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2015年6月22日

山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

Photo

中華料理「山西亭

場所は東新宿駅から明治通りを西早稲田方面に進行した道沿いのビル地下1階。

当店では山西省出身の料理人による山西料理(晋菜)がウリ。

山西省は、小麦粉、穀物の粉食を中心とする文化で、刀削麺(小麦粉)、莜麦(燕麦)などの

麺料理が有名。また、黒酢の使用も特徴的だ。

グランドメニューには一般的な中国料理も紹介されているが、当店ではぜひ別メニュー及び

壁に貼られている山西省郷土料理に着目してもらいたい。

中華系BGMが流れ、程よく現地っぽさを漂わす店内は、食堂風でもあり気負いのない雰囲気。

入口すぐの左手と右手奥に個室対応可能なテーブル席があり、

他もすべてテーブル席でレイアウトされ、中央のダイニングでは厨房の様子が望める。

入店後、店の女性から案内を受け、中ほどの4人掛けテーブル席へ。

テーブル・セッティングは、取り皿(2)、箸(横置き)、メニュー。

赤いクロスをかけ、トップにビニールマットを敷いた卓上には、辣油、醤油、酢、七味唐辛子、

胡椒、爪楊枝、紙ナプキン、灰皿。 着座後には業務用タオルおしぼりが直置きされた。

本日はグランドメニューからではなく、山西省郷土料理からアラカルトでお願いするが、

料理に先立ち、酒は生ビールからスタート。枝豆がお供でついてきた。

莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)(莜麦:燕麦のせいろ蒸し麺)@580(小蒸籠)

莜麦を筒状にして、蒸籠に蜂の巣状に並べ蒸した山西省の郷土料理。

(ノブロー) つけだれは2種類サーブされるで、好みの方で食べてな。

①山西省の黒酢と醤油 ②トマトとタマゴ

まずは、そのままでいただく。もちっとして穀物香の風味が感じられ、素朴な美味しさが

口いっぱいに広がった。シンプルだけれど、誰もがほっこりする味わいだろう。

次にたれを試してみるが、黒酢だれは尖ったところのないまろやかな味わいで

莜麺栲栳栳と相性が良い。

また、山西省で多い、トマトとタマゴだれがセットされるのも特徴と言える。優しい味わいだ。

メニューの写真は大蒸籠だけれど、小蒸籠は2人でシェアして丁度良い量。

食べ終わったあと残ったつけだれは手もとにキープ。何かに使えるかもしれないからね♪

 

さて、当店は家族経営で切り盛りしている。

お年を召したご両親も店に出ているけれど、接客は娘さん(奥様)が担当。

とても人当たりがよく、空いた皿を片付けに来た際、

「莜麺栲栳栳、身体にいい。糖分ゼロです。麺は中国持ってきた。日本はないです。」

と、笑顔を添えて興味深い話をしてくれた。

(寝太郎) どうして蜂の巣状に?

「あの形、作るはほんと難しい。私できない。コックさんできます。刀削麺は20年ぐらいやってます。」

話が横道にそれてしまったが

山西省の名物、刀削麺は(外に注文せず)粉からきちんと作っており、

麺も細いものと太いものをリクエストできるという。

山西風味鶏(蒸し鶏と野菜の山西香酢の和え)@800

蒸し鶏と、細切りにしたキュウリ、ニンジン、僅かな香菜も活躍する冷菜。

山西香酢(黒酢)にぴりっと辣油が効き、ピーナッツオイルのようなコクが味に立体感を出し

そのバランスも秀逸で、食べていて嫌味な味がしないため、さっぱりいただけ、酒の友になり得た。

酒の種類は豊富。ウイスキー、サワー、焼酎あり。

チョイスは紹興酒5年(ボトル)@1,580×2。

チェイサーで水をお願いすると気を利かせてピッチャーで置いてくれた。

(寝太郎) 助かるよ。僕は水を飲むのが早いから、いつも店員さんを

つかまえるのに一苦労なんだ。

不烂子(ブランズ)(ジャガイモ入り蒸し麺の焼きそば)@750

小麦粉にジャガイモを練り込み細かく刻んだ麺生地が主役。

使用前の角バットに入った状態をみせてもらったが、まるで、ピザ用チーズのような形で、

それを高温で炒め、味付けは塩味ベースで、唐辛子、胡椒、香菜も参加している。

麺をいただいてみると、練り込んでいるだけあってちょっぴりぽってり。

どこか昔懐かしく、飾り気のない味わいだが、微量に入ったマッシュ状のジャガイモも

香ばしさを運び、胸がキュンキュンする美味さがある。

(寝太郎) ジャガイモのホクホク感があって他で食べたことない素朴さ、

手作り感が素晴らしいよ。

(ワタロー) おもちゃっぽい味だけんど、おやつ感覚でパクパクいけるな。

不思議な魅力があるだ。味覚チェンジで、キープしたつけだれが役立つか?

 

莜麺栲栳栳で蒸しを味わい、不烂子で炒めをいただいた。

麺処、山西省である。まだまだいろいろな麺料理が楽しめそうだ。

黒酢溜白菜(白菜の甘黒酢炒め)@750

具材は白菜のみで、山西特産の濃厚な黒酢(陳醋)が味の決め手。

少量の砂糖と唐辛子は風味付け程度で、くどさがなく、さらりとした甘酸っぱさが

シャキシャキとした歯触りの白菜にマッチする。

これ、合わせ技ができそう。揚げた麺にどさっとかけたくなるなあ。

それにしても、これほどシンプルな甘黒酢炒めが美味しいとは――。

料理人の腕の確かさを実感した。

(ノブロー) 店の父さんはオラたちをよう見てくれてるだ。フロアを行き来する娘さんに

あそこの卓注文決まったから行ってあげなさい、と声かけてくれてるんだな。

 

お父さんは日本語があまりわからないよう。でも、様子を見にきてくれたとき、

寝太郎さんが「好吃!」と言うと、目尻をさげ、にこにこと、とても嬉しそうだったなあ。

チャーミングなあの笑顔が忘れられないよ。

莜麺魚魚(莜麺 焼きそば)@850

莜麺栲栳栳同様、莜麦を使用。

こちらは生地の両端を細く中を太く成形。

魚の形をした麺は白魚のようで少し不揃いな感じも面白い。

キクラゲに野菜はニンニクの芽、もやし、ニンジンと炒め合わせています。

もっちもちの歯ごたえで、これこそニョッキ系の食感。生地の色味も関係してパッと見は

味が濃そうに思えるけれど、、ぎとぎとくどいわけではなく、調味加減も良い。

(寝太郎) うんまいーーー!完璧じゃん!気に入っちゃったよ。

寝太郎さんのツボを直撃。本気食いに値する焼きそばである。

 

本日オーダーした料理、どれもインパクトがあり、食べていて食傷せず、この本場感に興奮した。

素朴で素材の味を生かした山西料理って美味しいなあ。

心温まる接客で店を身近に感じられたし、東新宿まで足を運んだ甲斐がありました。

山西省郷土料理としてメニューに記されていたのは9種類。うち今回5種類クリア。

2名の利用だと、食べれる品数は通常これぐらいだろう。

青島ビール@350を追加し

Hand01 お会計は1人当たり4,000円 がっちり飲めて、安くて美味い!

当店は春雨も手作り。話だとランチ営業もしているが、

やはり夜の方が珍しい料理が揃うとのこと。

20名様での貸切の場合、一人5,000円(税別)で飲み放題付き。(2.5h)

メニューにない山西省の特別料理を全て盛り込み、提供してくれるという。

普通の水餃子ではない特別な水餃子も!と教えてくれたので、宴会仕様こそが、

当店の真価を引き出し、山西省の魅力を存分に堪能できることだろう。

ショップカードもいただいた。宴会番長にお知らせせねば。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL         03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日     不定休          -店舗情報「食べログ」より-

※中国料理満足度数は、4.5~5.0

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