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05.東京23区(渋谷)

2017年9月17日

長崎飯店(ナガサキハンテン) 渋谷店

Photo

長崎飯店」(ナガサキハンテン)  渋谷店。

道玄坂の路地裏に佇む当店は、ドラマ 版「孤独のグルメ」にも登場したことでも有名。

某日の遅いランチに連れを伴い向かいましたが、14時近いというのに、まだ軽く人の列。

これに驚いていると、すぐに私達の後ろにも人が並び始めたので、もう後戻りは出来ない。

行列に並ぶのは苦手なのですが、本懐を果たさねば――。

表で待つこと少し。先客が退店すると、店のおばさんが、人数を聞き、待ち客を各卓へ

振り分けていきます。今回、指示を受けられたのは、入り口に最も近いレジ前の

2名横並びのテーブル席。カップルシートは気兼ねなくてよいけれど、どうせだったら、

TVにも登場した奥の客席をみてみたかったなあ。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油、金蝶ソース、からし)
その他:紙ナプキン、爪楊枝、卓上メニュー、きゅうりの漬物
着座後:箸(ロゴ袋入り)、水

注文は、特上ちゃんぽんと決めて入店しましたが、ほかは店内に掲げられた品書きよりチョイス。

ビール(中瓶)@670のつまみに選んだのは

春巻@670

きつね色に揚がったパリパリの皮を噛むと、中には熱々とろりとした五目餡。

みっしり詰まった感じではなく、比較的スリムで、ごく一般的な春巻きという印象。

湯葉揚@680

自家製珍味よりえらんだのは、湯葉揚。

しっとりとしたエビ入りの餡を包んでいて、正直なところ、春巻より好感触でつまみにぴったり。

卓上調味料の使用はお好みですが、当店の揚げ物には金蝶ソースがよく合うと思います。

特上ちゃんぽん@1,140

具材は、イカゲソ、イカ、エビ、カキ、アサリ、豚肉、キクラゲ、ニンジン、ピーマン、マッシュルーム、

干しシイタケ、カマボコ、キャベツ、うずらのたまごと豊富なのですが、一言でいうと出汁が弱い。

以前、長崎出身の同居人より徹底した指導を受け、私自身も作り方を心得ていますが、

海鮮や豚肉などから本来揺るぎ無い旨みが備わるであろうスープに深みを感じられず、

その薄さをカバーするように、ちょっぴりケミカル君で調整しているよう。

昼は混雑しているから、この程度なのかな?と首を傾げてしまいましたよ。

期待したような“特上”感を得られなかったのですが、長崎のウスターソース(金蝶ソース)が

置いてあるのは本当に喜ばしい。垂らして食べると、味のイメージも上向きになりました。

ドリンクの追加、紹興酒(5年)2合ビン@1,950を含め、

会計は、1人当たり2,500円(百円未満四捨五入)

いろいろ口うるさいことを申しましたが、渋谷で30余年も続くという、その歴史のある味を

いただけて、私も連れも満足です。機会があれば、次は夜に。ご馳走さまでした。

長崎飯店 渋谷店 
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 MB1
TEL     03-3464-0528
営業時間/月~金 11:00~15:00(L.O.14:50)17:00~22:30(L.O.22:20)
              土 11:00~15:00(L.O.14:50)  
定休日    日曜日、祝日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年8月 8日

原宿はしづめ 原宿

Photo_2

原宿はしづめ

場所はJR原宿駅を背に竹下通りに入り、1つ目の脇道を右折し、さらに1つ目を左折した

路地裏の細道に面するビルの2F。

屋外の階段を上り目的地に到着すると、クラシックな洋館にびっくり。

席の予約は連れに任せ、お店情報を確認していなかったのですが、以前お邪魔した

広尾の「はしづめ」さんが大人カジュアルだったのに対し、当店はちょっとかしこまらなきゃ

いけない感じなのかしら(汗)。

エントランスに置かれたグランドピアノを横目に、屋内2階へと誘う案内札に従い足を進めると、

店内は、アンティーク調の優美な大正ロマン空間で、古き良き時代へとタイムスリップ。

客席はテーブル席とカウンター席でレイウトされていましたが、予約名を告げ、

指示を受けられたのは2名掛けのテーブル席です。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、コースター、メニュー
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)、氷水

席のみの予約のため、アラカルトチョイス。

ランチ麺セット(点心3種盛り合わせ、お好きな麺料理、デザート)麺料理に+300円や

ランチコース(前菜盛り合わせ、点心3種盛り合わせ、本日の一品料理、お好きな麺料理、デザート)

麺料理に+1300円もあるけれど、

フロアスタッフさんの話では、当店は蕎麦を食べる前に軽くつまんで飲む日本蕎麦の文化

「蕎麦前」を取り入れたスタイルなのだそう。

なるほどね、浮世絵コースターに箸置きも桜柄で、和の心を組み込んでいるわ。

となったら、私達も江戸蕎麦の流儀「蕎麦前」を気取ってみましょうか。

料理は、ランチ麺セットを1人前とグランドメニューから数品。

また、取り皿をもらえるので、取り分けが必要なものは各自の作業。

ドリンクは生ビール熟撰(一口グラス@500、グラス@700)からスタートしました。

クリームチーズの赤酒漬け@450

グランドメニュー“SOBAMAE”よりチョイス。ソーサーとして使っているお皿も和柄で綺麗。

(レンタロー) 手まり麩みてえにまあるく可愛ええ、ころころクリームチーズだよ。

赤酒のコクとまるみのある甘みが、ねっちりしたクリームチーズに調和して、

チビチビ舐めながらが似合う酒の小さな恋人です。

次は紹興酒(紅琥珀5年)@5,500

ワイン用の脚のついたグラスでいただきます。

説明によると、宝酒造さんが日本向けに中国で作らせているもので、

5年ものですが、中国向けの5年ものより品質は優れているとのこと。

そのため当店では、氷砂糖の用意をしていないという話です。

飲んでみましたが、不純物が感じられず、確かに質も保存状態も良好で、

酸味が少なく、まろやかでとても飲みやすい。

氷砂糖不要の安心感のある紹興酒!

販売者は、中華・高橋さんですが、飲食店限定で卸しているから、当該紅琥珀は

お店でのみ味わえる価値ある1本になります。

点心3種盛り合わせ@500

ランチセット及びグランドメニュー“DimSum”も点心3種の内容は同じ。

下味がついているのでこのままで。

①鶏軟骨入りの糯米焼売・・・素朴な風体に旨さは宿る。肉餡にもち米をまぶして蒸した焼売。

②金華豚と干し貝柱の肉焼売・・・高級ブランド豚と干し貝柱の夢のコラボ!肉餡はしっとり柔らか。

③三種のお豆と鯛の焼売・・・調味に味噌や豆鼓を使い、トマトのピリ辛ソースをトッピング。

お豆のホクホクとした食感は楽しいのですが、少し味を重ねすぎたようにも思えます。

気合が入りすぎちゃったのかしら?3種の中では1番創作性の高い点心です。

糯米焼売は、鶏軟骨入りということで、ワイルドなものをイメージしましたが、

生姜が効いて肉餡はふわっとソフト。また、表面のもち米に黒いのは黒米になるのかしら?

プチプチとした歯触りが入り混じることで、食感の強弱がつき、食欲を刺激します。

3種の点心の中では1番の好みかなあ。

本日の鮮魚強火蒸し@1,000

グランドメニュー“CHINESE”よりチョイスした一品料理。この日の鮮魚はマハタ。

(レンタロー) 皿も鮮やかで料理が映えるな。

黄ニラとシャキシャキとしたオカヒジキを下に、葱と焼いたソラマメをトッピング。

中国のたまり醤油(老抽)とナンプラーを使ったという蒸し魚のタレには、ピーナッツオイルの

コクも感じられ、ふっくらシコシコと健やかな身を存分に味わえました。うんまい。

切り身で、これならば、何ら不足なし。むしろ、大歓迎ですよ。

パクチーとぷりぷり海老の温麺(コラーゲン麺)@1,200

入店当初、蒸し暑さで冷たい麺を欲していましたが、汗も引き、酒をガブガブ飲んいますから、

冷たい麺は、胃腸に気の毒?ランチセットの〆は温麺でお願いしました。

2人でシェアできるよう、取り碗を頼もうと思っていたら、ちゃんと目配りも利いて、

スタッフさんが用意してくれていましたよ。

具材はパクチー、海老のほかに、刻みネギ、豆モヤシ、フライドエシャロット。

コラーゲン麺なので、麺自体にコラーゲンが練りこまれているのだと思いますが、

平打ちタイプで滑らか。また加水率が高いように思えます。

ベースの出汁は鶏ガラよりも、クリアなカツオ出汁が感じられ、麺がスープに良く馴染み、

胡椒も効いてその塩加減は絶妙。

さすが老舗製麺会社の麺ですね。一体感が素晴らしく、後味もあっさりとして綺麗です。

ランチセットのデザート

リンゴのコンポートと杏仁のデザートスープ(冷)は、甘すぎずとても涼やか。 これも美味し!

食後のお茶のサービスはほうじ茶でした。器がいちいち洒落ている。

会計は1人当たり5,500円(百円未満四捨五入)。

スタッフさんの丁寧な見送りを受けて、夏空の広がる下界まで。

大正ロマンを奏でる空間で、「蕎麦前」を愉しむ大人の遊び心が満載した和感覚の創作中華。

原宿という場所柄、外国人観光客と思しきお客様も来店されていました。

原宿はしづめ
東京都渋谷区神宮前1-15-14 ルセーヌ1号館 2F
TEL     050-5593-9101
営業時間/火~金11:45~14:15 18:00~23:00(L.O22:00) 
          土・日・祝 11:45~23:00(L.O22:00)
定休日    月曜日定休日 祝日の場合営業 振替火曜日休み      
          -店舗情報「食べログ」より- 

2017年6月21日

飲茶倶楽部(ヤムチャクラブ) 恵比寿

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飲茶倶楽部」(ヤムチャクラブ) 再訪→(前回:2016/10/10ブロマガ

当店は、広尾の広東料理の名店「真不同」の支店として2016年9月1日にオープン。

最寄駅の恵比寿からも程近く利便性の良い立地です。

某日は大人数での宴会仕様。

テーブル・セッティング:割り箸、取り皿(2)
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油)
その他:メニュー
着座後:タオルおしぼり(直置き)

料理は、デザートを除き大皿で供され、各人での取り分け作業が必要です。

滷水盛合(豚耳・煮卵・砂肝)

滷水は醤油や様々な漢方スパイスを加え作るタレのこと。

このタレが染みた豚耳はこりこりとした力強い歯応え、対し、砂肝は適度な硬さと柔らかさで

食感に強弱がつき、その違いを楽しめるものになっています。

個人的にはねっちりとした黄身のコクを味わえる煮卵が好みだなあ。

冷拌黄瓜(たたききゅうり)

ごま油の効いた叩きキュウリの冷菜は箸休めにもぴったり。さり気ない美味しさを発動させます。

蒸姜油鶏(蒸し鶏の葱生姜ソース)

しっとりと柔らかくジューシーな蒸し鶏に葱生姜ソースは鉄板の相性。

その塩梅も申し分なく、そのままご飯に乗せたい美味さに大喜び。

頂湯焼売

黄色い皮がチャーミングな頂湯燒賣は当店の看板點心。

金華ハムの旨みを蓄えた頂湯は焼売内部に仕込まれており、とても肉々しく力強い焼売です。

なお、点心はどれも下味がついているので、卓上調味料の使用はお好みで。

鮮蝦餃子(海老餃子)

半透明のもちもちとして吸い付くような皮の質感がたまらなくチャーミング。

ぷりっぷりの海老を包んでいますが、今回、たまたまなのか、私の選んだ蝦餃には

タケノコを発見できなかったわ(涙)。

春巻(春巻き)

サーブ時にはマスタードもセット。

きつね色に揚がった春巻を噛むとぱりっぱりと心地よい音をさせ、五目餡が顔を覗かせます。

下味ががっちり効いて味は濃いめ、また、私には若干オイリーに感じたけれど、

同席の友人にはなかなか好評でしたよ。

韮餃子(ニラ餃子)

緑鮮やかなニラ餃子は、餡に海老とニラを包んだ香り高い蒸点心。

(ノブロー) ほお、艶やかで、見た目も美しいな。

咸水角

五目入り揚げもち。

カリッと揚がった咸水角に歯を入れ、もっちりした皮を噛みちぎると、干しエビの入った

五目餡が口に広がります。おやつ感覚で食べれる感じ。

鍋貼餃子(焼餃子)

鳳爪(鳥爪)

鳳爪(もみじ)の豆鼓ソース蒸し。

味は濃いめですが、骨からするりと剥がれ、ゼラチン質たっぷりでとろけるように柔らか。

見た目からも敬遠されがちのもみじですが、香港人はこれが大好物なのです。

香港式古老肉(赤酢豚 香港)

唐揚げにした豚肉や野菜に甘酢ソースが絡まり、マイルドで嫌味のない味わい。

荷葉糯米鷄(ちまき~蓮の葉包み~)

もち米に鶏肉などの具材を混ぜ、蓮の葉で蒸したちまき。

前回と比べ、もち米が一部露出してしまっているのは残念ですが、具材の旨味はちゃんと

しみ込んでいて安心・安定感のある美味しさをキープ。

ちまきが組まれていて欲しいと思っていたので、丁度良かったわ。

葱油撈麺(焦がし葱の和えそば)

麺をこんもりと覆う焦がし葱にどっきり。ワイルドな感じだわ。

その焦がし葱の風味に、麺は砂糖をがっちり効かせたような甘さでこってり。

取り分けでほんの少しの量でしたが、食べ応えを感じましたよ。

アボカドプリン

以上、今回のお料理は通常メニューからのものがほとんど。

当店は、定番の点心をバラエティ豊かに味わえるカジュアル飲茶レストラン。

中国茶を飲みながら点心をつまむ飲茶スタイルと点心をつまみに飲みにも利用できる、

いいとこ取りの楽しさが共存しています。

飲茶倶楽部
東京都渋谷区恵比寿南1-8-9 京城ビル 6F
TEL     03-6303-1318
営業時間/17:30~12:00     -店舗情報「食べログ」より-

2017年2月25日

中国茶房8 恵比寿店 (チャイニーズカフェ・エイト)

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入れ替え制により香港点心飲茶「 Le Parc」を退店後、目指したのは徒歩で向かえる

中国茶房8」 恵比寿店。

ネット情報によると、アイドルタイムがないばかりか、24時間営業なのだという。

時間を気にせず酒を酌み交わし、積もる話をするにはうってつけ。

入店後、指示を受けられたのは窓際テーブル席。

カジュアルな店内に染み付いた煙草の臭いは凄い。

酒は5年紹興酒(徳利)@910(外税)×2

つまみはケミカル成分の直撃回避を願いつつ2品チョイス。

白菜の甘酢漬け@280(外税)

ピーナッツ野菜の香辛料煮@280(外税)

会計は、1人当たり1,285

店の雰囲気から客層は若い人がメインターゲットという印象で、料理は値段のわりには

ボリューム有り。また、それほど広くは感じなかったのですが、HPによると席数110席。

24時間営業だし、多目的に使える勝手の良さは大きな魅力だと思います。

中国茶房8 恵比寿店 (チャイニーズカフェ・エイト)
東京都渋谷区恵比寿南1-16-12 ABC・MAMIES 3F
TEL     03-3713-2858
営業時間/24時間営業
定休日    年中無休     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年2月23日

香港点心飲茶 Le Parc (ル・パルク) 恵比寿

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香港点心飲茶「 Le Parc」(ル・パルク)再訪

友人とランチに飲茶を計画。休日のため予約が賢明と思い電話を入れると、

店は2回転入れ替え制のよう。提案された時間のうち13時でお願いすると

利用は1時間半となりますが、よろしいでしょうかとのお尋ねあり。

せっかく(友人と)会えるのに、時計を気にしながら食べるのも落ちつかないし辛いなあ。

その旨を伝えたのですが、ならば2次会に流れよう、と問題はクリア。計画は実行となりました。

案内を受けられたのは2階の2名仕様にレイアウトしたテーブル席。隣との間隔は狭い。

テーブル・セッティング:茶杯(ソーサー付)、取り皿、カトラリーバスケット(割り箸、スプーン、使い捨て紙おしぼり)、ステンレスポット(中国茶)
テーブルクロス:有り(2枚重ね)
卓上調味料:有り(醤油、酢、からし)
その他:メニュー、一輪挿し

オーダーは好感触を得たグランドメニューからのアラカルトで。

タイムリミットがあるので、点心は1度に選び注文しました。

なお、前に記録した点心で味などに大差がない場合は細かい記録を省きます。

鶏肉とセロリの餃子(3)@630

セロリの香りがご馳走!鶏肉との相性も抜群です。

イカと大葉の餃子(3)@630

以前とは異なる装いのイカと大葉の餃子。点心師が変わったのかしら?

大葉の香りと柔らかいイカのコラボ。うんまい!味の印象は変わらずです。

カニとエビの餃子(3)@630

浮き粉で作った水晶のように透明な皮(澄麺皮)はむっちりとしてデリケート。

その皮から具材の色が透けて見え、目でも楽しめます。

(ノブロー) 蒸餃はボディ小さめ。下味がついているので、何もつけずに食べれるだよ。

豚スペアリブ@570

どぎつすぎない調味加減でとってもジューシー。しゃぶりつくせる旨さです。

チャーシューの腸粉(3)@780

タレの味は良いのですが、今回はチャーシューが少なく感じました。

さといもの薄皮揚げ@560

前と比べて見劣りのする風貌。

土日はお客様が入れ替わり立ち替わりで厨房も忙しいからでしょうか。

ちまき@730

蓮の葉に包んだ風味の良いちまきには、干しエビ、豚肉などが入り、味はナチュラル。

大きく外した感はありません。

お酒は、瓶ビール(中瓶)@750を注文し、会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)。

ランチ利用のため、サービス料なし。

悪くはないのですが、やはり前回の印象が良すぎたために、煮え切らない気持ちが残りました。

このままでは終われない。また出直したいと思います。

香港点心飲茶 Le Parc
東京都渋谷区恵比寿西1-19-6 UNパークビル1・2F
TEL     03-3780-5050
営業時間/月~金、土日祝 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:20~23:00(L.O.22:00)
              土・日・祝 11:30~22:00(L.O.21:00) 
定休日    年末年始(12/31~1/2)     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年2月17日

虞妃 (Yui Fei) 代々木上原

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虞妃」 (Yui Fei) 再訪

ディナータイムの訪問を予定。

以前、ランチに利用したときから、ずっと夜にと願いつつ、機会を逸していた自分。

その間に当店は「ミシュランガイド東京 2017」で ビブグルマンを獲得しています。

平日ランチメニューしかいただいていないけれど、香辛料使いが鮮烈で感じ入りましたから

受賞には納得。早くお邪魔したいなあ。

HPによると、コース料理は、6,000円、10,000円と紹介されていましたが、当方の懐事情で

5,000円という予算を告げてのおまかせコース予約。

なお、入店後グランドメニューを見ると、月替わりのおすすめコース(計7品)が

税込7,000円(2名様より)で紹介されていました。

今回、柔軟に対応してくれたシェフに感謝です。

さて、リザーブされていたのは、ライブ感の伝わる広いオープンキッチンのカウンター席。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、取り皿、コースター
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
着座後:タオルおしぼり

各人への菜譜の用意はなく、具体的なコース内容がわからないおまかせミステリーな組み立て。

シェフより苦手食材等の確認を受けたのちにスタートです。

なお、料理は一部を除き、すべて各自分での提供で、取り分けは銘々の作業。

サーブ時にフロアスタッフさんから口頭説明を受ける形で進められます。

以前の昼は、シェフとフロアサービスの男性の2人体制でしたが、この日フロアを担当するのは

女性が2名。細やかな目配りを心掛け、客卓へのサービスを忘れません。

ドリンクは生ビール@700×3からはじめ、次はボトル紹興酒の中から最もリーズナブルな

紅楼夢@3,000をチョイス。飲み方は常温で。

話梅がついてきましたが、個人的にこの独特な甘みが苦手なため使用は避けました。

前菜盛合せ

味の方向性を違えた前菜たちは食感を大切に提供。

①皮蛋の生姜ソースがけ・・・白身はふるふるのゼリーのような食感で黄身はねっとり。
 白髪ネギをトッピングしています。

②花咲クラゲの甘酢漬け・・・大ぶりカットのクラゲは力強いコリコリ食感。
 甘酢の加減も絶妙で飲ませる美味さです。

③ツブ貝の老酒漬け・・・香りのよい老酒漬けは味もしっかり。
 ツブ貝のシコシコとした歯触りに肝がコクが深め、申し分のない味わい。

④大山地鶏の虞妃特製よだれ鶏

生姜ソースはきりっとしてさっぱり。皮蛋とは抜群の相性で味に品の良さを感じます。

カシューナッツ、松の実、などが浮かぶソースは、味の重ね着が巧みで、黒酢に豆鼓、

花椒も効いて、ほんのり甘酸っぱくフルーティー。

また、スライスした鶏肉は“低温調理”をイメージさせるようにしっとりと柔らか。

まるで、ジューシーなハムのよう。

(※記録をつけるにあたり、HPを見て知ったのですが、

やはり鶏肉は『65~70度の低温でスチームしてしっとりと仕上げた』ものだそう)。

シェフのセンスの良さが光るよだれ鶏にメロメロ。心射抜かれました。

蟹卵入りフカヒレスープ

フカヒレよりも蟹卵が主役のスープ。

ですが、ベースとなるスープが真面目でよくダシが出ているし、香り豊かに味は濃厚。

例えは難しいのですが、ビスクっぽいものを思い描いてもらえると近いかなあ。

また、舌触りに野菜の裏ごし的なものを感じましたよ。

これ、凡庸な顔をしていながらめっちゃ美味い!

とろっとしたコクと、味にはたとえようのない深みがあり、生姜も効いているので身体が

ほかほか温まり、胃袋に染み入るようなしっくりとした旨さなのです。

(レンタロー) 1度飲み始めたら、手が休まらねえ。

シェフのおもてなしの心を感じるあったかスープは味の魔力が凄えんだ。

次の料理(点心)に先んじて調味料が卓にセット(黒酢、酢、醤油、辣油)。

個人的な要望ですが、赤酢があるといいのになあ。

点心

ランチでも実食済みの点心たち。お久しぶりです!

小籠包 ②海老焼売 ③蟹肉焼売

針生姜は別小皿でサーブ。残念、皮が破れて美味しいスープが放出(涙)。

焼売は蟹肉焼売のほうが肉を細かく挽いてある様子。

あちこち食べ歩き、私はお肉感たっぷりのパワフルなものに惹かれるため、

勝手ながら当方では焼売基準が確立。

その結果、美味さに手応えは感じるものの、やはり大人しくまとまった点心という印象。

もっとやんちゃな焼売が好きだ。(主観です)。

イトヨリダイの発酵トウガラシ高菜ソースがけ

「トウガラシは辛いので、避けてお召し上がりください」とのサジェスチョン。

女子受けも期待できる見目良いビジュアル。

さっと揚げたイトヨリダイにシメジ、そして、フレッシュ感がありミニトマトのような風貌の

赤い野菜を齧ったら……激烈に辛っ! やられたー。

キュートななりして、こいつ油断のならぬトウガラシです(汗)。

発酵系のコクと辛味のバランスが絶妙な高菜ソースは、なみなみとかけられ、淡泊な味わいの

ふっくらイトヨリダイに超絶にマッチ。このソースがさらっとしているので、スープ感覚でいただけ、

最後までとことん楽しめる美味しい一皿として仕上がっています。

(寝太郎) うんまい!しっかり辛いんだけど、軽やかな口当たり。

味にたおやかさを感じるよ。シェフのお魚使い、見事だね。もっと追求してみたくなるよ。

大山地鶏から揚げ びっくり唐辛子炒め(2名分)

むせるような辛い空気とともに卓にサーブされたのは、唐辛子に覆われた唐揚げの炒め物。

どっさりの唐辛子の中からお宝探しのように小さなカリカリ唐揚げを掬い上げる食べる

辣子鶏とは異なり、大山地鶏の旨みを生かした大ぶりカット。これが当店スタイルなのだ。

衣は心地よいほどにカリッさくで、肉はぷりっとしてしっとり。噛むほどにジューシーで

麻辣の風味にクミンが活躍し、エスニックな顔もあわせもつ、欲張りなご馳走から揚げであります。

(ノブロー) 辣子鶏、うんと美味しくしちゃいました!みたいな豊かな味わいだよ。

美味しい料理に酒も進み、2006年塔牌(福)フータオ壺入り@2,300を追加注文。

〆の麺飯は、担担麺or麻婆豆腐からの選択できるとのこと。

麻婆豆腐は未食だけれど、当店の担担麺が忘れられない。私好みの味わいだったもの。

ということで、寝太郎さんにもぜひにと薦めてしまいました。(違えることも可能)。

コース料理の〆なので量は控えめです。

(ノブロー) おー!ナイスルッキング!こいが管理人が噂していた担担麺だべかっ。

担担麺

私の記憶ではもっと赤の強いオレンジ色だったんだけれど、少し対面時の様相が違う。

手切りのゴロゴロ感が伝わる肉は牛挽き肉もしくは牛豚合挽き肉かな。

肉に焦げ目がつくまで香ばしく炒め、しっかり火を通しているから、香り、食感、コクが豊かで

味に力強さがあります。

中細ストレート麺はやわらか。

スープはさらっとして重たさがなく、すっきりと酸味が効いて、私好みなのですが、

やはり前回と違う気がする。

炸醤肉のワイルドさが際立ち、スープとのバランスにずれが生じたのかしら?

またこの日は塩がきつかったのも印象を変えた要因ですが、個性を放つ担担麺です。

(寝太郎) 僕ははじめて食べたけれど、美味いよ!

肉をしっかり焼きつけているから脂の旨さが入って、味に厚みがあり、ふりきった感があるね。

シェフの熱気が伝わる味だ。すっげーワイルドだ。

デザート

杏仁豆腐。香り良く滑らかな舌触りでコクも十分。ブレない美味さで安心のクオリティです。

低予算でコースを組んでもらったのに、デザートまでいただけて嬉しい。ありがとうございます。

お会計は、テーブルチェックでお願いし、1人当たり9,000円(千円未満四捨五入)。大満足。

シェフの独創的センスにより昇華するお料理を目当てに、また夜にお邪魔しようと思います。

当店も私が代々木上原でお勧めしたい一軒であります。

虞妃 (Yui Fei)
東京都渋谷区上原1-17-14 1F
TEL     03-6407-0217
営業時間/月・火・木~日 17:00~23:00(L.O.22:00)
            土・日 12:00~14:30(L.O.14:00)17:00~23:00 (L.O.22:00)
定休日    水曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年2月 3日

美食天堂 金威(カムイ) 下北沢

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美食天堂 「金威」(カムイ)再訪→(前回:2016/10/29ブロマガ

某日は連れ(寝太郎さん)と2人飯。

ディナータイムの訪問なので、アラカルトにするか、予算を告げコース料理を組んでもらうか、

予約の段階でディスカッション。

というのも、当店のHPを見るとコース料理は30種の中から8品選べるファミリーセレクトコース

1名様4,500円(税・サ込)(2名様より可)しか紹介されていないのです。

私もランチコースしか試していないから、すべての料理を把握してはいないし、

また各1品のボリュームはどんな具合なのだろう?

いろいろ勝手が分からないこともありますが、税・サービス料込のプリフィックススタイルで

計8品はお値打ち!という結論に至り、ファミリーセレクトコースで申し込みました。

予約名を告げ案内を受けられたのは、前回同様、窓際2卓のうちの1卓。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(ロゴ袋入り、横置き)
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:爪楊枝、メニュー
着座後:タオルおしぼり(直置き)

各人への菜譜の用意はなく、グランドメニューとともに置かれていたファミリーセレクトコース

メニューから8品チョイス。昼の時間帯同様、店は3人体制で、オーダーをとる女性の話では、

1度に選んで欲しいということなので、お店の味の核心にふれそうなものを、と急ぎ作戦会議です。

なお、料理は一部を除き、すべて2名分での提供で、取り分けは各自の作業。

また、サーブ時に口頭説明を受ける形で進められます。

ドリンクは紹興酒(デキャンタ)をメインに。チェイサーもつけてもらいました。

鮮酔蝦(香港名物!酔っ払い海老)

サーブ時にはおしぼりの差し替えあり。

手掴みで頭と殻を外し、かぶりつく。

素材の持ち味を生かした程よい漬かり加減で、仄かに紹興酒が香り、身はとろけるように

甘くねっとりと濃厚。大ぶりな生エビならではの醍醐味を味わえます。ご機嫌な美味さだ。

金威特拼盆(季節の前菜盛合せ)各自分

①豆アジの香港スパイシー揚げ・・・塩とニンニクががっちり効いた金沙は油っこさが微塵もなく
 カラっとしてぱらり。ほんのりカレースパイスが香り、頭からバリバリ食べれるおつまみに嬉しい1品。

②クルミの飴炊き・・・軽い口当たりの飴炊きです。

③もち豚叉焼・・・焼き立てでないのは残念ですが、噛みしめると口に広がるもち豚の
 きめ細かい旨みは好印象。

④皮蛋豆腐・・・皮蛋は黄身をソースに使い、白身は刻み、滑らかな豆腐にトッピング。
 緻密
な仕事が美味しさの土台となり、日本人シェフがもつ繊細さが表れています。

⑤小茄子のユーリンソースがけレモングラス風味・・・軽やかな甘さのソースにレモングラスが
 風味をつけ、口当たりが優しい。飲み干したくなる自然体な美味さです。

⑥アワビの冷菜

どれも納得のいく前菜ですが、対面時ではアワビの冷菜に胸キュン。

「神田雲林」さんで研鑽を積んだシェフですから、同店の前菜のレギュラーメンバー、

肝ソースを使った柔らかいアワビの味に間違いなし!

参列に「ああ、これだよね!」と思わず頬が緩みましたよ。円やかなコクがあって美味いんだ。

焼売(自家製海老焼売)

お待ちかね!ランチ訪問で、ブログマスコットもガチ惚れをした絶品焼売の登場。

下味がついてるから、このままで食べれます。

(レンタロー) オラ、“グレートオブシューマイ” と命名しただ。

こいつはめっちゃ暴れん坊な焼売なんだで 

というのも、お肉感たっぷりな自家製焼売は手切り肉。

その手切り肉の上に海老をまるまる握るように乗せた圧巻のビジュアルに私は度肝を

抜かれたのですが、今回よく見ると脂身も手切され、ごろごろと入っているではありませんか

グレート!食感豊かにパワフルでジューシーなシューマイは、さらに世界を広げ暴れた感ひしひし。

これはもう焼売界の暴れん坊将軍ですわ!

(寝太郎) う・うめー!手切り感が半端ないね。脂の旨みもまんまぶちこんできて、

こりゃあ、ワイルドだ。瞬殺で心を奪われたよ。なんて悪い焼売なんだheart

山城口水鶏(四川名物!よだれ鶏)

むっちり食感のよだれ鶏は、下にキュウリとナスを敷き、頂に香菜を据えた

ボリューム感のあるフォルムで提供。

クラッシュナッツの浮かぶ麻辣タレには花椒も効き、辛さしっかりで優等生的な美味しさが光ります。

金衣焗炒蝦球(大海老と旬野菜の金の衣仕立て)

咸蛋の黄身を使ったソース(咸蛋黄)に絡められているのは、大海老(大虾球)に

旬野菜は、カボチャ、インゲン、エリンギなど。

ソースを逃すべからず!ぷりぷりっとした海老の食感に、咸蛋の深みのあるコクが

軽やかに調和して旨みたっぷり。

むちゃくちゃ品が良いけれど、物足りなさがなく、一皿に幸福感を覚えます。

(寝太郎) やばっ!後を引く美味さだ。

アヒルの塩漬け卵がいい仕事してるし、この料理は紹興酒に合うよ。

黒醋古老肉(黒酢の酢豚 サンザシと黒酢のソース)

小悪魔的な艶めきに心ときめくワクワクタイム。

衣をつけカリッと揚げたホエー豚の四方に、芽キャベツ、カブを配し、白髪ネギがトップを飾る

見目良い盛り付け。サンザシと黒酢のソースに絡めて口に運ぶと、ソースに和ごころ

さえ感じる口当たりの良い黒酢酢豚です。

(レンタロー) 肉は食べやすくカットしてから揚げてあるんだよ。

鳳城炒飯(活アサリと韮のリゾット炒飯)

アサリの出汁を吸い込んだ旨みの層の深いリゾット炒飯は、韮の風味が味のアクセント。

食べ進めるごとに美味しさが開花する底力のある味わいです。

唶唶麻婆焼豆腐(四川激辛麻婆焼豆腐)

サーブ前には、紙エプロンの提供あり。

前回同様、麻婆焼豆腐は苦味と辛味が共存し、ビリリと痺れるコクのある大人味。

日本人シェフの作る繊細な味の豊かさとバランス感があり、安心のクオリティです。

会計は、1人当たり7,000円(千円未満四捨五入) 今回のコース料理は費用対効果抜群!

30種の料理はグランドメニューに存在しているものがほとんどのように思えましたが

コース料理ならではのものもある様子?まだまだ美食は潜んでいそうです。

また、HPによると、飲み放題お一人様2,000円(5,000円~※)も紹介されていますから、

詳しくはお店にお尋ねくださいね。

美食天堂 金威
東京都世田谷区北沢2-14-3 喜多ビル 2F
TEL     03-6450-8876
営業時間/11:30~23:00(22:00LO)
定休日    火曜日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年1月26日

KITCHEN TACHIKICHI 青山店

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KITCHEN TACHIKICHI 青山店

某日は、餃子好きの方々の貸切宴会に飛び入り参加。

最寄駅は表参道。ちょっとお洒落な路地裏の店といった構えです。

地階の店に入ると、そこは大きなカウンター席とテーブル席でレイアウトされた

スタイリッシュ空間。自分は場違いな感じですわ(汗)。

餃子とワインを楽しめる店として各メディアにも紹介される当店。この日もドリンクはワインが中心。

さて、卓上には宴会仕様で所狭しと料理が並び、火鍋がスタンバイ。

一切の料理説明はなかったけれど、塩昆布を乗せたキャベツ。

仕切り皿にはピーナッツ、干しエビ、チーズ、キムチなどのトッピング具材と思しきものも。

そしてこのツナディップのようなものは??フライドポテトにつけて食べるのかしら?

首をひねって考え込み、フロアを行き来するスタッフのイケメン外国人に尋ねると、

これは餃子の餡なのだそう。

つまり、仕切り皿の具材は餃子のトッピングで用意されていたのです。

ちょっとそんな気配はしたけれどね。あー、すっきりした~!

心優しいスタッフさんが餃子包み器を持ってきてくれましたよ。

でもこれを使うとかえって包みづらいわ(汗)。

自分で手包み餃子火鍋の開演!通常は赤・白・金から2種選べるようですが、

この宴で準備されていたのは、赤と白、2種のスープです。カセットコンロ始動!

赤は山椒、白は豆乳と生姜が味の要のようです。

揚餃子

カリッと揚がった餃子には甘めのピリ辛ソースがかけられています。

焼餃子

水餃子

こちらは黒酢をベースにしたタレで提供。

同席の紳士が餃子撮影に協力してくれました。ありがとうございます。

ダイナマイトボディの餃子の連打。しかも、餃子の基本の餡はみな同じため、正直なところ、

最後は少し持て余した感がありましたが、そこは餃子好きによる餃子好きのための醍醐味。

ワインを片手に思いっきり食べて、飲んで、大人ならではの愉しみを味わえたように思います。

KITCHEN TACHIKICHI 青山店
東京都渋谷区神宮前5-50-1 サンケイビル B1F
TEL  03-5778-4623
営業時間/11:30~15:00(L.O.)17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日    日曜日(3連休の際は最終月曜日)     -店舗情報「食べログ」より-

※ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。

2017年1月23日

四川料理 笹華 (シセンリョウリ ササハナ) 笹塚

Sasahana

中国四川料理「笹華」(Sasa hana)

最寄駅は笹塚。2016年9月6日にオープンした甲州街道沿いの路面店です。

友人がこの近くに住んでいるので、私も内装工事をしていたときからチェックしており、

その友人曰く、現在ランチタイムは地元の方やサラリーマンで賑わいを見せているとの情報。

席の予約をいれ、私はディナーにお邪魔しました。

まだ新しく綺麗な店内は、照明も明るく、すっきりとした造りで、カウンター席とテーブル席でレイアウト。

食べログによると席数は39席とのこと。

予約名を告げ、案内を受けられたのは、店内奥の片側ソファテーブル席です。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:取り皿、紙ナプキン、爪楊枝
着座後:タオルおしぼり(直置き)、箸(横置き)、メニュー

フロアを切り盛りするのは中国の方ですが、日本に来て長いため、日本語も流暢で、

また親しみやすい笑顔で話しかけてくれるから距離感が縮まった感じ。

私の中でですが、閉店を惜しむ声の多かった「高格」のリンさんを思い出しちゃったな(涙)。

一騎当千!初訪問だけど、心強い味方を得られたとばかりに、料理選びはアドバイスを

参考にさせてもらいました。

香菜沙拉(香菜サラダ)@820

【おすすめ1】

カットしたトマトを頂にたっぷりの香菜と瑞々しいキュウリが小山を成すビジュアル。

秘伝の特性ドレッシングがかかっていますが、添えられたレモンを絞ると味のバランスがさらに上昇。

あっさりいただけ箸休めにもなる美味しい一皿です。

水煮牛肉(牛肉と野菜の四川煮込み)@1,380

【おすすめ2】

朱赤のスープに沈む野菜は、豆モヤシ、白菜、セロリ。

四川の香りに秀で、強烈な辛さを伴う水煮とは別路線で、下ごしらえをした牛肉は

ふっくら柔らかく、うま味のあるスープと馴染んでいてソフトな口当たり。

お店には地元ファミリー客も来店されるので、食べやすさを念頭に置いているのでしょう。

また油が多いという印象はなく、残ったスープもご飯にかけれるんじゃあないか、

と思うほどライトな旨み系です。

香辣千锅鶏(炎の鶏肉鍋)@1,280

【おすすめ3】

千鍋は辛い汁気なし火鍋と定義していたのだけれど、当店のものは少し汁気があるとのこと。

(ノブロー) ほおほお。厨房で調理した千鍋は、固形燃料を使い温かさをキープだな。

四川独自のむせるようなスパイスの香りや鮮烈な辛さ、痺れは控えめで、水煮と同様、

唐辛子、花椒が効き、旨辛さに重点をおいた千鍋で、シコッとした歯触りの鶏肉を主役に

タマネギ、セロリ、干しシイタケ、タケノコ、などと具だくさん。

丁寧に作ったことがわかる味ですが、本場味を愛するマニアな方々には少し物足りないかな。

私自身も汁気がない、からっとした仕上がりの千鍋をハフハフ言いながらつつき、

鼻に抜けるような爽快な辛さに酔いしれ酒を飲みたいのですが、当店を利用する

誰しもが、そこを望むとは限りません。

多くのお客様の支持を受け、来店してもらってこそ店が成り立つのであります。

本場風を取り込みながら、日本人の舌にも馴染むようにと考えているんじゃあないかしら。

酒のつまみだけでなく、ご飯のおかずにもなる懐の深い味わいであります。

茄子の絶品ピリ辛山椒揚げ@950

【おすすめ4】

おつまみの定番!

胡椒、塩、山椒、唐辛子で味付けされたピリッと辛い炸茄子は、酒飲みの私達にとって値千金。

お酒は生ビール@480×2からスタートして、青島@500、

紹興酒10年(三国演義)@2,500×2へとぐいぐい進みます。

(ノブロー) 炸茄子は、嫌な油っこさもねえし、ボリュームたっぷりだで。

大エビのスパイシー炒め@1,380

【おすすめ5】

キャベツ、ニンジン、水菜のサラダを中央に大エビが円陣を組んだ華やかな盛り付け。

たっぷりの生野菜にはゴマドレッシングもかかっていて、四川風エビフライに出会った

ようなインパクトです。

エビは胡椒、塩、山椒、唐辛子で調味されているので、炸茄子とかぶった感が

ありましたが、ぷりっとしたエビの身質を噛み切る喜びは大きいのです。

(ノブロー) 野菜サラダとスパイシーエビでボリューム大!これもおかず力あるな。

皮蛋豆腐@420

おすすめしてもらった料理は、ほかにも麻婆豆腐があったのですが、そろそろお腹も一杯に。

最後は残った酒のお供に皮蛋豆腐を四川風でとリクエスト。

一皿のポーションを少なくイメージしての選択でしたが、これが意外にも量があり、

ニンニクが効いていて、タレは辛さの中に甘みもしっかり。さすがに満腹です。

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厨房で腕をふるうシェフは、直球勝負の四川で攻める「望蜀瀘」さんの紹介で来てもらったよう。

当店は場所柄、ファミリー層も多いため本場を加味して日本人向けにアレンジしたものを

味の基本形としている感じですが、もちろん、本格的な四川を好まれる方はリクエストも可能。

地元の方を中心に徐々に再訪してくれるお客様も増えてきたという話を聞きましたが

まだまだ常連さん募集中です♪

四川料理 笹華 (シセンリョウリ ササハナ)
東京都渋谷区笹塚2-22-5 セイワパラシオン 1F
TEL     03-6300-5665
営業時間/11:30~15:00 17:00~23:00(L.O 22:30)
定休日    火曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

2017年1月 5日

マツシマ 代々木上原

Photo

マツシマ

当店のオープンは2016年3月1日。

オーナーシェフ、松島氏はマニアックな中華を好む方々の間では定評の高い

中国郷土料理「黒猫夜」赤坂・六本木で腕を振るってきた人物です。

場所は大人の距離感が保てる街、代々木上原。

南口から徒歩2分ほどの利便性の良い立地ですが、隠れ家中の隠れ家!

あまりにさり気ない看板のため、何度となく店の前を通り過ぎ、ようやく発見しましたよ。

間接照明を効果的に取り入れたシンプルですっきりした店内は厨房前にカウンター席(4)を配し、

テーブル席は2卓という小体な造り。食べログ情報では席数11席とのことですが、

店はシェフとフロアを担当する奥様との2人体制なので、ストレスなく切り回すには

丁度良い席数かと思います。

予約の電話を入れたところ、2名だとカウンター席への案内になるとのこと。

はじめての訪問ですが、シェフと対面できる特等席を引き当て、小さくガッツポーズ!

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、箸(縦置き)、レンゲスプーン
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)、荷物置き用の籠(足元)、ドリンクメニュー

コース料理を事前予約しての訪問。

説明によると、スタンダードなコースは5,000円で、入荷のあるコアな食材を含んだ

民族系メニューだと、その上のお値段(6,500円、8,000円)になるそう。

まずは、店の基本の味を知りたいので、5,000円でお願してあります。

当日、卓上への菜譜の用意はなく、サーブ時に口頭説明を受けるスタイル。

料理は2名分を一緒に盛り付け提供されるので、各自で取り分けます。

前菜盛り合わせ(2名分)

①子持ち昆布、腐乳天ぷら

②マサバの烏龍茶スモーク・・・スモーク香が食欲を焚き付けるマサバは脂の乗り加減もよく、
 しっとりと旨み豊かで酒を誘います。

③鮟肝五香煮・・・五香粉で調味された鮟肝はねっとりと甘美な味わい。こちらも酒と好相性です。

④赤カブの甘酢漬け・・・さっぱりとした甘さで箸休めにもぴったり。

⑤香港式自家製叉焼・・・肉をタレに漬け込み、表面に蜜を塗り香ばしく焼いた
 港式のハニーローストポーク。

⑥白子の湯引き麻辣ソース・・・白子のとろりとした舌触りをピリ辛の麻辣ソースで味わう。
 若干醤油が勝ちすぎた感もありますが、味は悪くありません。

(レンタロー) 細長え取り皿もらえるで、銘々で分けるだ。

この形はアイデアだな。皿の交換で忙しなくならねえ。

前菜の中で、自身が最も気に入ったのが子持ち昆布の腐乳天ぷら。

カリッと揚がった衣と卵のふっくらプチプチとした噛みごたえをダブルで楽しめ、

腐乳独特の強いクセは抑えられていますが、コクはしっかり。

食べやすくて、味のバランスも巧みです。

腐乳天ぷらは、いろいろ応用が利きそう。注目したいメニューかと。

次の温かい前菜も2品が一緒に盛り付けられています(2名分)。

①麻辣皮蛋・・・薄衣をつけ、さっと高温で揚げた皮蛋と麻辣花生&香脆椒。
 個性的な組み合わせにドッキリ。味がぶつかり合うのではないかと思ったら、互いを邪魔せず、
 カリカリとした歯触りをアクセントに、皮蛋のコクが麻辣風味に調和。おつまみ力に優れた1品。

②鴨の舌の香りいため・・・中心に軟骨があるので周りの肉を刮げるように手掴みでいただきます。
 鴨舌は醤油をベースとするタレに漬け込んであるので味はしっかり。
 仕上げはスパイスの香りを移した油で炒められ、外側はカリッと香ばしく、中はジューシーで、
 もちろん臭みなどはありません。

水蓮菜のにんにく塩炒め(2名分)

シャキシャキとした食感が心地よい台湾野菜の水蓮菜。火入れ加減が絶妙で、

きっちり効かせた塩とニンニク、油、出汁が一体化し、「乳化」という言葉を使いたくなる

味のまとまりがあり、皿に残った汁も飲み干せる美味しさです。

スモークした干筍の湖南田舎炒め(2名分)

ほか具材は、豚肉、セロリ、甘長とうがらし。

湖南炒めと言うので、突き抜けるような爽快な辛さをイメージしたのですが、

スモーキーフレーバーの香りが立った炒めもので、黒胡椒が効き、辛さ自体は控えめで、

干筍の旨みがたっぷり。

話によると、現地では甘長とうがらしではなく、青唐辛子を使うそうですが、

辛さに耐性のあるお客様ばかりが来店するとは限りません。

したがって、代打で起用しているのです。

馨しい香りに凝縮した旨み。スモークした干筍はもはや調味料としての役割を果たしています。

主観ですが、同料理に合わせる肉は豚肉より、クセのあるラム肉のほうが面白いかも。

豚肉がとても淡白に感じました。

上海蟹みそ入りくずし豆腐(2名分)

塩味をベースに生姜をがっちり効かせ、干しシイタケのコクが加勢する上海蟹みそ入りくずし豆腐。

正直なところ、シーズン終盤でみそより身の方が活躍しているように思えましたが、

繊細な甘みが口に広がり風味は十分。

柔らかく滑らかな豆腐とともに白飯にONしたくなるまろやかで旨みのある味わいです。

鮟肝五香煮@880

(寝太郎) 紹興酒がまだ残っているからね。メインの料理に入る前に僕が気に入った

鮟肝五香煮を単品で追加注文したよ。

前菜時は、ひと口で食べれる大きさのため、味の強さを意識しませんでしたが、単品で味わうと

改めて濃さと甘さを痛感。酒の肴にうってつけで、チビチビ舐めながらが似合いますが、

2人だと前菜サイズでいただく方が有り難さたっぷりかも。

黒酢の酢豚(2名分)

サーブ時、黒酢の芳しい香りが鼻孔をくすぐった。

黒々と光沢を放つソースに浮かぶ具材は肉とジャガイモです。

以前「黒猫夜」六本木店さんで食べた酢豚は視覚的にダイナミックに映るものでしたが、

それと比べると少しドレスアップした感じ。

まだ洗練されきってはいませんが、1枚の皿にソースを敷き詰める、フレンチの技法が冴えた

御田町 桃の木」さんを目指しているのかしらとも思ったり。私達の間で想像が膨らみます。

衣をつけて揚げた豚肉にナイフを入れると、難なく切れる柔らかさで、露出した肉の繊維に

胸の高鳴りを覚える、わくわくタイム。

黒酢の酸味とコクに五香粉が効いた濃厚なソースは、肉々しい酢豚に並び立つことのできる

厚みのある味わいに仕上がっています。

(ノブロー) オラ、対面時は煮込みハンバーグかと思ったよ。モダンな味わいだで。

麻婆豆腐(2名分)

(ノブロー) 白飯は銘々に提供してもらえただ。

白飯にON!豆腐は木綿タイプで、肉は牛豚合挽き肉を使用。

油使いが巧みで、牛肉が入ることよってコクが深まり濃厚で、スパイスが複雑に効き、

辛味、甘味、旨味が共存。強いて例えるとチリコンカン的な味の魅力があり、際立った美味しさです。

聞くと、最初に豆板醤などを炒め、油を辛くしてスタート。

牛肉にはバラ肉を使うため、その脂が味の深化に働いているらしく、

お客様の中には肉は羊肉ですか、と尋ねる方もいるそうです。

マサバの烏龍茶スモーク再び。白菜の甘酢漬け山椒風味が器に並びます(コース料理外)。

メニュー構成が好奇心を刺激し、2人でも楽しめるコース料理。

スタンダードなコースはグランドメニューから組み立てているようですが、

料理すべてが勝負球ですから、ポーション少なく、いろいろ楽しめお得感たっぷり。

また、味付けは総じて濃いめではっきりした印象ですが、民族系の料理からシノワまで幅広く、

創造性豊かにお洒落なだけでなく、しっかり中華を感じさせてくれるのです。

(寝太郎) 味に真っ直ぐさとと力強さ、勢いがあり、僕は好きだね。

中国人シェフや他のお店ではなかなかできないようなことをやっていて、振り幅の面白さがあるよ。

こういうお店が合ったらいいなあと、求めていた一軒だから、支持したいなあ。

食後の烏龍茶は耐熱ガラスティーポットで提供。

生ビール@700×3、即墨老酒(グラス)@900、 孔乙己8年・ボトル(浙江省・紹興市)@3,800、

唐栄伝統型10年・ボトル(浙江省・紹興市)@4,200を注文。

当店、お酒に合う料理も豊富なので、酒飲みにはパラダイス。

また、ボトルは店側で管理し、奥様がチェイサーの水ともども、注ぎ足しのタイミングに

気を配ってくれるから至れり尽くせりです。

お会計は、テーブルチェックでお願いし、1人当たり12,000円(千円未満四捨五入)。

毎度のことですが、私達の場合は酒代の占める割合が高いため、上記金額となっています。

シェフと会話を楽しみながら、奥様のきめ細やかなサービスを受け、そのアットホームな

雰囲気も心地よく、ゆっくりさせてもらいました。当店は私もお勧めしたい一軒であります。

マツシマ (Matsushima)
東京都渋谷区上原1-35-6 第16菊地ビル B1F
TEL     03-6416-8059
営業時間/月・火・木~土 18:00~24:00(L.O.23:00)
                     日・祝 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日    水曜日     -店舗情報「食べログ」より- 

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