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2016年4月13日

古月 (コゲツ) 池之端

Photo

会席中国料理「古月

最寄駅は根津。言問通りから奥に入った住宅街に立地する当店は、昭和5年に建てられた

趣きのある家屋を利用した古民家レストラン。玄関までのアプローチには敷石が敷かれ、

店名の入った白地の暖簾が利用客を出迎える。

HPによると、総料理長、山中一男氏は2009年に「東京マイスター 」、翌2010年には

「現代の名工」を受賞した輝かしいキャリアの持ち主であり、

「栄養薬膳大師」の資格も有しているのだそう。

また同氏は新宿「古月」さんの師匠にもあたる人物。

ランチコースには通常メニューもありましたが、当店ならば身体に優しくヘルシーな

ベジタリアンコースも、きっと満足度が高いのではないかしら。

上野方面での花見を兼ね、2名で予約し3月下旬に訪問。

気温の低い日が続き、付近の桜は三分咲き程度でしたが、春の訪れを告げるように

玄関前には壺で(桜の)枝が生けられていました。

入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、指示を受けた、すぐ右手の個室に入る。

ここは、組み木の床に長テーブルを備え、白いテーブルクロスが映える昭和レトロな雰囲気に

包まれた洋間で、椅子は7脚ありましたが、利用人数に合わせ2脚のみをセットし、ゆとりを提供。

窓からはグリーンが望め、大切な日の会食にも相応しいものになっています。

また、奥には和室にテーブル席を配したお部屋もあり、こちらも素敵な和洋折衷空間で

古民家の味わいを生かした造りになっていましたよ。

 

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、コースター、位置皿、ナプキン。

ほか卓上には灰皿と爪楊枝。上着を預け、着座後には、タオル地おしぼり(トレー置き)、

茶呑み茶碗(茶托付き)、ドリンクメニューが置かれました。

予約をしたベジタリアンコースにお品書きはなし。

料理は全て各人ごとのポーションで供され、サーブ時に口頭説明を受けるスタイルです。

前菜盛り合わせ

1.新タケノコとふきの塩麹あえ、2.モヤシの湯葉巻き、生姜風味、3.ウルイ、

4.お麩の甘辛煮、5.青海苔のゼリー寄せ、

品数のある説明は不慣れな様子で、紹介してもらえたのは5品ですが、

ゴボウと干しシイタケを煮含めたものも前菜にカウントして良いかと思います。

この中で一番口に合ったのは、季節の食材を使いあっさりと優しい味に仕上げた

新タケノコとふきの塩麹あえ。反面、自分には味が濃すぎると思ったのがお麩の甘辛煮。

また、寒天の使用量が多いゼリー寄せは、青海苔の馥郁とした香りが味覚に働きかけ

意外な前菜の功労者となりました。

山伏茸と野菜の炒め物

山伏茸を使い、鶏肉に近い見た目、模した食感を作り上げたフェイク料理。

百合根、木耳、銀杏、アスパラなどと炒め合わせ、トッピングには香菜と、豊富な具材が

視覚に訴え、物足りなさのない見事なプレゼンです。

塩味をベースに調味され、程よき分量で楽しめました。

からし菜と新タケノコのスープ

スライスした柔らかいタケノコと山菜(こごみ)が浮かぶ、春を感じさせる香り高いスープ。

精進東坡肉

ボイルしたブロッコリーと青菜のニンニク炒めが付け合わせ。

五葷を使うため、当店の精進料理は厳密なものではないのでしょう。

三枚肉の様相をしたフェイク豚肉は、お麩と野菜や春雨などで作られ、ねっとりとした口当たりで、

干しシイタケとともに醤油やオイスターソースで煮込んだような、こってりとした味の濃さがあるのです。

炒飯

食事は2択で、各人ごとに選べるため違えてお願いしました。

炒飯にはスープがセット。濃い目ですが、街場とは異なる実直な醤油味に安堵。

具材は、タケノコ、干しシイタケ、漬物、玉子入り。肉は入っていません。

味付けがしっかりしていて、油っこさもなく綺麗な味わいの炒飯だから自然と食も進みます。

担々麺

小さめの碗にたっぷりのボイルモヤシ!この下に箸を入れると

スープの赤い色味にほんのりと染まった中細の縮れ麺がお目見え。

(寝太郎) “天地返し”発動だね。一気に麺とモヤシを逆にするんだよ。

寝太郎さん曰く、“天地返し”は二郎ラーメンのテクニック。

なるほど、これぐらいの盛りなら私でも容易に出来るからやってみる。

技を使うことで、底に溜まっていたタケノコ、漬物をはじめとした細かい具材が、

表舞台に立ち、きっちり効かせたスパイスの中にはカルダモンの芳香も感じられた。

爆発的な辛さはありませんが、下手に挽肉の入った担々麺を食べるより全然美味いと思います。

デザート

桜と甘酒のゼリーと白玉団子。カットした苺も添えられています。

もちもちした団子を噛み切ると、中に収めらていたミントのシロップが口に広がり、

すーっとした爽やかな後味。桜の塩漬けが入ったゼリーもですが、最後まで手を抜かず、

ひと手間かけて作ったことがわかります。

また、デザートタイムには、珈琲、紅茶、ジャスミン茶、プーアル茶から飲み物を選べました。

私のチョイスはプーアル茶。

サーブ時には、茶葉の入ったティーポットと、お湯がステンレスポットで置かれます。

寝太郎さんは珈琲でしたが、デフォルトで置いた茶呑み茶碗も下げずにいてくれるお蔭で

彼もプーアル茶を飲むことができました。

(寝太郎) この店、好きなだな。和の良さをエントランスから感じさせてくれて、

懐かしさと安心感、そして洗練のバランスが絶妙なんだ。

がちがちに精進料理ではないベジタリアンメニューは面白味もあり、にわか菜食者の

私たちにも取っ付きやすく、満足度も高かったです。

お酒はワインも置かれていますが、お手頃な女児紅瓶入り(600ml)@1,800(税別)を注文。

HPによると、昼のベジタリアンコースは4,900円(税別)ということでしたが、逆算すると

3,900円(税別)で計算されています。コース内容等に変動があるためかと解しましたが

Hand01 会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。

サービス料なし。テーブルチェックにて。

心和らぐひとときを過ごせる隠れ家的なお店で、とても好感が持てました。

桜の時期にはまた利用したいなあ。

 

古月(コゲツ)

東京都台東区池之端4-23-1

TEL   03-3821-4751

営業時間/  12:00~15:00(L.0.14:00)17:00~22:00(L.0.20:00)

定休日/   水曜日

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