を入れるとしっとりとして肉の味が濃く、

野趣あふれる味わいで、エリンギがシコシコとした歯触りを伝えてくれた。

ライム使いが鮮やかで、香り良し、素材良し、合わせ技の妙が光っています。

(ノブロー) そいうや、香辛料の使い手、小山内耕也氏は以前、当店の料理長を

務めていた経緯もあるんだよな。

黄酒 甕出し紹興酒(3年)デキャンタ大@2,200

繁盛店のため、タイムリミットが気になる。追加の酒は紹興酒デキャンタに切り替えました。

雲吞麵

実は料理長よりお腹を残しておくようにサジェスチョンを受けておりました。

雲吞麵が、グランドメニューに置かれているかは不明ですが、香港好きの私たちへの

心遣いだと思います。感謝。

(寝太郎) うぉぉぉーー!大地魚が香る~!なるほど「何洪記」リスペクト!

めっちゃくちやウマイよ。飯岡さん、雲吞麵に対する愛が深いぞ!

 

香港旅行記の途中なので説明を加えますが、「何洪記」は旅の最後に滑り込みで入店し、

雲吞麵をいただき寝太郎さんがシンプルイズベスト、無駄を削ぎ落とした引き算の完成形

として感銘を受けた味。今回、同店をベンチマークとして作ってくれたのだそう。

(レンタロー) 一麵入魂。シェフからの嬉しいサプライズだな。

(管理人:イメージ) 極細でしっかりコシのある玉子麺に大地魚を使った雑味のない

クリアなスープ。海老もプリプリして美味しい。スープと雲吞、完璧じゃないかしら。

Hand01 お会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入)

当店に対し、私はコンセプト重視に走った若者向けの中華バル、という勝手なイメージを持っており

そうしたところは料理に多くを期待しない方が賢明、と考え訪問を先延ばしにしていたのです。

しかし、今回その誤った概念を覆し、私達の好奇心と味覚を刺激し、満足させてくれました。

 

そして、料理長の飯岡氏はとても誠実で勉強熱心、料理に対して常に向上心を持ち、

熱い気持ちで取り組む方。私も寝太郎さんもそのお人柄の素晴らしさに触れ、

すっかりファンになってしまったのです。

また、通いたい店が1軒増えました。

 

月世界(ゲッセカイ)

東京都渋谷区道玄坂2-26-5 ひまわりビル1F

TEL     03-3770-2870

営業時間/ 月~土 18:00~24:00(L.O)25:00閉店

定休日    日曜日          -店舗情報「食べログ」より-

2016年5月28日

ナタ・デ・クリスチアノ (Nata de Cristiano's) 代々木公園

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ポルトガル菓子店「ナタ・デ・クリスチアノ 」(Nata de Cristiano's)

最寄駅は代々木公園。代々木公園交番前交差点を右折し、都道413号富ヶ谷方面に

向かい1つ目の信号を左折。「麗郷 富ヶ谷店」さんの裏手(並び)に小さな店舗を構えている。

重い扉を開けて入店。初回で勝手がわからないのですが、店内の壁に掲げられたメニューから

選び、正面小窓でオーダーするシステムのよう。

また、完売すると、売り切れシールが貼られるようですが、お目当てのパステル・デ・ナタ

(玉子タルト)は無事求めることが出来ました。

パステル・デ・ナタ@200(税別)

3個購入しましたが、個々に小さな袋に入れ、レジ袋で手渡し。(常温で1日、冷蔵で1週間。
温めて食べたい場合はオーブントースターを使用し180度で5分を推奨)。

うち1個は食べて帰ろうという作戦。

小窓のカウンターには、シナモンとパウダーシュガーが置かれており、店員さんのお話では

かけて食べるのがおすすめだそう。

店内に丸椅子もありましたが、あまりに窮屈な環境なので、外に設置してあるベンチで実食。

エッグタルトはクッキー生地の港式より、パイ生地の葡式が好きなので楽しみです。

エッグタルトはポルトガル発祥のお菓子。

ポルトガル領だったマカオに伝わり、香港へと広まったそうです。

自身はマカオの“女神”、「Cafe e Nata Margaret's」さんの葡撻と食べた印象を比較して

みたいので何もかけずプレーンで。

サクサクパリパリのパイ生地は、若干塩気が強く感じられ、たまご感がたっぷりの濃厚

フィリングは、“女神”のふるんふるん感とは少し違うタイプで、とろっとぽってり甘さもしっかり。

ですが、全体的な味のイメージは良好。これがポルトガルスタイルなのだと納得。

美味しいエッグタルトだと思います。

次回はポルトガルの流儀にならいシナモンをかけていただいてみよう。

 

ナタ・デ・クリスチアノ (Nata de Cristiano's)    

東京都渋谷区富ヶ谷1-14-16-103

TEL   03-6804-9723

営業時間/  10:00~19:30

定休日/   無休※年始はお休み          -店舗情報「食べログ」より-

2016年3月26日

按田餃子(アンダギョウザ) 代々木上原

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按田餃子」(アンダギョウザ)

2016年ビブグルマンを獲得した当店は、料理研究家、按田優子さんをオーナーの

一人とする水餃子専門店(オープンは2012年4月)。

最寄駅は代々木上原。小田急線代々木上原駅東口からは徒歩2分程の利便性の良い立地である。

某日は世田谷区在住の友人(以下、世田谷特派員と 記す)とのランチ利用。

情報によると、客席はカウンター席(6)とテーブル席が1卓のみ。そのため店の前で集合した。

当店はアイドルタイムなしの通し営業。

時間は13時30分過ぎなので、すんなり入店できるものと考えていましたが、ガラス越しに

中を覗くと満席。そのため外での順番待ちですが、丁度、先客が会計のタイミング。

ほどなく声をかけてもらえ、待機ストレスは少なかった。

利用の時間帯、店は2名の女性で切り盛りしていて、指示を受けたのは入口に最も近いカウンター席。

殺風景ともいえる空間にレトロな雰囲気を調和させた店内は上述の通り小体な造りで、

カウンター上には、調味料一式(餃子のタレ、味の要、豆鼓ミックス、黒酢)、爪楊枝、

使い捨て紙おしぼり、箸(箸立て内)、メニューが完備。

また一段高い位置には取り皿とレンゲも置かれている。

そして、まだ寒いこの時期、水ではなくコップでお湯がサーブされるのも、胃腸を冷やさない

ようにと、お客様の健康を気遣うためなのかもしれません。

水餃子定食@973+税

昼の品書(11時半~15時)から、水餃子定食を通常サイズ(大盛で+54円)で注文。

主役の水餃子は、①鶏 白菜と生姜、②鶏 香菜と胡瓜、③豚 大根と搾菜、

④豚 カレー風味と人参、の4種が各2個ずつで、豚そぼろご飯、海藻湯がセット。

海藻湯は素材の味を大切に調味を控えた大人しい味わい。

ラゲー煮込み(小)@450+税

さらに、飯の助っ人要員にと、単品から、木耳、金針菜、豚肉煮込をオーダー。

ぷるぷるの木耳にほろほろの豚肉、金針菜は煮込まれてとろんとろんだし、タマネギも

ちょっぴり参加し、しみしみの甘めで素朴な味には、どこかしら懐かしささえ覚える。

生姜で味のピントを調整し、トップの青唐辛子の酢漬けをちょっとつまめば、

味覚の切り替えにも効果的だ。

HPによると、自家製の皮は殻ごと粉末にした有機ハトムギ配合とのことで、

色味は薄いグレーで食感はむっちりと厚め。

4種の個性豊かな餡を縁起の良い帽子型に包んでおり、それぞれにしっかり下味が

ついているのでこのままでも食べれますが、好みで卓上の調味料をどうぞ。

好き嫌いの分かれるところでもありますが、スパイシー路線もあり、スパイス使いも

独創的で他ではなかなか味わえない水餃子です。

豚そぼろご飯は、ただの白飯ではなくプチプチした食感のハトムギ入りで、生姜、漬物がトッピング。

豚肉は下に敷かれているので、混ぜてから食べるようにとアドバイスを受けられた。

肉そぼろというので台湾の魯肉飯的なものをイメージしていたのですが、肉の繊維が

ほろほろに崩れた茹で豚肉が隠れていたのには驚き。

味が混じり合ったところを、口に運ぶと屋台風を感じさせるナチュラル飯で悪くありませんが、

あまりにも真っ正直な味わいなので、後半戦の食傷を避けるために活用したのが、

パウダータイプの豆鼓ミックス。これをぱらぱらと飯にふりかけ塩気と風味を補強。

自分好みに味も引き締まった感じだ。

一方、世田谷特派員は、水餃子(5ケ)鶏 白菜と生姜@450+税、

ラゲーライス(小)@600+税を注文。

ハトムギご飯に、ラゲー煮込み漬物、写真では隠れてしまってますが、

青唐辛子の酢漬けもトッピング。

一杯麺@350+税

さらに食べたりないと見えて一杯麺を追加。私もスープの味見をさせてもらえましたが、

あっさりテイスト。小さい碗での提供なので、小腹満たしにも丁度よさそうです。

当店、テイクアウトも可能。水餃子定食の水餃子は茹でずに渡してもらうこともできます。

アジアの食堂をイメージした店内に面白味のある水餃子たち。

ヘルシー志向の方や流行に敏感な若い女性に受けが良さそうであります。

 

按田餃子

東京都渋谷区西原3-21-2 1F

TEL      03-6407-8813

営業時間/ 11:30~23:00(L.O.22:30)

定休日   火曜日          -店舗情報「食べログ」より-

2016年3月25日

中国料理 蘭蘭酒家 (チュウゴクリョウリランランチュウジャ) 初台

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中国料理 「蘭蘭酒家」 (チュウゴクリョウリランランチュウジャ)

各メディアにも紹介されその活躍が目覚ましい当店は、上海料理をベースに中国各地の

料理を提供する街の人気店である。

聞くところによると、餃子の評判も高く、私も兼ねてから食したいと思い、予定を立てて

いたのですがタイミングが悪く、リニューアル工事でお休みに入ってしまったのです――。

 

2015年10月に店は全面リニューアル。某日、ランチに向かう。

最寄駅は初台。中央改札から南口にでて、右折した道沿いの駅にも近い利便性の良い立地。

入口のメニュー看板と営業中の札を確認後、入店し正面レジで対応にあたってくれた

年配の女性に1人である旨を告げると、「奥の右手にどうぞ」とのこと。

厨房を横目に進み、指示を受けた右手奥、卓を2人用にレイアウトした席に着いた。

新しく綺麗な店内は、すっきりと落ち着きのある中国料理店空間。

ようやく訪問が果たせたなと一人にんまり。

卓上には、醤油、酢、辣油、爪楊枝、ランチメニュー。着座後、氷水はもらえましたが、

おしぼりはなし。

店内奥の卓に紙ナプキンは集められ、ピッチャーも1つ置かれているので、水のおかわりは

スタッフさんを介するのか、自分で注ぎに行くのかは未確認です。

ランチメニューは週替わりランチのほかに、裏面にアラカルトで注文可能な料理名が

ずらりと記されていましたが、訪問時、来店客のほとんどは週替わりから選ばれているよう。

蘭蘭酒家特製 焼餃子@790

自身も平日の週替わりランチからチョイス。

ライス、サラダ、スープ、お新香付。(大盛ライス+50円、半ライス-50円)。

通常で840円ですが、半ライスで注文のため790円。

餃子を飯のパートナーに出来ぬ自分には、セットメンバーのおかず力次第で(飯の)

消費量が決まる。餃子に連れ立つ御一行は、角盆に乗りこみ箸を手前にランチ参戦。

酸味のあるドレッシングがけの水菜サラダにタマネギ、ニンジン、エノキの薄味スープ。

お新香チームは、キャベツ、ニンジン、カブの浅漬け。という層の薄い面々である。

――ううむ、予測の範囲内ではあったが、これでは飯が進まない(汗)。

せめて、浅漬けではなくザーサイだったら、少しは応戦できるのに。

白飯は居残り組に決定だな。申し訳ない。

アラカルトでも餃子は頼めたので、週替わりから選ぶこと自体が冒険だったのかもしれない。

気を取り直して、餃子に向き合うと、こんがりと旨そうな焼き色をつけ、むっちり膨らんだ

豊満ボディは食べ手の目を引き、存在感があって食欲のそそり方も凄い。

また、べっぴん餃子はひだが美しいのだ。

ぴちぴちの皮を噛み切ると、淡い色味の肉餡は野菜と肉汁を含んだスープとの

バランス感に優れ1個のボリュームはあるけれど、味にどぎつい重たさがないため、

どんどん食べれてしまう。この焼餃子は、当店の守護神!

こなれて安心感のある味わいだから、老若男女に受け入れられやすいし、

不動の人気を誇るというのも納得いたしました。 

中国料理 蘭蘭酒家 (チュウゴクリョウリランランチュウジャ)
   
東京都渋谷区初台1-39-12 初台富士ハイライズ

TEL      03-3370-3641

営業時間/ ランチ 11:30~15:00(L.O.14:50)
                 ディナー 月~金 17:00~23:00(L.O.22:30)  土・日・祝 17:00~22:30(L.O.22:00)

定休日    第2木曜          -店舗情報「食べログ」より-

2015年12月 7日

香港ロジ渋谷新南口店

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中国粥専門店 「香港ロジ」 渋谷新南口店。 再訪

店員さんの指示を受け1階席で利用。ランチのピークタイムは相席するシステムだ。

卓上まわりは変わりないように思えたが、グランドメニューはなくランチメニューの用意のみ。

着座後すぐに冷たい茶と甘酸っぱいタレのかかった豆腐がサーブされたので、

ひょっとしたらこれはランチ利用のお客様に対する均一のサービスかも。

ランチお得セットから選び注文した。

鶏肉ザーサイ粥セット(点心付き)@820

粥と点心に続き早々と杏仁豆腐も配られた。

見るとランチ利用のお客様全員に提供されているから、

さっきの豆腐の小鉢といい、これはやはりランチのサービスセットだろう。

点心は花巻と大根餅。

大根餅は適当に千切って粥に投入。

粥は薄い塩味で整えられてますが、大根餅を沈めることで、コクを出し、腸詰の風味も

プラスされ、粥とは別のとろんとした口当たりを楽しむことが出来ますよ。

なお、当店ランチタイム、店頭では弁当の販売も行われています。

 

香港ロジ 渋谷新南口店

東京都渋谷区渋谷3-15-2 コンパルビル1F・B1F

TEL  03-3797-7366

営業時間/ 11:00~15:00 17:00~23:15 

定休日    日曜定休          -店舗情報「食べログ」より- 

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