2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

ランキング

検索窓

  • Loading

時計

無料ブログはココログ

« ノブローの中華な日常 号外 | トップページ | 唐園 目黒 【閉店】 »

2012年7月 7日

ノブローの中華な日常(第9話)

「よだれ鶏」
01_2

02

03_2

04
                               (みに作)

お、きましたね! メニューの読み方。
中国料理の料理名は、材料、調味料、調理法などを組み合わせてつけることが多い
ので、メニューを見ればどのような料理かわかるようになっています。

「青椒肉絲(チンジャオロース)」は、「青椒(ピーマン)」+「肉絲(豚肉の細切り)」
ですよね。

でも、もちろんそれだけじゃありません。
「麻婆豆腐」は、「麻婆(マーさんというおかみさん)」が作った「豆腐」料理、
という意味でしたよね? (第2話参照)
これは、「宮保鶏丁」(第7話参照)とおなじく、作った人や食べた人に由来するパターン。

『ドダン・ブーファンのポトフ』の魔神さんこと『醍醐味』の醍醐さんは、
このタイプの料理名を「エピソード型」と分類されています。
(→『醍醐味』「魅惑の中国料理ー第三回 中国料理名攻略(1)」

「よだれ鶏」=「口水鶏」は、ノブローが言っているように、「想像するだけでよだれが
出るほど美味しい鶏料理」という意味で、広い意味では「エピソード型」といえそうですね。

またまた『ドダン・ブーファンのポトフ』(口水鶏のページ)を参考にさせていただくと、
その由来となったのは、20世紀なかばの革命家・郭沫若の文章とのこと。
とすれば、料理名そのものは、けっこう新しい。
でも、少年時代に故郷で食べた味を思い出して「よだれが出る」と書いているわけだから、
料理そのものはそれ以前から存在していたはず。
それまでは、「葱油白鶏」式に、「茹で鶏の〇〇ソースがけ」のようにオーソドックスな
名前で呼ばれていたのでしょうか。

9c21da48196cb8d8529ff7e09a973ccb_2

茹で鶏ではありませんが、蒸し鶏におなじように辛いタレをかけた前菜を、
伊勢崎町の「敦煌」さん(→記事へ)では「口水辣鶏」と表記していました。

Efef59d8d61a8f28f3f69805419cad0f

「神田雲林」さんにも「蒸し鶏の麻辣煮」という前菜がありました。写真の中央です。
これをよだれ鶏と呼んでいいのかはわかりませんが、「よだれ度数」(ってなんだそれ?)
はかなり高かったですよ。
(→記事へ

『ノブローの中華な日常』目次

« ノブローの中華な日常 号外 | トップページ | 唐園 目黒 【閉店】 »

00.ノブローの中華な日常」カテゴリの記事

コメント

リンクありがとうございます。

>でも、少年時代に故郷で食べた味を思い出して「よだれが出る」と書いているわけだから、
料理そのものはそれ以前から存在していたはず。
>それまでは、「葱油白鶏」式に、「茹で鶏の〇〇ソースがけ」のようにオーソドックスな
名前で呼ばれていたのでしょうか。

鋭い!
実は自分もそう考え、元々の料理名が何だったか調べたのですが、分かりませんでした。
しかし麻辣鶏(マー・ラー・ジー)のバリエーションの中に、口水鶏と同じものがあります。
中国人の書き手も、同じものだとは書いていましたが、果たして口水鶏の元になった料理なのか、確証が得られませんでした(涙)。

>伊勢崎町の「敦煌」さん(→記事へ)では「口水辣鶏」と表記していました。

この手の、呼び名にもう1文字つけるのは、中国料理では良くある事です。
しかし中には、全然別な料理が出てくる場合もあり、この辺も楽しいところです(苦笑)。

>「神田雲林」さんにも「蒸し鶏の麻辣煮

恐らくこいつが、麻辣鶏だと思います。

魔神さん

さすが魔神さん、調べてらっしゃったとは……!
なるほど、麻辣鶏のバリエーションですか。
中国料理っていうのもなかなかフレキシブルで、どんどん変化しているようですし、
厳密に定義づけするのは難しいのかもしれませんね。

>この手の、呼び名にもう1文字つけるのは、中国料理では良くある事です。
>しかし中には、全然別な料理が出てくる場合もあり、この辺も楽しいところです(苦笑)。

わはは。
僕も、そのへんも含めて中国料理を楽しんでいきたいと思っています。
もちろん美味い料理も食べたいですが、自分のイメージと
ちがった場合も含めて、そういう「大陸っぽさ」を体感できる
のも中国料理の醍醐味のような気がします。

もちろん、知識の有用さを否定するものではありません。
魔神さんのサイト、今後とも大いに参考にさせていただこうと思います。

コメントありがとうございます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ノブローの中華な日常 号外 | トップページ | 唐園 目黒 【閉店】 »