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2018年3月

2018年3月29日

錦福 香港美食 九段下

Photo_2

錦福再訪

6名での会食で現地集合。当店はシェフが一人で調理を担当しているため、

料理はグランドメニューからのアラカルトチョイス。ほか、幹事さんの話では

蒸し魚を別にお願いしてくれているとのこと。

ここでは以前記録した料理の細かい記録は省きます。

松花皮蛋(ピータンと味付け若しょうが)@880

前菜から1品チョイス。透明感ある琥珀色の白身に黄身はとろ~りで夢見心地の味わいです。

脆皮烧肉(皮付き豚バラ肉の焼き物)@1,800

卤水牛肉(味付け冷やし牛スネ肉)@1,200

卤水で煮しめた牛スネ肉は繊維のほどける柔らかさで申し分なし。

蜜汁叉烧(焼きチャーシュー)@1,800

貴妃鸡(蒸し鶏の冷菜)@1,200

しっとりとした蒸し鶏はため息の出るような美しさ。相性抜群のネギ生姜ソースで。

港式烧鴨(香港式の焼きアヒル)@1,800

上記4品が港式卤水烧味からのチョイス。

焼き物の味に秀でていますから、この層を厚く注文しました。

今回、蜜汁烧鸡肝(焼きレバー)が売り切れになっていたのは残念ですが、

どれも完成度の高い美味さ。現時点の自身の好みでは

1.港式烧鴨、2.蜜汁叉烧、3.貴妃鸡がトップスリーかなあ。

 

前菜とこれら焼き物をつまみにドリンクはしゅわしゅわなスパークリングから

白ワインへとぐんぐん進行。めっちゃ楽しい!

避风塘虾球(避風塘とエビの炒め物)@1,800

蒜茸炒榻菜(搨菜とニンニクの炒め物)@900~@1,200

季節野菜はチンゲン菜と搨菜(ターツァイ)から選べ、調理法もリクエストできたので

メンバーさんの希望に皆が賛同。火入れも妙妙で、ニンニク使いもどぎつすぎず、

品良く仕上がっています。

清蒸鯛魚

魚は鯛を使用。

圧巻の大きさですが、解体作業は手慣れたメンバーさんがやってくれました。

正直なところ、焼き物の技量に比べると僅かに及ばずではありますが、

清蒸魚も悪くはありません。しっとりとした身はシコシコと健やかな歯触りで

皮目はとろ~り。ゼラチン質の豊富な目玉周りもご馳走なのです。

ここで欲を言えば、ご飯がジャスミンライスでもらえればもっと嬉しかったかも。

菠萝咕噜肉(パイナップル入りの酢豚)@1,800

香港を体感するにあたってはパイナップル入りの酢豚は欠かせない。

僭越ながらリクエスト。

唐揚げにした豚肉に甜酸の効いた甘酢ソースとパイナップルがマッチし

日本で味わう黒酢の効いた酢豚や家庭のケチャップ酢豚とはひと味違う

チャーミングな味わいです。ああ、「陸羽茶室」さんが懐かしいなあ。

会計は、追加のワイン数本を含め、1人当たり7,000円ほど(千円未満四捨五入)。

奥様が私の顔を覚えてくれていたのには感激♡近々またお邪魔します。

錦福 香港美食
東京都千代田区九段北1-9-12
TEL     03-3511-2202
営業時間/11:00~15:00 17:30~22:00
定休日     日曜日・祝日     -店舗情報「食べログ」より-


※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

錦福 香港美食広東料理 / 九段下駅飯田橋駅水道橋駅)  

2018年3月26日

ベジ ハウス (Veggie House) 錦糸町

Veggie_house

惜しまれながら閉店した錦糸町の台湾精進料理「苓々菜館」が「ベジ ハウス

(Veggie House)としてリニューアルオープン。

台湾菜食の物足りなさのない清らかな味を求め、某日飯友さんと現地集合。

「苓々菜館」時代には総武線の高架下に店舗を構えていたけれど、

今度は北口より徒歩8分ほど、蔵前橋通り沿いというロケーション。

私には縁の薄いお洒落系自然派志向のカフェっぽい佇まいにドキリ。

先に到着しているはずの飯友さんはもっと浮いてしまっているに違いない!!

1階はビュッフェ台を中心にレイアウトされているので、急ぎ2階に向かうと

テーブル席にボディコンパクト状態で着座しているのを発見し合流。

セルフスタイルのため、水は自分で紙コップに注ぎ、

メニューを広げると、アラカルトで頼める品数は控えめ。

アルコールに関しては、有機ビール、台湾ビール、青島ビール、無添加ワイン、

日本酒というラインナップ。あらま、紹興酒は置かなくなったんだ(汗)。

昼のビュッフェ利用ならまだしも、そもそも酒飲みの自分であります。

並びの席のいかにもなビーガン女子4名様が清らかな菜食(ビュッフェ)を

召し上がっているのに、酒を求め、つまみを頼もうとは言語道断!

アウェイ感ひしひしですが、せっかく来たのだから、是が非でも何か食べて帰りたい。

アルコールは有機ビール@500と日本酒(1合)@500を少し。

料理は相談のうえ決めました。

炒季節青菜(季節野菜)@950

具材は、金針菜、タケノコ、ニンジン、干しシイタケでボリュームは少な目。

干しシイタケ(スライス)の出汁が旨みとして効いた淡い味付けで、ナチュラルな後味。

糖醋魚片(魚風と甘酢)@950

表記は違うけれど、以前の酢溜魚片(魚のレモン風味)ではないかしら?

対面時、芋の揚げ物風のビジュアルに当時の記憶がよみがえりました。

サイドに添えた野菜にはニンジンドレッシングを使い、大豆肉を使った切り身魚は

淡泊なカジキのよう。スライスレモンは挟まれていないけれど、甘酢には梅のような

仄かな甘みがあり優しい味わいです。

麻婆豆腐(マーボー豆腐) @950

大豆ひき肉に舌触り滑らかな豆腐、味付には豆鼓やみそを使っているのだそう。

はんなりとした辛さで、家庭的な温かみを感じます。

餃子(手作りギョウザ)5個 @650

こちらも以前食べて好印象だった餃子。

ですが、サーブ時にセットされたのは、醤油、酢、ラー油のみ。

ベジタリアン黒酢 「素食烏酢」はいずこに?と1階まで、黒酢を求め

聞きに行ったけど、用意はないのだそう。

ちょっと、がっかりで、こうしたことが影響したのか、餃子自体も前のほうが

ふくよかで、ヘルシーですが物足りなさはなかったように思います。

会計は、1人当たり3,000円ほど(千円未満四捨五入)。1階のレジにて支払いました。

細部にわたり、お洒落度アップで、女子受けは手堅そう。

自分にはハードルの高い店になってしまいましたが、次の機会があれば、酒を封印し

ランチで量り売りのビュッフェを利用する!これが正解なのでは、と思いました。

ベジ ハウス (Veggie House)
東京都墨田区太平4-7-10
TEL     03-3625-1245
営業時間/11:30~14:30 15:00~16:30 17:00~21:00(LO.20:30)
定休日    月曜日     -店舗情報「食べログ」より-

ベジ ハウス台湾料理 / 錦糸町駅亀戸駅)  

2018年3月23日

喜記 (ヘイゲイ) 銀座

Photo

喜記」 (ヘイゲイ)

当店は香港に本店を置く有名な海鮮料理店。

その日本初出店の地として銀座、交詢社通りにオープンしました(2017年10月)。

休日の女子ランチ利用。HPを確認するとランチは15時(L.O.14:30)なので

ピークタイムを外し13時30分頃にお邪魔しました。

階段を上り、2階まで。モダンな店内はテーブル席と個室でレイアウト。

2人ですから、テーブル席へ指示を受ける思っていたのですが、

お客様の波がひけたタイミングだったのでしょうか。

案内は入り口に近い丸型のソファテーブル席。

この小贅沢さに庶民な私達は背筋が伸び、緊張が走る一瞬でした。

テーブル・セッティング:ランチョンマット、カトラリーレスト、箸、スプーン、ペーパーナプキン、使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:メニュー

当店、お手頃なランチセットは平日のみ。

土・日・祝はコース料理もしくはグランドメニューからのチョイスになります。

二名様より注文可能なランチコースを検討しましたが、食指の動く組み立てでは

なかったため、先ず生ビール(タンブラー)@700を注文し、アラカルトチョイスの作戦会議。

避風塘大蝦(大海老のチリガーリック炒め)@2,800

当店のウリは香港の水上生活者が食べていた海鮮料理をルーツとする避風塘料理。

この料理は香辛料を効かせたスパイシーな味つけが特徴。

当店の看板はマッドクラブやシャコを揚げ特製スパイスで調味し炒めたものですが

マッドクラブで5,500円、シャコにいたっては8,800円と女子の財布には厳しい事情。

もう少しお手頃な値段で香港漁師料理が楽しめないかと、選んだのがこちら。

殻付き海老で提供。サーブ時にはスライスレモンの浮いたフィンガーボウルが用意されます。

甘みがあり繊維質豊かなエビの身をガーリックチップ入りのスパイシーパウダーとともに

楽しむわけですが、唐辛子のピリッとした辛さにニンニクががっちり効き、油は少し重ため。

ジャンクな魅力も兼ね備えたチップを、のちの“ふりかけ”に使おうと少し残しましたが、

ニンニクパワーに押され、全ては消費できませんでした。

(レンタロー) 大海老はまるまる2尾入っていただ。

老火湯(広東式煮込みスープ)@800×2

ことこと、じっくり煮込んだスープ。

具材は白キクラゲ、ニンジン、大根、杏仁、クコの実、鶏肉などと具沢山。

飲んで良し!食べて良し!塩味をベースとした優しいお味です。

揚州炒飯(揚州五目チャーハン)@1,300

友人チョイス。私としてはハムユイを勧めたかったのですが、叉焼入りの“五目”に

心を奪われた様子。パラッパラの長粒米に、叉焼、エビ、卵、アスパラ、ネギが

チームを組み、バランスよく安定感のある美味しさ。

“ふりかけ”要らずで、これを選んだ友人に感謝!

鮮蝦雲吞麵(海老ワンタン麵)@1,200

天地返し不要。スープの表面には蝦子が浮かび、玉子麵はボソボソとした独特の食感で

香港スピリッツは控えめなれど、海老を主体としたワンタンは5個と無難な美味しさ。

またスープも大地魚が香る本場の味とは若干異なり、強いインパクトは感じませんが、

銀座と言う場所柄もあり、塩味ベースで品良く仕上げていると思います。

会計は、1人当たり4,000円ほど(千円未満四捨五入)。

酒飲みの私もランチではじっと我慢。その努力もあり上記支払いで事なきを得ましたが、

夜に訪問する際にはある程度の予算をみて計画しなければ、と思ったのであります。

喜記 (ヘイゲイ
東京都中央区銀座6-3-11 西銀座ビル 2F
TEL     050-5594-5109
営業時間/平日 11:30~15:00(L.O.14:30)17:30~23:00(L.O.22:00)
           土日祝 11:30~15:00(L.O.14:30)17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日    無     -店舗情報「食べログ」より-

喜記中華料理 / 銀座駅日比谷駅内幸町駅)  

2018年3月21日

純中国伝統料理四川料理 芊品香 (センピンシャン) 九段下

Photo

純中国伝統料理四川料理 「芊品香

九段下、目白通りから奥に入った立地。

夜の闇に赤いネオン看板が映え、ガラス越しに中を覗くと、明るく気負わぬ

雰囲気の店内はグループ客を中心にほどよいこみ具合。

利用人数を告げ、指示を受けられたのは奥のテーブル席です。

「芊品香の由来」によると、シェフは中国の方。安くて美味しい中華に期待大です。

お酒は古越龍山(5年)ボトル@2,380を注文。

お通しになるのかしら?青ザーサイと牛スネ肉の冷菜が人数分サーブ。

(レンタロー) 出だしは好調だよ。

芊品香手作りゴマ棒餃子@480

「当店名物」に着目してお願いしましたが、サーブ時には息を呑んでしまった。

皮にゴマがついているのですが、ちょっと焦げすぎでは(汗)。

また棒餃子は両端を閉じていないため、肉汁が放出され、一般にイメージしてしまう

ジューシーさとは異なり、肉餡はやわらか食感。

牛タンとハチノスのスパイシー和え@780

セロリの歯触りや香菜の風味が調和し、味の要の麻辣ソースは模範的な味わい。

この味、四川系の料理を提供し、かつ中国の方の店でよく出合います。

坦々刀削麺@850

最近、担々麵を食べていないためチョイス。香菜は後乗せできるように別皿で。

メニュー写真とは違い、ザク切りのキャベツ(生)がトッピングされているのには驚いた。

ひと口飲むと、ゴマ濃度も控えめでスープ自体のコクが一本調子で心細いところに、

これでは、ますます薄く感じられてしまうではありませんか。

手作りの刀削麺は不揃いな形状でもっちりと力強い歯応え。

やっぱり麻辣刀削麺にしておけば良かったかなあ。

主観によるものですが、スープとのマッチングもしっくりこないし、食べる意欲が激減。

せっかくの料理も持て余す結果に。

会計は、1人当たり2,000円ほど(千円未満四捨五入)。

ネット情報によると、なかなか評判の良いお店なのですが、

本来の力を知り得ることなく、今回は完全にチョイスミスした模様です。

後悔先に立たずですね。 勉強させていただきました。

純中国伝統料理四川料理 芊品香 (センピンシャン)
東京都千代田区飯田橋2-16-4 九段下コート1F
TEL     050-5590-3895
営業時間/11:30~15:00(L.O.)17:15~23:30(L.O.22:45)
定休日    無

純中国伝統料理四川料理 芊品香四川料理 / 九段下駅飯田橋駅水道橋駅)  

2018年3月13日

桜梅桃李(オウバイトウリ) 静岡

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自家製醤×発酵中華「桜梅桃李」(オウバイトウリ)

最寄駅は静岡駅北口、江川町通り沿いのビルの地下1階というロケーション。

オーナーシェフ、飯岡靖章氏は自然派中華の「月世界」さんほか様々な店で

調理技術の研鑽及び経験を積んだ人物。

自分の店を郷里で開くという強い志を持ち、静岡に戻られたのは去年のこと。

おまかせで料理を頼めるシェフが東京から去り、寂しい思いをしていたのですが、

これもまた仕方のないこと。ですが、2018年2月23日にオープン(プレオープン22日)が

決まったという知らせを聞き、居ても立っても居られずの日々。

門出を祝うためにもぜひとも訪れたい。

幸い静岡はそれほど遠くありませんから、高速バスを使い1泊で計画を立てました。

わざわざ、通りまで出迎えに来てくれた飯岡シェフ。人間味のある方ですから、

その人望も厚く店の入り口には立派な胡蝶蘭が並んでいました。

店内に入ると、真っ先に目に飛び込むのは、棚に配列された自家製醤などが入った密閉容器。

「月世界」さんを彷彿とさせ、シェフの経歴を知る一人としてちょっとにんまり。

また、厨房には臘腸(腸詰)が吊るされ、食欲をそそる絶景美に期待値は上がるばかり。

(ノブロー) すんげえな。店内にも6~7個、開店祝いの胡蝶蘭が並んでいるだよ。

オープンしたてのモダンな店内はテーブル席とカウンター席でレイアウト。

席の間隔も十分で、ゆとりを感じさせる素敵空間です。

調理は飯岡シェフが一人で担当。

「わざわざ、東京からお越しいただきありがとうございます。」

そう声をかけてくれたのは、お手伝いに来ているという感じの良い男性スタッフさん。

脇を固める彼らを含め、この日は3人体制での切り盛りです。

上着を預け、私達が希望したのはもちろん、シェフズテーブル。

カウンター席ならシェフとの距離が近いから会話も楽しめるし、ご馳走感のアップも間違いなし。

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、箸、スプーン、ペーパーナプキン
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
着座後:タオルおしぼり(手渡し後、直置き)

※ペーパーナプキン上のショップカードは私が置いたものです。

当店は自家製醤と発酵をテーマに心と体に優しい中華を提供。

事前にシェフと相談の上、おまかせコース(2名様より)@5,000×2を

お願いしていますが、卓上に用意された菜譜によると、

地のものを組み込んだ下記の12品(提供は順不同)になります。

・自家製甘酒と魚貝の老酒漬け
・富士の国直火焼き叉焼
・由比港の桜エビと細切り豆腐の和え物
・貴州省名産 黒わらびの冷製春雨(自家製発酵唐辛子仕立て)
・富士の鶏 自家製沙茶醤で
・台湾A菜の咸魚の蝦醤炒め
・河津の金目鯛と静岡麻機蓮根の客家民族式フリット
・河津の金目鯛の姿蒸し 自家製ひしお汁で
・苗族伝統の白酸湯と黒わらび餅の煮酸菜腊肉
・富士の国の肩ロースを生胡椒醤で
・香港正宗海老雲吞麵
・胡桃と甘酒のお汁粉

なお、料理は一部を除き、すべて各自分での提供で取り分けは銘々の作業。

サーブ時にも口頭説明を受けられるスタイルです。

生ビールで乾杯後は、次のお酒のチョイスタイム。

紹興酒の用意もありますが、当店は中華とワインのマリアージュも楽しめるお店。

飯岡シェフは勉強熱心でソムリエ資格も取得しているから、今日の料理に合う白ワインを

私達の懐事情にあわせて、選んでもらいましたよ。

La Pettegola Vermentino Toscana Banfi@4,800

辛口でフレッシュ&フルーティー。後口にキレの良さも感じました。

自家製甘酒と魚貝の老酒漬け

・しじみ(青森産)、ツブ貝(静岡県御前崎)、天使海老

ツブ貝を取り出すために爪楊枝もセット。

しじみの味付にはあと少しニンニクのピリ辛さを望みたかったのですが、

これは私の好みの問題。若干甘めながらも、生姜がきっちり効き、

味の落ち着かせどころはなかなかのもの。

また、ツブ貝はシコシコとした健やかな歯応えと肝のコクが楽しめ、

天使海老はねっちりとした身の甘みを引き立てる漬け加減で申し分なしです。

こんな美味しいツブ貝は「虞妃」 さん以来かも。思わず笑みがこぼれましたよ。

余談ですが、静岡人にとってツブ貝は小さい頃から食べられる身近な食材で、

家庭では出汁で煮ておつまみ的にいただくのだそう。

由比港の桜エビと細切り豆腐の和え物

桜エビの町として有名な由比港産。

その桜エビを細切り豆腐と香味野菜で和え、調味はシンプルに黒酢と塩、

旨みは自家製の醤(ひしお)から。

味の素やごま油の効いたベタな拌干豆腐丝とは異なり、桜エビの繊細な味を大切に、

黒酢の加減も妙妙で、淡くまろやかであっさり。

中華前菜の定番も地物の素材を組み合わせ、ドラマティックに大変身していましたよ。

飽きのこない味わいで、美味しかったなあ。

なお、このお皿は雲南省で求めたタケノコ形の器なのだそう。

富士の国直火焼き叉焼

静岡の銘柄豚「ふじのくに」の豚肩ロースの直火焼き叉焼。

(ノブロー) 付け合わせはベビーリーフだで。

漬け込んだ自家製タレの味に火入れも上々で、脂部分はサクッサクッと小気味よい歯触り。

噛みしめると嫌味のない甘さと肉は弾力に優れ、旨みたっぷりですこぶるジューシー。

空腹で訪れていますが、私達にしてはそれを差し引いてもバクバクと物凄い

スピードで食べていて、時計を見て驚きました。

素材、調味料ともに質の良い美味しい料理に胃袋は正直なんですね。

もっと食べたいと過敏に反応。さらにお腹が空いてきました。

貴州省名産 黒わらびの冷製春雨(自家製発酵唐辛子仕立て)

麺状の蕨根粉(わらび粉)に、香菜、クラッシュナッツ、白ごま、唐辛子などをトッピング。

香ばしいカリカリ食感を添えるのは油葱酥かしら?

黒酢をベースとした酸味のあるタレに自家製発酵唐辛子が馴染み

ここへナッツが入ることにより食感にリズムが生まれ、香菜が超絶にマッチ。

つるつるとした喉越しの春雨は黒く歯応えがあり、発酵系の芳醇な旨味が

まろやかな甘辛さとなって後を引く美味さです。

連れはえらく気に入った様子で、美味い、美味いを連発していました。

富士の鶏 自家製沙茶醤で

蒸し鶏は豆モヤシをクッションに頂には白髪ネギと香菜を据え、

まるで富士山のような美的なフォルム。器も綺麗だ。

(タクロー)  しっとりとした鶏肉はもちろん静岡の銘柄鶏「富士の鶏」だで。
メニューでは、豚も鶏もあえて「富士」に統一していると思うだ。

沙茶醤は、大地魚などの魚介をベースにニンニク、ゴマ、香辛料、油などを加えた

調味料ですが、ありきたりな沙茶醤とは一線を画し、自家製力が光り

金山寺味噌のような味の側面をもち、その旨みが強く、むっちりとした鶏肉を

美味しく食べさせることに一役かっています。

――コクの深い旨味の源泉は、自家製の醤(ひしお)――。

(寝太郎) この味、月世界スピリッツだけではない繊細さも持ち得ているね。

台湾A菜の咸魚の蝦醤炒め

また、当店は香港好きの方々にも嬉しいお店。

蝦醤炒めについては、香港、大澳張財記さんの蝦醤を使い調理してくれました。

これがズバリ香港味で、ひと口目で心射抜かれました。

某メーカーのものを使い調味した味とは全然違うのです。

シェフは香港にも精通し、知識量が豊富なうえに研究熱心。

ちょこちょこと現地を感じさせてくれる“味”が登場しますから楽しみが尽きません。

コース料理のメインは清蒸鮮魚。

東京では出来ないお値段で、ハタも考えてくれていたようですが、

静岡と言えばやはり金目鯛でしょう。

河津産で鮮度の良さは一目瞭然!今回は半身を次のフリットに使ってくれるそうです。

河津の金目鯛の姿蒸し 自家製ひしお汁で

カブトはちゃんと姿蒸しに。下には細切り豆腐が潜んでいます。

目玉周りのゼラチン質がもりもりと盛り上がり、ぷるっぷるでマジやばい!!

――ごくり。こんな隆起した目玉見たことないわ。

こうして、目玉をめぐり狂喜乱舞。そして恍惚のおしゃぶりタイムに突入。

私自身、絶対の“清蒸の神”と崇めるのは、閉店した「艇家大牌トン」さん

(現在の「Nomuka」)の五十嵐氏であり、ナンプラーを効かせたタレが動かしがたい

好みのツボですが、当店のひしお汁を使ったタレは、まろやかで濃すぎず、

素材の味を大切にした味加減で、ふっくらとしてしっとりとした身に

皮のとろんとしたゼラチン質もご馳走で、ハタを凌駕する美味さに感動。

半身とは思えないジューシーさで物足りなさは一切なしです。

他では食べられないであろう反則級の清蒸鮮魚に出会え、私達も足を運んだ甲斐が

あったというものです。

この清蒸鮮魚に勝てる清蒸魚ってそうないんじゃあないかしら。うんまい

河津の金目鯛と静岡麻機蓮根の客家民族式フリット

雲南茶葉orレモンリーフの悩ましい二択。

フリットの風味づけにより力を発揮してくれそうなレモンリーフでお願いしましたが、

ご厚意で、台湾、高山烏龍茶をプラスして提供してくれました。

静岡県の麻機(あさはた)蓮根は里芋のようにねっちりとしてシャキッと食感。

さらさらのガーリックチップに清涼感のあるリーフらが相まって、

軽やかで精妙な味わい。

(レンタロー) 香り立つフリットで、金目鯛も蓮根も美味いだ。

(レンタロー) シェフから味のお試し的にもろうた酢豚だで。

こいは、香り格別!味に重たさがなくて、うまうまなんだ。

ぜひ店に行って食べて欲しいだ。

(レンタロー) こいは、雲南ポルチーニと金華ハムの豆腐煮込み。優しい味だで。

(管理人:イメージ) レンちゃんたち、最近グルメレポに参加しないけど、
飯岡シェフが大好きだもんね。応援しているのよね。

苗族伝統の白酸湯と黒わらび餅の煮酸菜腊肉

甘味をつける酒醸(チューニャン)、酸菜は自家製で、黒わらび餅は

雲南省で買い付けてきたのだそう。

しっかりとした酸味に干した腊肉のフレーバーが共存するシェフの意気込みと

愛情を感じられる1品です。

富士の国の肩ロースを生胡椒醤で

グリーン色の生胡椒はインドネシア産、手前の黒っぽいものがタマネギ醤とのこと。

健やかな歯触りの豚肩ロースを噛みしめつつ、生胡椒をつまむと、はじけるような食感で、

フレッシュな青い芳醇が口に広がり、タマネギ醤と合わせていただくと味のアクセントに。

香港正宗海老雲吞麵

(寝太郎)「何洪記」リスペクト!大地魚が香るよー。

月世界時代に、「何洪記」さんをベンチマークとして作ってくれた雲吞麵に感銘を受け、

今回のコース料理に組まれていることを知り、本当に懐かしく、

この〆の麺を楽しみにしていました。

天地返し不要!

雲吞の餡はエビと豚のウデ肉を使用。締まった肉とエビのぷりぷり食感を楽しめ、

弾力に富み中心に芯のような、しなやかなコシをもつゴムゴムとした極細麺に、

大地魚を使った雑味のないスープは、その濃度が高く旨味の層が深い。

久しぶりにいただけて良かったわあ。

胡桃と甘酒のお汁粉

胡桃の温かいお汁粉に黒豆のきな粉がかかっています。

とろみづけには酒醸(チューニャン)を使い、ぽってりとた口当たりで、

余韻を残す綺麗な甘さ。この味、パーフェクト!大いに気に入りました。

(レンタロー) 最高にうめえ汁粉だ。シェフはデザートの腕も確かだな。

食後には台湾の高山茶のサービスを受けられ

会計は、追加の白酒(数杯)ほかを含め、1人当たり9,000円ほど(千円未満四捨五入)。

同じ「月世界」さんでの経歴を持つ、発酵系調味料の名手、小山内シェフ

びんびんに尖った感じや、進藤シェフのおおらかで男っぽさを感じさせる料理とは

別の繊細な味の魅力があり、生まれ育った地元静岡の豊かな海の幸、山の幸という

強力な武器を手に入れ、現地を含むさまざまな場所での修業や食べ歩きで得た自在さで、

伸び伸びと展開される飯岡ワールド。

今回のおまかせコースをいただき、シェフが郷里での開店にこだわった意味が

胃の腑に落ち、それを堪能させてもらいました。

 

訪問日はシェフのお人柄も強く反映しているのでしょう。

地元のお客様からの愛されっぷりも凄くて、満席状態。

また、オープンして間もないのですが、早くも翌日には40名様での貸切が

予定されているのだそう。県内一の中華料理店になる日も近いのではないかしら。

頻繁にはうかがえませんが、交通費をかけてでも、お邪魔したい1軒であります。

桜梅桃李(OUBAITOURI)
静岡県静岡市葵区昭和町3-17 第一秀和ビルB1F
TEL     054-252-0011
営業時間/17:00~翌1:30(L.O.24:00)
定休日    日曜日 

桜梅桃李(OUBAITOURI)中華料理 / 静岡駅新静岡駅日吉町駅)  

2018年3月 7日

老北京 火鍋料理 蝎子王(シャシオウ) 新大久保

老北京 火鍋料理 「蝎子王

最寄駅は新大久保or東新宿。大久保通りに面したビルの地下1階という立地。

貸切宴会での集まりですが、先に到着した飯友さんが女子分の席まで

キープしてくれていたから土地勘のない私も安心して向かえました。

当日に菜單の用意はなく、羊蝎子鍋がメインという事前情報以外、

詳細な内容はわからないミステリーなお楽しみ会食でありますが、

結果、提供料理は大皿で6品。なお、サーブ時にも説明はありませんでしたから、

料理名など記録は正確さに欠けるかもしれません。

ドリンクの後に続くのは

干し豆腐の和え物

中華前菜の定番、拌干豆腐丝。細切り干し豆腐と野菜の和え物。

砂肝の和え物

野菜及び味付けとも拌干豆腐丝と同じで、ごま油の香る塩味ベース。

砂肝が思いのほか柔らかでした。

白菜の黒酢和え

グラゲと野菜の和え物

ハイテンポにサーブされる前菜を尻目に、いよいよ真打登場!

羊蝎子鍋

羊蝎子とは羊の背骨。つまりは羊の背骨鍋ですね。

鍋底(スープ)はスタンダードと麻辣味を選べるというので、両方をセットした

鴛鴦でお願いしました。その場合、鍋のサイズが少し小さくなるという話ですが、

せっかくなら味を試したいものね。店員さんが香菜を乗せてくるのを忘れたけれど、

左が麻辣、右がスタンダードになります。

もっと攻撃的なレッドと澄んだ琥珀色の鴛鴦をイメージしていたので、ちょっと予想外。

その色見からしょっぱそうに見えますが、もともとのスープベースはどちらも同じで、

羊の背骨でダシをとっているからコクがあり、食べやすい濃厚さ。

ここに唐辛子や辣油など辛味の香辛料をプラスしたものが麻辣味になるのです。

また、後から知ったのですが、麻辣は大辛でお願いすることもできたみたい。

辛いものが大好きな飯友さんは気勢がそがれたかも。

私も香り立つ鮮やかなレッドが恋しかったです。

野菜も山盛りでサーブ。

火鍋とは相性の良いキクラゲもきっちり参加していて、肉も野菜もお替り自由状態。

麻辣味ははじめ、マイルドだなあと思っていましたが、煮詰まると徐々に辛味が。

また油の重さを感じてきましたが、スープを足してもらい微調整です。

背骨の周りの肉はほろっとはがれ、骨髄はぷるぷるぶにぶにの魅惑食感。

私達のテーブルは、女子3・男子1で鍋を囲んだのですが、大盤振る舞いで足される

具材にお腹がはちきれそうでした。

水餃子

モチモチ皮の水餃子は黒酢タレで。

椰子汁。濃厚な甘さを期待していたのですが、まず水が先行し、

あとからココナッツミルクが追いかけてくるような感じ。私にはうす甘ったるかった。

〆は麺をリクエスト。もっちりとした歯触りで、うどんのようなコシがあり、

さすがに満腹そして満足。最後まで羊蝎子鍋を楽しみ尽くしました。

今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

老北京 火鍋料理 蝎子王 (シャシオウ)
東京都新宿区大久保1-9-17 寿ビル B1F
TEL     050-5594-1520
営業時間/17:00~24:30(L.O.24:00)
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

老北京 火鍋料理 蝎子王中国鍋・火鍋 / 東新宿駅新大久保駅大久保駅)  

2018年3月 3日

三百杯 上野店

Photo

三百杯 上野店

都道437号(中央通り)から脇道に入るロケーション。

友人との中華飲みに提案し、以前からお邪魔したかった当店へ初訪問。

先に到着した友人が店の前で待っていてくれたので、外観を撮り忘れて

しまったのですが、一見では中華居酒屋然とした佇まい。

一抹の不安を感じつつも入店すると、店内はエアコンのスイッチを入れたばかりの様子で、

指示を受けられたのは、その暖房がよくききそうな奥の6人仕様の角テーブル席であります。

――2人でこのテーブルは贅沢すぎじゃないかしら(汗)混んで来たら相席になるのかな。

あれこれと思慮をめぐらすのですが、店の人がいい、というのだからこの席で問題ないのよ。

着座後は卓に置いてあるメニューを広げ、まずは生ビールをオーダー。

この間にアラカルトチョイスのお料理を決めるのですが、

お通しになるのかしら?

先陣を切って現れたのが、塩ピーナッツと枝豆の大豆兄弟。

枝豆のほうは漬物と和えているようで、この塩気だけで酒が飲めちゃうなあ。

お酒の種類は、焼酎、サワー、ワインなど、バラエティーに富んだラインナップ。

私達は五年紹興酒(ボトル)@1,900×2へと進行したのですが、店のおじさんの

提案も受け、孔府家酒(グラス)@400へと手を広げるガチ飲みタイムに。

醤牛肉(牛スネの醤油煮)@980+税

下で小山を形成しているのは、ザク切りキャベツで、薄くスライスされた牛スネ肉は

あっさりとした食味。個人的には、もうちょっと中華っぽいスパイスが香ると嬉しい。

猪耳

正式な料理名、金額を失念。確か500~600円台じゃあなかったかな。

四川風のピリッとした味付けですが、攻撃的な辛さはなく、瑞々しいキュウリと

香菜で和えているので、サラダ感覚でいただけます。

醤焖土芸排(スペアリブとインゲン旨煮)@1,380+税

メニュー写真とは異なり、スープ煮状で、イメージしていたものとのギャップに

戸惑うのですが、野菜の柔らかな甘みと骨付き肉のエキスが入り込んだスープは

味に深みがあり、見事にクリーンヒット!

隠れてしまっていますが、具材にはじゃがいもも参加していて、旨味スープを吸い込み、

ほこほことろ~り。またトウモロコシの素直な甘さがたまらなく愛しいのです。

面疙瘩汤(東北風すいとん)@800+税

旨煮が汁あり、と思っていなかったので、だぶつき感が心配ではありますが、

すいとんは大好物なので食べずには帰れない。

酸味も程よく青菜もたっぷりで、美味しく食べ応え十分。

何杯もお替りしましたが、さすがに全部は食べれなかったので、残ったものは

持ち帰りを希望し、テイクアウト。

処分など有りえない。少し、時間が空けば全然イケルのだ!(๑˃̵ᴗ˂̵)و 

と同時に、肉まんも購入し友人と分けました(4個入り)。

自宅で蒸すと、素朴な味わいの皮に、下味がしっかりついた餡は肉が多めでジューシー。

浮ついたところのない質朴な感じの肉まんで、きちんと美味しかったです。

 

滞在時、お客様はみな中国人。中には横浜中華街で働いているという方も来店していたので、

少し話をさせてもらい、当店の骨太な人気を窺い知りました。

私も好きなタイプのお店ですから、タイミングがあえばまた寄らせてもらおうと思います。

三百杯 上野店
東京都台東区上野2-8-11
TEL     03-5817-8286
営業時間/月~金 17:00~翌5:00 土日 祭日 17:00~23:00
定休日 年中無休     -店舗情報「食べログ」より-

三百杯 上野店居酒屋 / 上野御徒町駅上野広小路駅御徒町駅)  

2018年3月 1日

2018年3月1日

03
(ノブロー) 3月だけんど、まだまだ寒いな。

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