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2014年1月 6日

春秋(シュンジュウ) 広尾

Syunnjyuu

中国料理「春秋」(シュンジュウ)

当店は完全予約制。

上海家庭料理をベースにしておられるという料理は、シェフのおまかせコース

(8品前後15,000円~)のみ。訪問は2013年12月半ば。

場所は広尾駅から徒歩10分ほど。

東京女学館高校近くの日赤通り商栄会エリア内。

アクセスが良いとは言い難い立地のうえ、とても控えめな外観。

中華包丁をモチーフにしたドアノブを開けると、薄暗い店内は奥へと続き

次第に広がりを見せます。

通路、右手側の厨房より、「いらっしゃいませ」 とお声がかかる。

当店の宮内敏也 シェフだ。

お店は家族経営ということなので、おそらく奥様だと思いますが、ご案内を受け

奥のフロアの4人掛け丸テーブル席に着座。

通路側にも席が設けられていますが、奥はテーブルが5卓。

そのうち、すでに2卓は予約のお客様で埋まっており、

ほどなく、残りの席も予約客で満席となりました。

予約時、HPを拝見して、格式ばったお店なのかと想像していたのですが、

コテ跡の残る珪藻土の壁やコンクリートブロックを積み重ねた無機質な空間に

木の質感を組み込んだモダンな造り。

さりげなく配置された美術品が空間のグレードを上げています。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)、皿、コースター(布)、グラス。

タオル地のおしぼりは直置き、喫煙可のようで灰皿の準備あり。

グラスは、うすはりではなく普通の厚み。

ドリンクメニューをいただけましたが、値段が記していない(汗)

ひょっとしたら広尾価格? ビクビクものですが、ビール中瓶1本です。

命ばかりは取られまいと注文。

先ほどご案内をしてくださった(おそらく)奥様もフロアを担当されている

スタッフの方々もカジュアルな服装だ。(この日、フロアは計3名)

和やかな接客等を拝見していても、当店はアットホームに過ごせる

隠れ家的気配があります。

次は、紹興酒 かめ出し8年。

さすがに紹興酒はお値段を聞きました。

私達、場合によっては酒量をひかえなくてはならない飲んべえさんですから。

紹興酒はショット売りということで、常温orロックで900円。

陶器のそば猪口のような大きさの器で供されます。

量もたっぷりなので安堵する連れ(寝太郎さん)。

ちなみに熱燗にすると2合で1,400円になるとのこと。

チェイサーで氷水もセット。

さて、おまかせコース料理にお品書きはありません。

サーブ時に、ご説明受けたものを急ぎ控え、補足し記録させて

いただきますから正確さには欠けるかもしれません。

提供のスタイルはヌーベルシノワ(ひと皿ずつ各人ごとのポーション)で、

和食器に盛り付けられてサーブされます。

チャーシューと車エビの前菜

エビはシンプルにさっと塩茹でしたもの。これが、驚くほどに美味い。

某有名寿司店のクルマエビを彷彿させるもので、天然ものだと思います。

歯を入れると身はしっこり、旨みも活きている。

まさしく、シンプル・イズ・ザ・ベストの勝利ですね。

チャーシューはハチミツが効いていて、肉質良好。

素材にこだわってらっしゃいます。

皮蛋

当店のHPでも皮蛋(ピータン)は推しの一品ですが、その味は鮮烈!

口に含んだときに広がる黄身のねっとりさとコク深さがズバ抜けて凄い。

私の皮蛋食歴上、国内最強です。

この味はぜひご賞味いただきたいものです。

牡蠣の湯葉巻き揚げ

お好みで使用できるケチャップベースのタレもセット。

中には叩いたカキがとろとろ状態で入っています。

湯葉の食感にカキの風味が新感覚。

そのままでも十分美味しいのですが、カキには甘辛いケチャップタレもよく合う。

上海蟹(蒸し)

お聞きしたところ、この上海蟹は男の子(雄)。

食べやすいよう足もすべて解体した状態で運ばれてきますので、

ハサミ、カニスプーン、フィンガーボウルなども必要なし。

あとは、お箸でいただくだけです。

上海蟹の白子と味噌のこってりとした食味を堪能。

デリケートな身の甘みも口に優しい。 

蟹の身をつけるタレは黒酢に生姜。このタレの配合が絶妙。

酸味に角がなくまろやかでフルーティー。飲み干せる旨さです。

普段タレを使わない自分たちも、ちょこちょこつけて楽しませていただきました。

実はこの時期、上海料理を扱われる当店への訪問は上海蟹狙いでした。

コースに組み込まれない場合は、お尋ねしようかと思っていたのですが

私としては嬉しいサプライズ。

小細工なしの真っ向勝負の上海蟹の味わい。

2013年、日本国内でいただく上海蟹でダントツの美味しさでした。

上海蟹の甲羅には、にっこりスマイルマーク。

今の私達の満足顔とおんなじです。

スッポンのスープ

「蟹のあとなので生姜を効かせております」 とサーブ。

確かに生姜が効いていますが、その味が一体化していて、

日本人シェフの繊細さが、1杯のスープに体現されているかのよう。

あっさりとした上品な口当たりですが、滋味深い。

鮑の肝炒め

つけ合わせの野菜は、エリンギとこの時期にでる甘みのある冬のタケノコ。

火の入り方も申し分なく、シャキシャキ度が強い。

柔らかくてしなやかな鮑。 肝ソースも臭みがなく味がまろやか。

肝炒めですが、品よく仕上ったソースは調和を果たし、

素材を食べさせてくれる珠玉の一皿です。

北京ダック

エビセン付き。

春餅の中には、ネギ、キュウリ、ペキンダック、甜麵醤ベースのタレが適量。

(ノブロー) 北京ダックだべ♪ オラ添い寝するだ。

(みに) こら、食レポ放棄して寝てる場合じゃないわよ。

こちらは普通に美味しい。

他店のことを記して申し訳ありませんが、やはり北京ダックについては

北京遊膳」さんが強い。という印象です。

次のお食事に入るにあたりスプーンと黒酢などがセットされました。

ご説明によると、この1品でおまかせコース料理はデザートを残すのみだそうです。

フカヒレ姿蒸し

これも当然一人一皿。

ものすごくデカイ。

スプーンですくいあげにかかろうとしても、容易にその全貌を望むことができません。

その存在感たるや圧巻のフカヒレ。

入念な仕事ぶりがうかがえ、もちろんアンモニア臭などは微塵もなく、

チンゲン菜は文字通り付け合せ的立ち居地。

当店のフカヒレはシェフ渾身の一品。

色味は、お醤油色でぽってりと濃厚。

自家製調味油も手作りされるシェフに敬意を表し、定番料理に対する

(素人である私達からの)味付け推測は控えます。

はじめはそのままでいただいていましたが、このボリューム。

味が単調に感じられてくるので、黒酢の活躍する余地はあり。

また、食事の中盤からこのソースを他に活用したくなりました。

炒飯(別注文)

リクエストは炒飯。

「ひょっとしたら、タレの残っているうちに炒飯にかけて召し上がられますか?」

鋭い!心のうちを読まれてしまった。

奥様にお聞きしたところ、当店の炒飯は玉子とネギのみの黄金炒飯だけ。 

やはり、お客様みなさん考えることは同じようで

このフカヒレが出されると、炒飯の別注文が多く入られるよう。

「急いでお作りいたしますので」

サーブ時には、ザーサイもセット。

このザーサイも真面目な仕事ぶりが反映されています。美味し!

「お取り分けいたしましょうか?」 とお声をかけていただきましたが

自分でやらせていただくことにしました。

当店の炒飯は、自家製の特製ネギ油と岩塩を使い、

大量の長ネギを投入し、炒めているとのこと。

ご飯は日本米なのでパッラパラとまでにはいきませんが、香りがよく口当たりが軽い。

待望のフカヒレあんかけ炒飯を手元で自作。

炒飯自体のボリュームも十分なので、炭水化物を腹に収めきっちり満腹。

目配りも利いており、絶妙のタイミングで、温かいお茶のサーブを受けました。

杏仁豆腐

デザート時にはおしぼりの差し替えあり。

ここで温かいチャイニーズスイーツをいただけると個人的にはさらにテンションが

あがるところですが、杏仁豆腐も納得のクオリティ。美味しくいただけました。

当店でもおせち料理を作られているようで、伺ったところ、

注文が入れば用意するというものではなく、容器に限りがあるため限定数。

主に毎年注文される常連のお客さま用に用意される感じのよう。

2013年、伺った時点(12月半ば)で、明後日あたりには終了しそうというお話でした。

本年の年越し用にご興味のある方は、その時期になりましたら、

直に、お店に聞いて見てくださいね。

厨房に入られ調理なされるのは、宮内シェフ お一人ですが

食材を吟味し労を惜しまず丁寧な仕事を施した料理の数々には感服。

帰り際には、入店時と同じようにシェフから「ありがとうございました」とお声がかかる。

シェフの人柄、温もりの伝わるお店って素敵だOnegai03t

お酒のお替りはショットグラスの紹興酒を数杯。サービス料10%が加算され

Hand01 お会計は、1人当たり21,000円(千円未満四捨五入) 

高級食材の目白押し。しかし、どれも素材の持ち味を活かしきる

真摯な姿勢が表れ、接客ともに好感度は高いものでした。

中国料理満足度数は、★★★★☆ とってもお気に入りです。 

 

春秋 (シュンジュウ)

東京都港区南青山7-14-5

TEL      03-3407-4683

営業時間/  月~金 18:00~21:30 土・祝 18:00~21:00

定休日    日曜

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