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13.その他(地方)

2018年5月22日

恋味亭 (レンミテイ) 西川口

Photo

恋味亭」 (レンミテイ)

店は西川口駅西口、風俗街を借景にホテルが点在する、いわばホテル街の中に立地

しているため、女性一人が足を踏み込むのにちょっと気恥ずかしさを伴いますが

某日は現地味を追求する飯友さんとの会食で現地集合。

アンテナを張り巡らせキャッチした情報では、中国東北・延辺料理を主軸とする

当店は朝鮮族も絶賛する中国の北朝鮮の味が食べられるのだそう。

週末利用のためアイドルタイムはなし。ディナーにはまだ早い時間帯なので、

スムーズに入店できました。

お通しは、MSGピーナッツと漬物。

羊串肉

先に到着していた飯友さんの話では串肉は6本しばりとのこと。

程よく歯応えのある肉は香ばしくビールの最良の友。

クミンは控えめですが、唐辛子とニンニクががっちり効き、濃厚な辛さに追行する

ケミカル風味が大陸の味をイメージさせてくれるのです。

大酱汤(テンジャンチゲ)@980

ピリッとからい唐辛子味噌味で、ジャガイモ、ズッキーニをはじめとする

豊富な野菜にシイタケ、豆腐、豚バラ肉などがたっぷり入って具だくさん。

さらにアサリの出汁も効き、家常的な温かみをもった食べるスープに大満足。

心に染みる優しい味わいで白飯が恋しくなりました。

大米饺子

米を主として作った皮なので、分厚くもっちもち。

餡の下味は控えめかつ皮も厚みがあるため、この餃子にマッチする香辛料の効いた

専用の辛味つけダレがセットされています。

ダイナマイトボディの大米饺子は温かいうちにいただくのがベスト。

きりっとした辛さが食欲を増進させ、食べ応えがありますが、美味しく完食しましたよ。

今回チョイスした料理の中では、大酱汤大米饺子が気に入りました。

牛腩炖土豆(牛バラとジャガイモ鍋)@1,080

ほか具材はニンジン、ネギなど。

スープは先ほどの大酱汤、あの唐辛子味噌を少し濃くしたような感じ。

しかし牛バラからの甘みが強いため、このままでは食傷してしまう恐れが……。

店員さんに粉唐辛子をもらい、迷わず投入し味調整。

八角もガッチリ効いていますから、この風味が苦手な方にはオススメできませんが

ほっこほこのジャガイモがたまらないご馳走となる鍋であります。

冷面(冷麺)@980

茹でたまご(半分)、キュウリ、キムチ、カットフルーツ(リンゴ)、スネ肉、

コチュジャンをトッピングし、麵はコシと弾力に優れたものとは異なり、

細めで灰色がかり、歯ですっと切れる柔らかさ。

透明感のあるスープはとことんフルーティーで、この甘さも延辺の特徴だと思います。

恋味亭 (レンミテイ) 
埼玉県川口市西川口1-11-16
TEL     048-255-7937
営業時間/月~金 17:00~翌3:00 土・日・祝 12:00~翌3:00   
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

恋味亭中華料理 / 西川口駅)  

2018年3月13日

桜梅桃李(オウバイトウリ) 静岡

Photo

自家製醤×発酵中華「桜梅桃李」(オウバイトウリ)

最寄駅は静岡駅北口、江川町通り沿いのビルの地下1階というロケーション。

オーナーシェフ、飯岡靖章氏は自然派中華の「月世界」さんほか様々な店で

調理技術の研鑽及び経験を積んだ人物。

自分の店を郷里で開くという強い志を持ち、静岡に戻られたのは去年のこと。

おまかせで料理を頼めるシェフが東京から去り、寂しい思いをしていたのですが、

これもまた仕方のないこと。ですが、2018年2月23日にオープン(プレオープン22日)が

決まったという知らせを聞き、居ても立っても居られずの日々。

門出を祝うためにもぜひとも訪れたい。

幸い静岡はそれほど遠くありませんから、高速バスを使い1泊で計画を立てました。

わざわざ、通りまで出迎えに来てくれた飯岡シェフ。人間味のある方ですから、

その人望も厚く店の入り口には立派な胡蝶蘭が並んでいました。

店内に入ると、真っ先に目に飛び込むのは、棚に配列された自家製醤などが入った密閉容器。

「月世界」さんを彷彿とさせ、シェフの経歴を知る一人としてちょっとにんまり。

また、厨房には臘腸(腸詰)が吊るされ、食欲をそそる絶景美に期待値は上がるばかり。

(ノブロー) すんげえな。店内にも6~7個、開店祝いの胡蝶蘭が並んでいるだよ。

オープンしたてのモダンな店内はテーブル席とカウンター席でレイアウト。

席の間隔も十分で、ゆとりを感じさせる素敵空間です。

調理は飯岡シェフが一人で担当。

「わざわざ、東京からお越しいただきありがとうございます。」

そう声をかけてくれたのは、お手伝いに来ているという感じの良い男性スタッフさん。

脇を固める彼らを含め、この日は3人体制での切り盛りです。

上着を預け、私達が希望したのはもちろん、シェフズテーブル。

カウンター席ならシェフとの距離が近いから会話も楽しめるし、ご馳走感のアップも間違いなし。

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、箸、スプーン、ペーパーナプキン
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
着座後:タオルおしぼり(手渡し後、直置き)

※ペーパーナプキン上のショップカードは私が置いたものです。

当店は自家製醤と発酵をテーマに心と体に優しい中華を提供。

事前にシェフと相談の上、おまかせコース(2名様より)@5,000×2を

お願いしていますが、卓上に用意された菜譜によると、

地のものを組み込んだ下記の12品(提供は順不同)になります。

・自家製甘酒と魚貝の老酒漬け
・富士の国直火焼き叉焼
・由比港の桜エビと細切り豆腐の和え物
・貴州省名産 黒わらびの冷製春雨(自家製発酵唐辛子仕立て)
・富士の鶏 自家製沙茶醤で
・台湾A菜の咸魚の蝦醤炒め
・河津の金目鯛と静岡麻機蓮根の客家民族式フリット
・河津の金目鯛の姿蒸し 自家製ひしお汁で
・苗族伝統の白酸湯と黒わらび餅の煮酸菜腊肉
・富士の国の肩ロースを生胡椒醤で
・香港正宗海老雲吞麵
・胡桃と甘酒のお汁粉

なお、料理は一部を除き、すべて各自分での提供で取り分けは銘々の作業。

サーブ時にも口頭説明を受けられるスタイルです。

生ビールで乾杯後は、次のお酒のチョイスタイム。

紹興酒の用意もありますが、当店は中華とワインのマリアージュも楽しめるお店。

飯岡シェフは勉強熱心でソムリエ資格も取得しているから、今日の料理に合う白ワインを

私達の懐事情にあわせて、選んでもらいましたよ。

La Pettegola Vermentino Toscana Banfi@4,800

辛口でフレッシュ&フルーティー。後口にキレの良さも感じました。

自家製甘酒と魚貝の老酒漬け

・しじみ(青森産)、ツブ貝(静岡県御前崎)、天使海老

ツブ貝を取り出すために爪楊枝もセット。

しじみの味付にはあと少しニンニクのピリ辛さを望みたかったのですが、

これは私の好みの問題。若干甘めながらも、生姜がきっちり効き、

味の落ち着かせどころはなかなかのもの。

また、ツブ貝はシコシコとした健やかな歯応えと肝のコクが楽しめ、

天使海老はねっちりとした身の甘みを引き立てる漬け加減で申し分なしです。

こんな美味しいツブ貝は「虞妃」 さん以来かも。思わず笑みがこぼれましたよ。

余談ですが、静岡人にとってツブ貝は小さい頃から食べられる身近な食材で、

家庭では出汁で煮ておつまみ的にいただくのだそう。

由比港の桜エビと細切り豆腐の和え物

桜エビの町として有名な由比港産。

その桜エビを細切り豆腐と香味野菜で和え、調味はシンプルに黒酢と塩、

旨みは自家製の醤(ひしお)から。

味の素やごま油の効いたベタな拌干豆腐丝とは異なり、桜エビの繊細な味を大切に、

黒酢の加減も妙妙で、淡くまろやかであっさり。

中華前菜の定番も地物の素材を組み合わせ、ドラマティックに大変身していましたよ。

飽きのこない味わいで、美味しかったなあ。

なお、このお皿は雲南省で求めたタケノコ形の器なのだそう。

富士の国直火焼き叉焼

静岡の銘柄豚「ふじのくに」の豚肩ロースの直火焼き叉焼。

(ノブロー) 付け合わせはベビーリーフだで。

漬け込んだ自家製タレの味に火入れも上々で、脂部分はサクッサクッと小気味よい歯触り。

噛みしめると嫌味のない甘さと肉は弾力に優れ、旨みたっぷりですこぶるジューシー。

空腹で訪れていますが、私達にしてはそれを差し引いてもバクバクと物凄い

スピードで食べていて、時計を見て驚きました。

素材、調味料ともに質の良い美味しい料理に胃袋は正直なんですね。

もっと食べたいと過敏に反応。さらにお腹が空いてきました。

貴州省名産 黒わらびの冷製春雨(自家製発酵唐辛子仕立て)

麺状の蕨根粉(わらび粉)に、香菜、クラッシュナッツ、白ごま、唐辛子などをトッピング。

香ばしいカリカリ食感を添えるのは油葱酥かしら?

黒酢をベースとした酸味のあるタレに自家製発酵唐辛子が馴染み

ここへナッツが入ることにより食感にリズムが生まれ、香菜が超絶にマッチ。

つるつるとした喉越しの春雨は黒く歯応えがあり、発酵系の芳醇な旨味が

まろやかな甘辛さとなって後を引く美味さです。

連れはえらく気に入った様子で、美味い、美味いを連発していました。

富士の鶏 自家製沙茶醤で

蒸し鶏は豆モヤシをクッションに頂には白髪ネギと香菜を据え、

まるで富士山のような美的なフォルム。器も綺麗だ。

(タクロー)  しっとりとした鶏肉はもちろん静岡の銘柄鶏「富士の鶏」だで。
メニューでは、豚も鶏もあえて「富士」に統一していると思うだ。

沙茶醤は、大地魚などの魚介をベースにニンニク、ゴマ、香辛料、油などを加えた

調味料ですが、ありきたりな沙茶醤とは一線を画し、自家製力が光り

金山寺味噌のような味の側面をもち、その旨みが強く、むっちりとした鶏肉を

美味しく食べさせることに一役かっています。

――コクの深い旨味の源泉は、自家製の醤(ひしお)――。

(寝太郎) この味、月世界スピリッツだけではない繊細さも持ち得ているね。

台湾A菜の咸魚の蝦醤炒め

また、当店は香港好きの方々にも嬉しいお店。

蝦醤炒めについては、香港、大澳張財記さんの蝦醤を使い調理してくれました。

これがズバリ香港味で、ひと口目で心射抜かれました。

某メーカーのものを使い調味した味とは全然違うのです。

シェフは香港にも精通し、知識量が豊富なうえに研究熱心。

ちょこちょこと現地を感じさせてくれる“味”が登場しますから楽しみが尽きません。

コース料理のメインは清蒸鮮魚。

東京では出来ないお値段で、ハタも考えてくれていたようですが、

静岡と言えばやはり金目鯛でしょう。

河津産で鮮度の良さは一目瞭然!今回は半身を次のフリットに使ってくれるそうです。

河津の金目鯛の姿蒸し 自家製ひしお汁で

カブトはちゃんと姿蒸しに。下には細切り豆腐が潜んでいます。

目玉周りのゼラチン質がもりもりと盛り上がり、ぷるっぷるでマジやばい!!

――ごくり。こんな隆起した目玉見たことないわ。

こうして、目玉をめぐり狂喜乱舞。そして恍惚のおしゃぶりタイムに突入。

私自身、絶対の“清蒸の神”と崇めるのは、閉店した「艇家大牌トン」さん

(現在の「Nomuka」)の五十嵐氏であり、ナンプラーを効かせたタレが動かしがたい

好みのツボですが、当店のひしお汁を使ったタレは、まろやかで濃すぎず、

素材の味を大切にした味加減で、ふっくらとしてしっとりとした身に

皮のとろんとしたゼラチン質もご馳走で、ハタを凌駕する美味さに感動。

半身とは思えないジューシーさで物足りなさは一切なしです。

他では食べられないであろう反則級の清蒸鮮魚に出会え、私達も足を運んだ甲斐が

あったというものです。

この清蒸鮮魚に勝てる清蒸魚ってそうないんじゃあないかしら。うんまい

河津の金目鯛と静岡麻機蓮根の客家民族式フリット

雲南茶葉orレモンリーフの悩ましい二択。

フリットの風味づけにより力を発揮してくれそうなレモンリーフでお願いしましたが、

ご厚意で、台湾、高山烏龍茶をプラスして提供してくれました。

静岡県の麻機(あさはた)蓮根は里芋のようにねっちりとしてシャキッと食感。

さらさらのガーリックチップに清涼感のあるリーフらが相まって、

軽やかで精妙な味わい。

(レンタロー) 香り立つフリットで、金目鯛も蓮根も美味いだ。

(レンタロー) シェフから味のお試し的にもろうた酢豚だで。

こいは、香り格別!味に重たさがなくて、うまうまなんだ。

ぜひ店に行って食べて欲しいだ。

(レンタロー) こいは、雲南ポルチーニと金華ハムの豆腐煮込み。優しい味だで。

(管理人:イメージ) レンちゃんたち、最近グルメレポに参加しないけど、
飯岡シェフが大好きだもんね。応援しているのよね。

苗族伝統の白酸湯と黒わらび餅の煮酸菜腊肉

甘味をつける酒醸(チューニャン)、酸菜は自家製で、黒わらび餅は

雲南省で買い付けてきたのだそう。

しっかりとした酸味に干した腊肉のフレーバーが共存するシェフの意気込みと

愛情を感じられる1品です。

富士の国の肩ロースを生胡椒醤で

グリーン色の生胡椒はインドネシア産、手前の黒っぽいものがタマネギ醤とのこと。

健やかな歯触りの豚肩ロースを噛みしめつつ、生胡椒をつまむと、はじけるような食感で、

フレッシュな青い芳醇が口に広がり、タマネギ醤と合わせていただくと味のアクセントに。

香港正宗海老雲吞麵

(寝太郎)「何洪記」リスペクト!大地魚が香るよー。

月世界時代に、「何洪記」さんをベンチマークとして作ってくれた雲吞麵に感銘を受け、

今回のコース料理に組まれていることを知り、本当に懐かしく、

この〆の麺を楽しみにしていました。

天地返し不要!

雲吞の餡はエビと豚のウデ肉を使用。締まった肉とエビのぷりぷり食感を楽しめ、

弾力に富み中心に芯のような、しなやかなコシをもつゴムゴムとした極細麺に、

大地魚を使った雑味のないスープは、その濃度が高く旨味の層が深い。

久しぶりにいただけて良かったわあ。

胡桃と甘酒のお汁粉

胡桃の温かいお汁粉に黒豆のきな粉がかかっています。

とろみづけには酒醸(チューニャン)を使い、ぽってりとた口当たりで、

余韻を残す綺麗な甘さ。この味、パーフェクト!大いに気に入りました。

(レンタロー) 最高にうめえ汁粉だ。シェフはデザートの腕も確かだな。

食後には台湾の高山茶のサービスを受けられ

会計は、追加の白酒(数杯)ほかを含め、1人当たり9,000円ほど(千円未満四捨五入)。

同じ「月世界」さんでの経歴を持つ、発酵系調味料の名手、小山内シェフ

びんびんに尖った感じや、進藤シェフのおおらかで男っぽさを感じさせる料理とは

別の繊細な味の魅力があり、生まれ育った地元静岡の豊かな海の幸、山の幸という

強力な武器を手に入れ、現地を含むさまざまな場所での修業や食べ歩きで得た自在さで、

伸び伸びと展開される飯岡ワールド。

今回のおまかせコースをいただき、シェフが郷里での開店にこだわった意味が

胃の腑に落ち、それを堪能させてもらいました。

 

訪問日はシェフのお人柄も強く反映しているのでしょう。

地元のお客様からの愛されっぷりも凄くて、満席状態。

また、オープンして間もないのですが、早くも翌日には40名様での貸切が

予定されているのだそう。県内一の中華料理店になる日も近いのではないかしら。

頻繁にはうかがえませんが、交通費をかけてでも、お邪魔したい1軒であります。

桜梅桃李(OUBAITOURI)
静岡県静岡市葵区昭和町3-17 第一秀和ビルB1F
TEL     054-252-0011
営業時間/17:00~翌1:30(L.O.24:00)
定休日    日曜日 

桜梅桃李(OUBAITOURI)中華料理 / 静岡駅新静岡駅日吉町駅)  

2018年1月26日

周黒鴨 (ツォヘイヤー) 西川口

Photo

「小城」さんで宴会を主催する友人の下見に同行して西川口へ。

同店へは2015年にお邪魔しましたが、店は移転していて、ずいぶんと立派な外観&

内装になっておりました。ここで、羊の各部位の丸焼きをいただいて帰るのも

良いのですが、圧巻のボリュームですから、完食できるかが不安。

そのため後日の宴会に必要な店の案内をもらい、西口へ移動。

この日は「周黒鴨」 (ツォヘイヤー)さんで鴨肉を食べることにしました。

ざっくばらんな店内はテーブル席のみでレイアウト。「小城」さんもですが、15時近い

中途半端な時間帯、当店もアイドルタイムなしでの営業です。

西川口の中国料理店をリサーチしている友人の話では、大陸では鴨脖(鴨首)の

人気が高く、専門店も数多くあるのだそう。

店員さんもお客様も中国人ばかりで、なかにはパック入りのテイクアウトだけを

求める方々も来店しているし、なんだかマニアックな雰囲気がぷんぷんだ。

 

生ビールで乾杯後は、リーズナブルな紹興酒(3年)を選び深酒タイムに突入。

酒の肴に選んだのは、

鴨脖、腐竹。

唐辛子、花椒など様々なスパイスや薬膳食材を使用して煮込み(鹵水)、味はしみしみ、

がっちりスパイシーな麻辣テイスト。

ヒリヒリを伴うパンチのある痛辛さに、対面して座った友人の額からは大粒の汗が。

ネックの部分の鴨脖はしまった肉の歯ごたえと旨味で、そのワイルドな美味しさに

出だしは好調ですが、後半は食感が単調に感じられてしまいました。

そうしたことから、個人的なお気に入りはやはり鴨头(鴨の頭)。

表面の皮はとぅるんとしてコラーゲンたっぷり、まったりとしたコクの脳みそも味わえるし、

ほっぺたのあたりの肉はシコシコとして、 食感のバリエーションに富み、

しゃぶり尽くせる旨さで飽きを感じさせません。

しかし、鹵水が同じため、部位を変えたところで、そうそう同じ味ばかりは食べれず、

次なる好奇心は店内に設置されたショーケースへ。

おお、麻辣湯の具材が並んでいるではありませんか。さっそく実食。

好みの具材をザルにいれ、3種類までは通常料金とのこと。

麵は数種類の中から選べるシステムで、次はスープの辛さのチョイス。

2人で1つの注文を考えていますから、友人の大汗を見過ごすわけにはいきません。

小辣でお願いしました。

具材は割増料金になりますが、7種入れてみました。

スープは丸みのある辛さで味に膨らみがあり、小辣ながらもなかなか美味い。

固めた血は麻辣味のスープに必要不可欠なアイテム。

ぷるぷるつるんっとした鴨血に、麺は友人チョイスの玉米面。

スープにしっくりと馴染み、やわやわでチープっぽさも愛せる味わいでした。満足。

周黒鴨 (ツォヘイヤー)
埼玉県川口市西川口1-23-5 SYビル 1F
TEL     048-258-8181
営業時間/11:00~翌4:00
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

周黒鴨中華料理 / 西川口駅)  

2015年8月31日

小城 (オシロ) 西川口

Photo_5

中華料理「小城

場所は西川口駅東口下車。駅を背にして西川口駅東口の交差点を左折し進行した道沿い。

飯友さんが川口に滞在するということで、この地まで足を運んだ。

店は西川口公団ビル1Fに立地するが、この並び一帯が妙に現地っぽい。

ガラス扉越しに中を窺うとその人相風体から感じたが、手前のテーブルで

中国人客が3組ほど食事をしている。

アウェイ感をひしひし感じながら入店すると、中国人の店員さんに案内されたのは正面奥のフロア。

テーブル席でレイアウトされ、各卓には炭火コンロをセットできるよう

中央に穴があり、通常時は蓋によりフラットな状態、頭上には排気フード付きです。

日本人はここに収容?と思ったら後半には中国人団体客も入り、

床には瓶ビールがケースで置かれ、中国語が強烈に飛び交うという圧倒的な現地感に支配されたが

勢いに呑まれることなかれ。我が道を行くのだ。

卓上には、市販のペットボトルに入れた水、灰皿など。

着座後には、メニュー、氷入りのコップ、業務用タオルおしぼりは目前で袋をパンと割って直置き。

取り皿を重ね、お通しには皮つきの塩ピーナッツ。

また、卓上の箸箱(割り箸)の上には、肉用の薬味が3種。

粉唐辛子(左)、クミン(真ん中)、右の黄色は素朴な甘さのある粉で、

この味、どこかで食べた気がしてならない。

 

さて、当店のウリは「聚福楼」さんと同様、羊の各部位の丸焼き。

烤羊腿(後腿@4,800、前腿@3,800)、烤羊排@3,800。

日本語が流暢に話せない店員さんもおすすめである、とメニューを指さし教えてくれるので、

相談のうえ、食べやすい烤羊排を選択。

「ラム切りますか?」

羊肉は丸焼きでも提供可だが、カットでお願いした。

しばらくすると炭火がセット。じりじりと熱を発し、顔が非常に熱くなる。忍耐。

烤羊排@3,800

あばら肉(スペアリブ)はカットでも圧巻のボリューム。

パワフルな肉の山は、目視でもその色味が綺麗なのでこれは期待できるぞ。

――今日は羊肉に神経を集中させ、他のものは切り捨てよう。

途中、店員さんが、心配になったのだろう。

他にオーダーがないか聞いてほしいと、日本語がよくわかる隣の店の女性にSOS!

「大丈夫、注文?(ワタシ)隣の店のひとだからすぐいるわけじゃないから、何か欲しいかも

しれないで聞いてって頼まれた。」 

親切な彼女の話だと、ここの店の方は中国東北地方、哈尔滨(ハルピン)出身なのだそう。

さてさて、羊肉を焼いて、ひたすら食らうことに専念しよう。

しかし、なかなか減りそうにない肉の山。そりゃそうだ。2人なのだから――。

まずは、炭火の香ばしさを纏った肉を、何もつけず口の中に放り込み噛みしめる。

すると赤身肉のうまみに追行し、嫌味のない脂がじゅわじゅわと口の中に広がった。

――おぉっ!これは!

羊肉の旨みはMAX級!肉質も良く、もたれ感のない味わいで素晴らしく美味い

ううむ。ビールにも合うなあ。

こうなるともう迷いはない。

トングで力強く肉を掴み網にのせ、焼いては食べる、この動作をひたすら繰り返した。

肉自体にも下味がついているが、食傷を回避でき、最後まで食べ続けることが

できたのは、味のバリエーションを変えれるこの3種の薬味のお蔭かもしれないなあ。

さっき隣の店の女性が、当店は哈爾濱(ハルピン)と言っていたので、思い出した。

手前の黄色い粉は「京華閣」さんでいただいた卵黄の粉(蛋黄粉)の甘さに似ていたのだ。

老虎菜唐辛子の盛り合わせ@580

青唐辛子と胡瓜と香菜のサラダ。

肉ばかりではバランスが悪いので、サラダを注文。

「辛い、大丈夫?」

と聞かれたが、食べてみると、青唐辛子も少なく、もっとツンとくるパンチの効いた辛さを

望みたかった。また炭火の熱に負けたのか、フロアの熱気に押されたためか、野菜はお疲れ気味だ。

酒は、朝日瓶啤(アサヒ瓶ビール)中@450×2、孔府家酒@2,500を注文。

Hand01 お会計は、1人当たり4,000円(千円未満四捨五入) あっぱれ安旨っ!

羊肉美味ければ全てよし!いやあ、美味かった。

機会があればある程度の人数を集めて利用したいな、そう思いつつ、

たらふく羊肉を詰め込んだ腹をさすりながら、駅へと戻るのであった。

 

小城 (オシロ)

埼玉県川口市並木3-23-19 西川口公団ビル 1F

TEL       048-229-2609

営業時間/  14:00~翌5:00

定休日     無休          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、4.0~5.0

2014年11月12日

マダム紅蘭 (マダムコウラン) 京都丸太町

Madamukourann

中国料理「マダム紅蘭

最寄り駅は、神宮丸太町又は丸太町。

丸太町通に面する当店は、築90年の町家を改築したという総檜造りの数寄屋建築。

今回、京都観光をご一緒してくれる白熊二代目さん達との昼食。

東京から店を選ぶにあたり留意する点があった。

京都の風情を愛する白熊二代目さんに、中華をお付き合いいただく以上、

京の趣きが感じられる店でなくてはならない。

HPより、店の外観、料理の写真を見て、ここだ!と直観し、提案した。

ランチには、中華重とミニ懐石があったが、相談の上、ミニ懐石@2,500(外税)を3名分予約。

当日、観光等で時間が押し、予約した時間に間に合いそうにないため、途中何度か

時間の変更を連絡したが、快く受けてくれた。感謝である。

 

半暖簾の掛けられた店の前に到着すると「満席」の札が出ている。

カラカラと音のする味のある引き戸を開け入店し、予約名を告げた。

リザーブしてくれた席は2階とのこと。

玄関で靴を脱ぎ、恐ろしく急な階段を手すりにつかまりながら慎重にのぼり、

2階を担当しているスタッフさんに席を指示してもらい、座布団に腰を下ろす。

それと無く、辺りを見回すと、ところどころに背の低い衝立が置かれた座敷席は、

親しみやすい和の情緒があり、人のお宅に呼ばれたような雰囲気で肩も凝らない。

――んー、好気配!町家パワーを感じるぞお!

このシチュエーションからすると、まず間違いはなかろう。にやり。一人心の中で思う。

テーブル・セッティングは、角盆、箸置き、箸(横置き)。

卓上には、醤油、酢、からし、爪楊枝。

タオル地おしぼりはトレー置き、急須でジャスミン茶のサービスを受ける。

また、卓には、カードケースに入ったランチの品書きあり、ここには、

お昼のミニ懐石(お1人様)の内容も記されている。全7品で2,500円。

料理は、各自分での提供。サーブ時にも説明を受けれる。

前菜

(コドモちゃん) ノブロー、ボクに食レポさせてよ♪

①蒸し地鶏のネギソース・・・健やかな鶏肉の旨みを、あっさりとネギソースで味わう。

②ししゃもの南蛮漬け・・・甘すぎず丁度良い漬け加減。

③サーモンのオーロラソース・・・ひと口サイズのサーモンは身もしっこり。
                    ナチュラル感のあるソースで。

日本人の舌にマッチする優しい味わいの前菜3種。好感度も高い。

秋野菜と牛カルビのオイスターソース炒め

当店は京野菜を使い、その持ち味を活かすことでも定評がある。

野菜についての説明はなかったが、秋の味覚、さつまいもをはじめ、南瓜、舞茸ほか数種。

肉らしい食感を残し、それでいて柔らかいカルビ肉との炒め。

口に含むとほんのり甘めで、家庭的だけれども、品の良さを感じる味わいだ。

紫芋のスティック揚げ

紫芋の色味を意識し、器も色合わせをしているのだと思う。

温かみのある平皿に、タマネギ、シシトウ、紫芋。

からっと揚がった野菜たちは、油っこさが微塵もなく、そのものの味を明確に伝える。

(コドモちゃん) 脇にはカレー塩が添えてあるよ。つけて食べると美味しいんじゃ。

播磨灘産カキの味噌煮込み

瞬間、その色から「名古屋名物味噌煮込みうどん」を思い出してしまった。

火が入っても縮まない、ぷっくり肉厚のカキに、いい塩梅で味のしみた豆腐がしみじみ美味い。

九条ネギがマッチする味噌煮込みには、甜麺醤を使われているようだが、

味の着地点に和を感じさせ、しっくりと舌に馴染み、心を和ませた。

(タクロー) サーブ時にはスプーンも出してもらえただ。

出汁の効いた、さらりとしてコクのある、うめえ煮込みスープもいただこうな。

エビチリのスクランブルエッグ

エビチリには、溶き卵入りでマイルド仕上げ。

と、言いたいところだけれど、こう見えてしっかりぴりっとする。

枝豆のグリーンを視覚と食感のアクセントに。

(二代目ちゃん) 美味しそうじゃ♪ いただくんじゃ♪

叉焼麺(焼豚入りの汁そば)

サーブ時には、胡椒がセット。

チンゲン菜、刻みネギ。叉焼は脂身がなく、噛みしめると甘みを感じる。

醤油ベースのスープもほんのりと甘めで、関東の自分からすると、もう少し辛い方が好み。

しかし、粉胡椒を使うことにより、ひきしまり、求める味へと近づいた。

(ノブロー) 白胡椒が合う、和な叉焼麺だで。〆に丁度ええ量だ。

体にやさしい仙草ゼリー

巨峰、パイナップル、ザクロ。

ほろ苦い仙草ゼリーにフルーツとシロップを合わせ、漢方っぽさを抑え、食べやすく仕上げている。

さっぱりいただけて美味しいデザートだった。

急須のお茶のお替わりにも気を配ってもらえ、充実したランチタイムを過ごすことができた。

なお、当店は全席禁煙。

化粧室は、1階(男女各1)、また1階席ではお子様連れの利用も可。

Hand01 お会計は1人2,700円。サービス料はかからず。1階レジにて支払う。

心温まる和テイストの京都町家チャイニーズ。上品で口当たりが優しく、好感度も高かった。

※今回、食すとこはできなかったが、名物には「東坡バーガー」もある(事前注文)。

 

マダム紅蘭 (マダムコウラン)

京都府京都市中京区寺町丸太町東入ル北側

TEL   075-212-8090

営業時間/ 11:30~14:30(L.O.14:00) 17:00~21:30(L.O.21:00)

定休日    月曜日、12/31~1/3          -店舗情報「食べログ」より-

※ランチ満足度数は、3.9~5.0

2014年11月10日

一之船入 (イチノフナイリ) 京都市役所前

Itinofunairi

創作中華「一之船入」 (イチノフナイリ)

当店はミシュラン星獲得店(一つ星)。

オーナーシェフは、横浜中華街で生まれ育ったという魏禧之(ぎ・よしゆき)氏。

HPによると、医食同源をコンセプトに置き、“京風”創作中華を提供している。

最寄り駅は、京都市役所前。京都ホテルオークラ裏手の高瀬川沿いという抜群のロケーション。

白熊二代目さんとのぬいさんオフ会のため、事前に、特撰船入コース 7品@8,500円を予約。

築90年の町家を改装した店舗でいただくヌーベルシノワに期待も大きい。

のれんをくぐり入店すると、石畳のエントランスが広がっていた。

――歴史ある町家の雰囲気に呑まれそうだ。

対応してくれたスタッフさんに予約名を告げると、リザーブしてくれた部屋は2階とのこと。

靴を脱ぎ、情緒のある階段を一段一段のぼって案内されたのは、一番奥の畳の個室。

テーブル・セッティングは、ペーパーランチョンマット、箸置き、ロゴ入り箸袋に入った割り箸、

スプーン(2)、コースター、ドリンクメニュー。

卓上には、紙ナプキン、爪楊枝などがセットされ、

正座椅子に座ると、タオル地のおしぼり(トレー置き)が提供された。

こちらのお部屋は、船入を眺められる、ウッドテラス付きの小部屋で、

のちに調べたところ「金龍の間」。しっとりとした風情を感じる中、

静かに流れるBGMは中華系で、日中が融合した“コラボレーション”空間。

(テラスには灰皿が置かれていた)。

白熊二代目ちゃんたちと久しぶりのオフ会。参加ぬいさんも多し!

(ノブロー) 今回は白熊さんとこのパンダ兄弟も参加だで♪ 心強いだ。

 

個室のお蔭で、ぬいさんと心置きなくリラックスしていると――。

「失礼いたします。どうもありがとうございます。どうぞごゆっくりしていってください」

と、店の方が部屋に挨拶に来てくれた。

コースがスタートする。(品書きはなし)。

料理は、一部を除き、基本各自分での提供。サーブ時にも細かく説明を受けれる。

じゃこピーナッツ(3名分)

乾杯用に、生ビール(小)@300×3。紹興酒は、古越龍山 陳五年(ボトル)@4,000を注文。

バターナッツのフカヒレ入りポタージュ

フカヒレはバラバラになった状態。レンゲで口に含むと、バターナッツ(南瓜)のほっくりとした甘みが

強く主張され、ポタージュは南瓜の一人舞台。

フカヒレがもったいなく感じた。

鮮魚とアボカドのタルタル

鮮魚は、漬けマグロ、スモークサーモン、いくら。

「よく混ぜてお召し上がりください」とサジェスチョン。

ごま油を絡めた冷たい麺入り。

アボカドのタルタルの上には、小さくカットしたリンゴが散らされ

フルーティーでコクのあるソースが、鮮魚やシャキシャキとした野菜に馴染み

いくらの塩気がアクセントになった。

フカヒレ姿と冬瓜の上湯仕立て

下に沈むのが、フカヒレ姿。味をしみ込ませているようで、見た目はこげ茶色。

その上に、摺りおろし、とろみをつけた冬瓜を浮かべ、鹹蛋(塩漬け卵)とオクラをあしらっている。

(コドモちゃん) サーブ時には好みで使えるよう、赤酢もセットしてもらえたよ。

白熊さんのところのぬいさんも、食レポをお手伝いしてくれてます。thank you

煮込みのソースは、独特の味の濃さがある。

そのままより、赤酢を使ったほうが口当たりもさっぱりするし、印象がプラスに働いた。

海老と松茸、ウニの炒め 福建のりソース

鮮やかなレッドの器に盛り付けられたネギ、生姜炒め。

油が多いのかしら? 素材は良いものを使っているのだけど、食べ進めると

しだいに重たくなり食傷してしまった。

また、香りの良い福建のりだが、ソース仕立てが「炒め」にマッチしているとは思い難い。

鴨とフォアグラのソテー 京揚げ豆腐とゴボウの煮込み

ソースにはアサリも入る。

さすが特撰。厳選した個々の食材の質の良さには恐れ入るが、

口に含むと、舌に留まり残る味の傾向がくどくも感じられ、私にはヘビー。

贅沢を言わせてもらっているが、ここにきて重たさが蓄積された感じ。

ズワイ蟹と松茸、レタス炒飯

この秋、最後の松茸。炒飯には小さくカットした状態で目視できた。

しかし、小粒でも十分に風味が立ち、存在感を示している。

ポーションは少な目なので、コース〆には丁度良い量だ。

(ノブロー) おめら、いきなり、吹き出しで食レポとは……。

大物になるで。パンダ兄弟、油断ならねえな…(汗)。

(ノブロー) デザート前にはおしぼりの差し替えがあって、ジャスミン茶もティーポットで

サービスしてもらえただ。茶葉は茶漉しボールん中だな。

デザート

スプーン、フォークがセットされた後に登場。

左から、中にツバメの巣を入れた杏仁豆腐(赤はザクロの実)、マンゴープリンのバニラアイス添え、

いちぢくのパスティ チョコレートソースがけ。(チョコソース、酸味あり)。

味の方向性を違えた盛り合わせ3種。どれも美味しく、楽しめた。

「お料理はこちらで以上でございます。ありがとうございました。」

お会計は、テーブルチェックにて。

Hand01 サービス料10%を含み、1人当たり12,000円(千円未満四捨五入)

帰りには、表まで出てくれ、私達の姿が見えなくなるまで、長く見送ってくれていた。

 

和の要素以外にも、洋の技法を盛り込んだ京都町家ヌーベルシノワ。

今回、特撰で提供された美味しさの構成内容と、自分の嗜好にズレを感じたものの、

個室でのリラックスした時間は特別感があった。

接待などの大事な場面で重宝するだろう。

 

一之船入 (イチノフナイリ)

京都府京都市中京区河原町二条下ル一之船入町537-50

TEL      075-256-1271

営業時間/  11:30~14:00(L.O.13:30) 17:30~22:00(L.O.21:00)

定休日    日曜          -店舗情報「食べログ」より-

http://ichinohunairi.com/

※中国料理満足度数は、3.6~5.0

2014年11月 7日

老香港酒家京都 (オールドホンコンレストランキョウト) 四条

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老香港酒家京都」 (オールドホンコンレストランキョウト)

当店では、古き良き時代の香港をコンセプトに、本場にこだわった香港料理を提供。

場所は、市営地下鉄烏丸線「四条」駅2番出口及び阪急京都線「烏丸」駅23番出口より

直結するCOCON烏丸地下1階というアクセスの良い立地だ。

入店すると、すぐ右手には様々な魚が泳ぐ水槽。メインダイニングは右手奥になるようだが、

1人の利用で案内を受けたのは、正面の比較的小ぢんまりとしたダイニング。

3人掛けの丸テーブル(3)、大きな円卓(1)というレイアウト。

手前の丸テーブルへと指示された。

品よくアンティークを取り込み、商業施設内のレストランとは思えないぐらい、しっくりと落ち着ける店内。

テーブル・セッティングは、サイズの異なる取り皿2枚、箸置き、ロゴ入り箸袋に入った中華箸(縦置き)。

テーブルクロス(ビニール)が敷かれた卓上には、醤、醋、からし、塩、胡椒、爪楊枝。

ほか、水盂になるのかしら?器あり。

足元には、籠も用意されていたが、大きな手荷物を空いている席に置き、着座すると、

メニュー、タオル地のおしぼり(直置き)、ティーポットで中国茶がセットされた。

ランチで好評を得ているのは、点心師が手作りをする香港式飲茶コース。

香港スタイルのワゴンサービスで、90分のバイキングだそう。

私は、夜に会食が控えているため、点心はグランドメニューからチョイスすることにした。

(ノブロー) 始めに2品注文。アラカルトの場合は厨房から蒸籠を皿にのせてサーブされるだ。

点心盛り合わせ(5品)@1,080(税込)

海老蒸し餃子(蝦餃)、飛び子焼売(飛魚子焼売)、にら蒸し餃子(韮菜餃)ほか2種類。

サーブ時に中国人スタッフさんから説明を受けたのだけれど、あまりの小ささに目を奪われて失念。

ひと口サイズの点心はどれも下味がついているので、そのままで。

厨房に、香港から各持ち場の専任調理人を招聘しているだけあって、

点心も本場香港の味を想起させる確かな味わい。

(ノブロー) オラに丁度ええ、ミニマムサイズだな。うめえよ♪

チャーシュー饅頭(叉焼包)一段@560(税込)

点心盛り合わせに叉焼包が入っていないことをスタッフさんに確認の上、

オーダーしたが、これも可愛らしいサイズ。

追加を見越して、メニューもさげずにいてくれたけど、この感じでは、

他の点心もポーションが小さいのではないだろうか?

ほんわり柔らかくて甘みのある皮と叉焼餡のバランスも上々。

甘さにくどさがないので、軽くいただけて味が良い。2個あっと言う間に完食。

海老雲吞麺@1,350(税込)

点心で腹を満たそうとなると、費用がかさむため、方向転換して麺をチョイス。

麺は細く、縮れてぽそっとした独特な食感の香港麺。

どっしりとした海老雲吞は4個。

歯を入れると、ぷりっとした海老と肉が抱き合わさったような餡で、この風味も香港テイスト。

ほか、チンゲン菜と刻みネギ。スープはやや塩分がきついかなとは思うものの、美味しい。

京都滞在中、1食目の中華は当たりを引けたようだ。

Hand01 会計は、サービス料10%を含み、3,000円(千円未満四捨五入)

ランチでは、やはり本場さながらのワゴンサービスの飲茶コース

(食べ残し、持ち帰り不可)が、楽しそうだ。

1人から注文が可能なのかは不明なため、興味のある方は店に尋ねて欲しい。

 

老香港酒家京都 (オールドホンコンレストランキョウト)

京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸地下1階

TEL   075-341-1800

営業時間/ 11:30~15:30(L.O.15:00) 17:00~22:00(L.O.21:00)

定休日    年中無休

大きな地図で見る

※ランチ満足度数は、4.0~5.0

2010年8月14日

神戸・淡路旅行 №5 老祥記 南京町

南京町、次の目的は豚饅頭で名高い「老祥記Aicon339

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南京町メイン通りの中央あたりに広場があり、お店はこの広場に面しています。

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知人のお話によると、いつも行列が出来ているとのことですが、見てみるとタイミング

がよかったのか、さほど待たずに購入できそう。

「いま空いてるよ」と表に整理にでていたお店のおじさんの言葉に後押しされて

並ぶことにしました。

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創業大正四年という歴史ある「老祥記」の豚饅頭は1個90円で3個から購入する

ことができます。店内にテーブル席もあるので、こちらでいただくことも可能なので

すが卓数がありませんので、ほとんどの方がテイクアウトで持ち帰られます。

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蒸篭に入った豚饅頭、このビジュアル美しいですっ。 たまらんなぁ。

オープンキッチンと表現してよいのでしょうか?中ではスタッフの方が黙々と仕事を

なさってらっしゃいます。

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覗き込むと、おぉ!2段になっているわ。下にも豚饅頭が見えますっ!!

蒸篭ごと持ち帰りたいーーー。

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広場でいただくことにしました。お連れさんの手のひらを拝借してパチリ。 

聞くところによると同店は「ぶたまん」という呼び名の発祥のお店だそうな。

ご覧のように小ぶりなぶたまんです。

餡は豚バラ肉のミンチとネギ、シンプルですが、醤油で味付けがされており溢れ出す

肉汁がもっちりとした皮にぐぐっと浸透し、旨い脂がこの皮全体にまわっています。

熱々のぶたまんを一口頬張ると驚くほどにジューシーで甘みがあり、醤油などを

つかわなくてもこのままでいただけてしまいました。

これは美味しいわーー 小腹満たしにもちょうど良いサイズでした。

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テイクアウトのぶたまんは紙袋に入れてくださるのですが、お店の入り口脇には、

専用のゴミ箱がちゃんと置かれています。ポイ捨ては厳禁です。

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元祖豚饅頭を実食。噂に違わぬ美味しさでありましたYahho01

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(ノブロー)オラ、横浜中華街の出身だけど、南京町もやるじゃねえかっ。

    「老祥記」の豚饅頭かぁ、覚えたぞっ。

・・・あら、老舗の看板に乗っかって。ノブローさんも大胆ね。

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いらっしゃ~い。と今にもおしゃべりをしそうなチャイナドレスを着た陽気な豚さん。

お店の隣は、老祥記雑貨の「月龍」((MOON DRAGON)です。

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パンダさんのてんこ盛り状態に癒されたりもするのです。

それはさておき・・・

南京町、ぶたまん満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。

 

老祥記(ろうしょうき)

〒650-0022   兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14 

TEL      078-331-7714

営業時間/  10:00~18:30(売り切れ次第閉店)

定休日/   月曜日

http://www.roushouki.com/

2010年8月13日

神戸・淡路旅行 №3 小小心縁(シャオシャオシンエン) 南京町

初日のランチは神戸・南京町

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この南京町は地名ではなく、神戸のチャイナタウンに付けられた呼び名とのこと。

私達は車でやってまいりましたが、電車だとJR東海道線、阪神電車「元町駅」

と市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」が最寄のようです。

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「長安門」をくぐり右手すぐのお店「楽園酒家」を目指していましたが

車中にて電話をいれたところランチタイムの予約は受け付けていないとのこと。

また相席で注文できるお料理も限られてしまうというお話だったのでお店を変更。

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メイン通りから脇道に入った福建料理の「小小心縁」(シャオシャオシンエン)

急遽、神戸案内のガイドブックを見て電話をいれたところ、予約可とのことなので

こちらで、少しゆっくりやらせていただくことにしました。

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店先にはリーズナブルなランチメニューが出されています。 

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予約の旨を告げると通されたのは、店内奥のテーブル席。

アラカルトで注文をすることにしました。

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鶏肉とカシューナッツの炒め@1260 

福建料理とあって鶏肉とカシューナッツの炒めもあっさりと塩味ベース。

あらー、ノブローさん、さっそく登場したのね。

いきなりだから、同行の知人ご夫妻もびっくりしていらっしゃるわよ。

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(ノブロー)中華は、すっこんでられねーだ。ご夫妻さんにオラのこと紹介してくれだ。

・・・仕方ないなぁ。わかったわ、お行儀よくしてね。

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芙蓉蟹(かに玉)

メニューには記されていなかったのですが、かに玉できますか?とお願いしたところ

作っていただけました。 金額は1200円ぐらいではなかったかと思いますが詳しくは不明。

表面はこんがりしているのですが、ふっくらというより薄くスレンダー。

かに足が、どーーんっと入っており、味付けはしっかりしていますが、他には

特筆すべき点はなし。

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ショウロンポウ(小籠包)3ヶ @480×2

肉餡はしっかり下味がついており、肉の旨味もたっぷり。

皮の中にはアツアツのスープが入っていますが、箸で持ち上げると破れやすかった

ので注意です。 なお、こちらでは針生姜は出されませんでしたが、このままで

いただいても十分に楽しめました。

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好みで酢醤油なんかも作ってみるといいだよ。

あっ、オラの分のショウロンポウも残しておいてほしいだーーー。

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豚肉とキャベツの味噌からし炒め@1050

ご夫妻さんに頂戴しただ。ごっちゃんです。

 

この他に、エビ蒸し餃子3ヶ@480×2もいただいたのですが、うっかり写真を撮り

忘れてしまいました。プリップリのエビの入った餡はショウロンポウ同様、

下味がしっかりして、半透明のもちっとした皮も美味しかったです。

2

お酒は生ビール@525を6杯ほど。

ハンドルをキープしてくださる奥様はバクラーとソフトドリンク。 

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それだけでないだよ。すっかり運転をお任せしたもんで3人で安心して

陳年カメ出し(二合)@1050も飲んでいただよ。ロックだな。

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照明は暗めなのですが、カジュアルに利用できる雰囲気をもった店内には

お子様連れのファミリーも多く来店なさっています。

やや、店員さんに素っ気無さはありますが、横浜でも中華街でこうした対応は

見かけます。 中華街ならではのものとして消化すれば気になるほどでは

ありませんでした。

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Hand014人で利用しましたが、お会計は、

上記、お料理とお酒で2名分が約5000円なり~。

神戸南京町満足度数は、★★★ 日常的なら満足です。 

1

横浜の中華街比べると規模は小さいものですが、メイン通りには両脇にびっしりと

お店が軒を並べています。 

 

小小心縁(シャオシャオシンエン)

〒650-0023  兵庫県神戸市中央区栄町通1-2-26 

TEL      078-321-3434

営業時間/  11:30~15:00(LO) 17:00~22:00(LO)

定休日/   水曜日

2009年12月16日

京都旅行2009秋 №25 美齢(めいりん)

三日目のディナーには「美齢」(めいりん)Aicon339

旅行中、中華も食べたいので、某ガイドブックで調べて予約しました。

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今回の私達の京都ご飯のテーマとしては、町屋造りのお店での食事。

こちらも某ガイドブックの写真を見たところ、趣のある座敷席でお食事が

できるはずなのですが

Piyo004_3 ここで、町屋造りとはなんぞや。 

間口が狭く、奥行きが長いのが特徴の家屋。と思っていました。

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閑静な住宅街の細い路地にお店はありました。

確かに細長い敷地に建てられておりますが、こちらのお店は縦に長いと

いうより横に長いのですっ。 あっ、これも町屋造りだと思いますが。。

 

小ぢんまりした店内。1階はカウンター席とテーブル席。

予約の旨を伝えると、案内されたのは1階テーブル席でした。

あれ?このお店は全席、座敷席ではないんだ。 

どうやら、某ガイドブックの写真から私達が勝手に「町屋造りの座敷席

で中華というイメージを持ってお店に入ってきてしまいました。

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お店の2階が座敷席になります。2卓。

こちらには通常5名以上でないと予約ができないらしいのですが、お店の方に

お願いしたところ、1卓空いているとのこと。 快く、席を替えていただけました。

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まずは、生ビール(えびす)@500×2を注文。

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お店は、男性のシェフお一人に女性のホール係りお一人で切り盛りなさって

いらっしゃいました。 注文があるときは、壁の呼び出しボタンを押します。

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一品料理が注文しやすい価格帯でそろっています。

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               海老のマヨネーズ炒め@900

私がいつもいただく海老マヨネーズとは見た目が違う感じがする。

海老の背に切れ込みが入っていないし、片栗粉は使われているのか不明。

油通しもなされていないようだ。

私的には想像していたものと違う。

中華の海老のマヨネーズ炒めというより、マヨネーズと粒マスタードを使った

海老サラダに近い感じかもしれないと思いました。

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1本から注文できる春巻きがあるのは嬉しい。

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                 春巻き(1本)@200

そのものは悪くないのですが、残念なことに、やや油ぎれが悪い。

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次は、野菜 豆腐料理から選んでみましょう。

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             石焼マーボー豆腐@800

私はどちらかと言うと四川が好きなので、こちらのマーボー豆腐は

やや甘めに思えました。

花山椒のきいた家庭的な美味しさがあります。

熱々の石焼鍋を使った演出も、美味しさの相乗効果を高めているようです。

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               紹興酒(グラス)@500

ロックで注文したところ、氷をまあるくカットして出してくださいました。

こういう細部に気遣いがきいていると嬉しくなります。

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この後、2階座敷席の残りの1卓には予約の6名様が入られて、お店の

対応も追いつかないぐらいの盛況ぶりになりました。

6名様はこのお近くの大学生のご様子。

地元のお客様に愛されているお店なのです。

さて、宴会のお邪魔をしてはいけないので早々退散しましょう。

 

感想としては、私の好む中華ではなかったものの、隠れ家的な雰囲気を

もち、品良く優しい味付けのあっさり中華だと思いました。

また、お料理の単価がリーズナブルなのも魅力。

お店の対応も、とても腰が低く丁寧で好印象でした。

 

お会計ですが、2人で、上記お料理とお酒(他、追加で生ビール@500)で

合計3900円なり~。 

こちらのお店はカード不可。現金会計でお願いしま~す。

 

美齢(めいりん)

〒602-8454  京都府京都市上京区黒門通元誓願寺上ル寺今町511

TEL          075-441-7597

営業時間/  11:30~14:00 17:30~21:00

定休日/   月曜・不定休