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a-1.広東料理

潮州・福建・飲茶

2019年5月27日

亜細亜 (アジア) 五反田

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廣東料理「亜細亜」 (アジア)再訪

仕事帰りの一人飯であります。

生ビール(中)@500の友に選んだのは勿論、絶大な人気を誇る焼賣。

焼賣(シウマイ 2ケ)@250

口の中でとろけるような肉餡は大き目にカットされたタマネギとよく練られた

ミンチ肉の自然な甘みで優しくふわふわ。

口の中でのとろけ感がたまらなく愛おしいのであります。

五目ワンタンメン@1,100

五目という文字からワンタンの餡の具材が5種かと勝手に思ていたのですが、

いざ運ばれてくると麺が見えないほどに乗せられた具材にびっくり。

イカ、エビ、豚肉、叉焼、タケノコ、白菜、キクラゲ、ニンジン、などの

豊富な具材をかき分け探り出すと中太タイプの麵は角ばっていて、歯触りしっかり。

塩味ベースのスープは、味変を楽しめるようサーブ時に辣油を置いてくれるので

使用はお好みで。

ワンタンは皮がとろっとろで餡は肉のみ。

先ほどのたっぷり具材のほかにこのワンタンが5個入っていますので、

ボリュームに長け、食べ応え十分。お腹もしっかり満たされました。

亜細亜 (アジア)
東京都品川区東五反田1-13-9
TEL     03-3441-7824
営業時間/11:30~14:00 17:30~22:30(L.O.21:45)
定休日    木曜日    -店舗情報「食べログ」より-

亜細亜広東料理 / 五反田駅大崎広小路駅高輪台駅

2019年4月30日

慶和楼(ケイワロウ) 鶴見

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広東房「慶和楼」(ケイワロウ)再訪

グランドメニューからのアラカルトチョイス。

瓶ビールを注文後、供されたのは搾菜。これをつまみながら料理の出来上がりを待ちます。

炸蝦丸(エビすり身揚げ団子)3ケ @450

いつものように衣カリカリのすり身揚げに。

おすすめメニューからも1品選んでいます。

豆腐海蛎锅(カキと豆腐の土鍋煮込み)@980

土鍋煮込みに中華的なおかず力を期待していたのですが、さらりとした味噌スープが

たっぷりで見た目も味も和テイスト。

自分がイメージしたものと違うため、はじめは戸惑いましたが、

頭を切り替え、こちらは具だくさん味噌汁としていただくことにしました。

冬菇炒面(シイタケ入り焼きソバ)@820

肉厚の冬菇が惜しみなく入った風味豊かな焼きソバは、ほんのりと甘めの味つけで、

ちょっぴりこってりしているところも含め、想像していたとおりの味わい。

食事はもちろん、酒のつまみにも一役買ってくれるのでのん兵衛の心強い味方です。

慶和楼(ケイワロウ)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町21-7 第2野木ビル
TEL     045-585-5155
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:30
定休日    第2・第4火曜日    -店舗情報「食べログ」より-

慶和楼広東料理 / 鶴見駅京急鶴見駅

2019年4月23日

中山菜館 反町

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廣東料理「中山菜館

最寄駅は東急東横線「反町」

飯友さんとの会食にあたり、拙ブログにコメントを寄せてくださった

読者さん情報をもとに当店を提案し現地集合。

はじめて降りる駅でしたが、改札を出て正面の国道1号線沿いに立地しているので

迷うことなく入店することが出来ました。

表のエメラルドグリーンのひと際目を引く看板から期待を寄せたとおり、

店内は現地っぽい雰囲気がむんむん。早くも、このローカル臭に胸が高鳴ります。

カウンター席とテーブル席でレイアウトされ、食べログによるとその席数は23。

見ると厨房のシェフとフロアを担当するおばさんの2人で切り回している様子なので

これぐらいの席数で丁度良いのだと思います。

一足先に着いてしまったので瓶ビール(キリン)@500を注文し、グランドメニューに

目を通すと、なかには一般的な中国料理の紹介もありますが

ちゃんと廣東のツボを押さえてくれる料理もあり、しかもお値段がめっちゃ良心的なのです。

そして、入店時から厨房前に吊るされた焼物が気になっていたのですが、料理選びの最中に、

おばさんから「アヒルと鶏は今日作った」という話も聞けたため

チョイスしたのは以下の3品です。

烤鴨(焼き鴨)@1,200

梅ジャム(蘇梅醤)ソース付き。

臭みなく、皮はパリッと身はすこぶるジューシー。

焼味を提供する香港の街場のお店と比べると量が少なく思えるかもしれませんが、

このお値段でこの量ならとても優秀です。

下味で塗り込まれた塩の加減も申し分ないので、ソースなしでもバクバク食べれてしまう。

旨い旨いを連発して飯友さんと多幸感に浸りました。

炸大肠(ホルモンのパリパリ揚げ)@980

大腸は冷めてくると脂っこくなるから温かいうちにとサジェスチョンあり。

スイートチリソースは別皿でいただけると嬉しかったのですが、キュウリと白ネギを

サイドにソースをかけた状態でサーブ。

香ばしく揚がった大腸を噛むと、お掃除後の脂肪部分がじわ~っと口に広がり

ピリっとした甘辛さがシンクロしてくる感じ。

また、生活臭はほとんど気にならず、旨みへと転じていました。

蒜蓉炒生菜(レタスのニンニク炒め)@1,000

レタスは1個分ぐらいは使っているのでは、と思うほどのボリュームに歓喜。

こうでなくっちゃね。

2人でシェアしても余り有る炒めはニンニクがきっちり効き、現地の食堂で

食べているような骨太さを感じました。

 

さて、カメ出し紹興酒もありましたが、ドリンクはリーズナブルな紹興酒(ボトル)

@1,500×2を追加注文。会計は3,500円ほど。

のん兵衛なので変わらず飲み代が会計を圧迫していますが、焼味をつまみに

ガッチリ飲んでも、このお値段なら財布に余力を残せます。

ローカルさが漂う店内の雰囲気に焼味。

以前、香港(九龍側)の燒臘店で食べた夕飯を思い出してしまいました。

またお邪魔したいなあ。

中山菜館
神奈川県横浜市神奈川区松本町1-2-1
TEL     045-322-0124
営業時間/11:30~14:00 17:30~24:00
-店舗情報「食べログ」より-

中山菜館中華料理 / 反町駅神奈川駅東神奈川駅

※ヨン様、ご紹介有難うございました。

2019年3月25日

中華料理 龍城  上野

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中華料理「龍城」(リュウジョウ)

最寄駅は上野。東上野口を出て、浅草通りに向かうと道沿いに立地し、

ネオン看板も目立つため土地勘のない私もあまり迷うことなく到着できました。

さて、当店のオープンは2019年1月。広東料理を主軸とした新店です。

料理は幹事さんにお任せですが、広東料理の特徴を押し出したものを現地の味付けで

リクエストしてくれていると聞き、好奇心をそそられています。

2階、ターンテーブルの付いた円卓を使用。

料理は大皿で供されるものと各人ごとのポーションで供されるものが

入り混じったスタイルです。

蜜汁叉燒・廣東烤鴨

蜜汁叉燒は直球ハチミツ型ではなく、ほんのりとした甘さを感じる程度で

強いインパクトはなし。また、鴨のローストは少し素材力の弱さを感じたのですが、

定番のプラムソースをつけることで味の底上げが成功したように思います。

風沙鮮蝦

ローストしたパン粉にスパイスを混ぜ込んだパウダーは唐辛子やニンニクが効いて

ぴりっとスパイシー。ふりかけはもちろん、このまま酒のつまみになるのだから

この香ばしパウダーは有り難い。

主役の海老は殻ごと食べれるぐらい柔らかく、その身の甘さが活かされていました。 

韭菜鮮蝦餃・廣東燒賣

點心は下味がついていますから何もつけずにそのままで。

対面時、その風貌から小さな違和感を覚えたのが焼売。

お肉感たっぷりですが、私のイメージした廣東とは違いました。

水晶のように透明な皮(澄麺皮)からは具材の色味が透けて見え、もちもちとして吸い付くよう。

中にはニラと形状を残したエビが包まれていて、歯を入れた瞬間にニラの匂いが

ガツンと広がる感じ。お口のエチケットが気になるところですが、

この2種から選ぶとしたら、韭菜鮮蝦餃かな。

鮮蝦腐皮卷

湯葉で海老と黄ニラを包み蒸したもの。

オイスターソースががっちり主張したものではなく淡い味付けで提供されてます。

雪菜蒸鱼球

スズキの切り身に雪菜を乗せて蒸したもの。湯葉巻き同様にたれの味も淡く控えめ。

豆豉蒸排骨

隠れてしまっていますが、下にはカボチャと湯葉がひっそり同居。

調味には豆鼓、唐辛子、ニンニクを使っていますが、排骨からのコクと旨みが合わさり

丸みのある味わいで、肉を剥がすように噛り付いて食べるのが美味い。

鹹魚雞粒豆腐煲

鹹魚(ハムユイ)独特の風味は控えめ。塩味をベースにした優しい味の煮込みです。

腐乳炒生菜

たまたまなのかもしれませんが、やや水気が多く腐乳独特の風味が薄まっている

ような感じに思えます。私としてはもう少しコクとパンチが欲しいところでありました。

豉油皇炒麵

ぼそぼその極細麺に甘みのあるお醤油は相性抜群。

具材もシンプルで着飾らない風体も現地っぽくって好感度が上がります

ああ、辣椒醤(チリソース)が欲しい。

椰汁西米露

タピオカココナッツミルク。

今回、舌の肥えた参加者さんに向けシェフも広東料理の特徴と言える、

素材の旨味を活かしたあっさり味に意識が集中されたよう。

正直なところ、そこにぴたりと味があてはまるものもあれば、ほんの僅かでは

ありますがブレを感じるものもあり、味のトーンが平坦に収まってしまったという

印象がありました。あるがままのシェフの持ち味を注いだ廣東料理は“清淡”という

くくりにあてはまるのかはわかりませんが、もっとメリハリが利いているのかもしれません。

機会があれば、宴会とは別にお邪魔してみたいと思うお店でした。

中華料理 龍城
東京都台東区東上野3-39-5 第一地所ビル1~2階
TEL     03-3834-7988
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:00
定休日  なし    -店舗情報「食べログ」より-

中華料理 龍城中華料理 / 上野駅稲荷町駅京成上野駅

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

2019年2月25日

南粤美食(ナンエツビショク) 横浜中華街

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南粤美食」(ナンエツビショク) 再訪。

2階席を利用しての農歴新年會。

提供料理はスッポンと名古屋コーチンを使った豪華火鍋の2本立て。

(※幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。通常メニューとは
異なります)

宴のスタートに際し、幹事さんがスタッフさんへ配った利是袋のお陰もあり

お店からふるまい酒の靈芝酒をもらいましたが、漢方ど直球の強いお酒で

さすがの私も飲み干すのに時間がかかりました。

さて、火鍋ですが、予めカセットコンロや具材が用意されており、

メンバーが揃ったところで、厨房で準備をすすめていた鍋が運ばれてきました。

鍋底に潜むものは「薑、花旗參、杞子、龍眼肉、紅棗、淮山、北茋」(幹事さん記録より)。

スッポン

後に聞いたところ、6匹使用したんですって。うひょひょ。

名古屋コーチン

ブツ切りの山に闘志がみなぎります。

カセットコンロは2台。スッポンと名古屋コーチンをミックスさせて作るのかと

思っていましたが、火鍋はスッポンとコーチンに分け、別々に仕上げるんですって。

ここからはお店のお母さんがつきっきりで鍋の世話をしてくれます。

食べごろになった具材は大皿に移し、順番へ各自に回します。

鍋のつけタレは口当たりまろやかな醤油ベース。

ここに好みで唐辛子を入れ、辛味を調整します。

名古屋コーチンのシコシコとした健やかな身肉も素晴らしく文句のない美味さですが、

女性陣の熱い視線を独り占めするのは、やっぱりスッポン!こいつのエンガワであります!!

もちっとしてねっとり、コラーゲンをダイレクトに摂取している感じがたまらなく贅沢で素敵。

カボチャや長芋。コラーゲンを活かすためにはビタミンCもしっかりと摂らなくてはね。

姿を表した様々な漢方食材たち。後半でですが、北茋以外はタレをつけて食べれましたよ。

〆は伊府麺。

具材の旨味で味を深化させたスープでいただきますが、麺を投入するとなると

やや薄ぼんやりとして味の輪郭が弱い気も――。

そこで手もと塩を活用。味がきりっと引き締まり、美味しさもくっきりと浮き立ちます。

デザートは紅荳沙湯圓

甘さ控えめ。もちもちの白玉団子の中にはとろ~り黒ゴマ餡。

この素朴な味わいに思わず頬も緩みます。

 

今や当店は行列必至の横浜中華街の人気店。

週末などは予約が無ければ入店も厳しい状況ですが、采配に長けた幹事さんのお陰で

厳選食材を使った2つの火鍋をメンバーとともに楽しめ、身体も心もホカホカ温まりました。

南粤美食 (ナンエツビショク)
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
TEL     045-681-6228
営業時間/11:30~23:30(LO)
定休日 不定休     -店舗情報「食べログ」より-

南粤美食広東料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅)  

※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。

2019年2月14日

龍鳳(リュウホウ) 伊勢佐木長者町

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中国料理「龍鳳再訪

某日は当店と深い親交を持つ幹事さんのお声がけによりメンバーを集っての春節宴会。

料理は幹事さんにお任せで、詳細な内容構成はわからない

ミステリーなお楽しみ会食であります。

当日、菜譜の用意はなく、大皿で供され、サーブ時にも細かい説明はありませんでしたから、

記録の正確さに欠ける点はご容赦ください。

焼き物盛り合わせ

脆皮焼肉(皮付き豚バラ肉の焼物)と叉焼。

脆皮焼肉はクリスピーポークまたはクリスピーローストポークとも表記される焼き物。

肉に塗り込んだ塩の加減も良く、カリカリに香ばしい皮目とバラ肉の柔らかさが

食感の対比として楽しめ、脂身にナチュラルな甘みを感じます。

叉焼は味付け自体は悪くはないのですが、ちょっと噛み応えがある感じ。

個人的に軍配を上げるとしたらクリスピーポークかな。

佛手瓜と胡瓜、白菜の甘酢漬け

甘酸っぱさが箸休めにも役立つ1品。

手抜き感はなく、真面目に作ったことが伝わる飽きのこない味です。

砂肝の冷菜

臭みのない砂肝はシャクっと軽快な歯触り。

胡椒をピリッと効かせ、酒のつまみに嬉しい冷菜です。 

腸詰め

甘さに強いクセがなく、こなれた旨さを発揮。一本筋の通ったバランスの良い味わいです。

豚足

幹事さんのお話によると調味には南乳を使っているよう。

この匙加減が見事で、南乳の風味が突出しすぎず、コクを生かして

タレは甘からず辛からず、絶妙な塩梅。ピーナッツとの相性も抜群です。

こんな美味しい豚足は久しぶりだわ。

ぷるぷるとろとろとはこの豚足のために使う言葉だと心底思いました。

(レンタロー) 南乳猪手。基本と伝統に忠実な広東料理に好感度がぐいぐい上がるだ。

春菊と塩漬肉スープ

飾り気のない普段着なルックスに好奇心を煽られます。

目視できた具材はたっぷりの春菊とスペアリブ、ハト麦。

骨付き塩漬肉のエキスが入り込んだスープは、味に深みがあり、春菊の香りが食欲をそそる。

漢方っぽいスープと言うより家庭的な温かみを感じさせる味でしっかり美味い。

春菊は大好きなのでお替わり3杯いただきました。

髪菜とドンコの旨煮

春節ですから、縁起の良い食材、髪菜が使われています。

周りをチンゲン菜で囲み、ドンコに絡め合わせるようにして提供。

髪菜自体にクセは無く、甘めの煮込みで古典的な味わいにほっと落ち着きました。

これ、美味しいわあ。この日の宴会料理の中でも記憶に強く残りました。

話梅。温めた紹興酒にといただけましたが、この独特な甘みと風味は私の苦手とするところ。

個人的には、紹興酒ではなく料理に使いたいアイテムであります。

巻揚げ

きつね色に揚がった皮にみっちり詰まった具材はその形状を残しパワフル食感。

カット檸檬とセットされた塩胡椒をつけて。完成度の高い巻揚げでした。

ホタテ貝柱と海老しんじょ揚げの旨煮

ウドと絹サヤをチームメンバーに、肉厚ホタテとしんじょ揚げはエビ感たっぷり。

塩味をベースに海鮮の旨味も加勢し、淡くではなく、はっきりした味付けです。

清蒸魚

黄ハタを使用。

参加メンバーさんに教えてもらったのですが、当店はしいたけソバが美味しいことで

お客様の高い定評を得ているのだとか。

頂には、それを明示するように、ネギ、香菜のほか、スライスしたシイタケも。

タレにシイタケの風味が入り込んでいるため、通常のものとは趣の異なる味わい深さで

黄ハタはふっくらとして身離れが良く、しっとり。火入れの妙が光ります。

広東ダック

お披露目後、広東ダックは肉付きで提供。甜麺醤ベースのタレもセットされ、

綺麗に焼けた薄餅に薬味はキュウリと白髪ネギです。

久しぶりに手巻きにトライ。

北京ダックと広東ダックの明確な違いは難しいのですが、一般に皮のみの

削ぎ切りが北京ダックで皮と肉の両方が広東ダックとして分けると

私自身、この料理ばかりは断然北京派。

他店のことで申し訳ないのですが「北京遊膳」さんのそれが理想なのです。

したがって、薄餅に巻いたのは肉からはぐれた皮とタレと薬味。

バリッという擬音がないのは承知の上。がぶりと噛り付くと皮はしっとりとして

脂もじゅわっと。タレの甘さも相まり、けっこうずっしりとお腹にこたえるので1つで十分。

傍らでアヒルの肉付き部分を別に食べましたが、肉の味が濃く、文句なしに美味い。

ああ、プラムソースが欲しい。

海蛎炒飯

秋冬季限定のスペシャリテ。聞くところではもち米炒りなのだとか。

青菜とミックスさせた風貌は上海菜飯っぽくもあり、期待値も高まります。

甘辛く味付けした牡蠣をソースごとかけ、仕上げに粉山椒を散らした炒飯は

おこわのようにもっちりとして、山椒の香りに甘辛さがマッチ。

家常的な温かみも兼ね備えた季節ならではの味でした。

文旦の皮入りプリン

手間をかけ、皮は苦みを抜き、果肉とともに使用。

皮に微かに残る苦みが甘さを引き立て、ホイップクリームとも好相性。

混ぜて食べるととても美味かったです。

 

以上が春節宴会での料理。

日本人の舌に合うよう程よく融合させた味がお得意なのだ、

とばかり思っていましたが、基本と伝統に忠実な広東料理に脱帽。

本場感溢れる料理に通常ではわかり得ぬ店の真価を再認識できたように思います。

龍鳳
神奈川県横浜市中区長者町7-112 伊勢佐木センタービル2F
TEL     045-261-0308
営業時間/11:00~15:00 (L.O.14:15) 16:30~22:00 (L.O.20:50)
定休日    水曜日    -店舗情報「食べログ」より-

龍鳳中華料理 / 伊勢佐木長者町駅日ノ出町駅関内駅)  

※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。

2019年1月28日

美楽一杯 新館 (ミラクイッパイ) 横浜中華街

Photo

中国広東家庭料理「美楽一杯 新館再訪

中華街での2次会に利用。

夜の営業にはまだ早い時間帯ですが、クローズの札が見当たらなかったので入店。

「やっていますか?」

1階席のフロアにいたシェフに尋ねると、人懐っこい笑顔で快く迎えてくれたのですが、

ひょっとしたら、これから食事??

厨房近くの卓上にある買い物袋が気になるけれど、シェフは私達への対応を優先し、

オーダーをとり、酒を用意してとお一人ですべてをカバー。本当に頭が下がります。

紹興酒はこれが美味しいよ。と勧めてもらったのは北門通りの店でも飲んだことのある

可愛らしい陶器入りのもの。お値段は同様に800円で、サーブ時には話梅も。

お通しの塩ピーナッツをつまみながら軽くおつまみを1品。

広東風あさり炒め@800

タマネギ、ピーマン(赤・緑)も参加していますが、かさ増し的な要素はなく、

主役のあさりもたっぷり。調味にはニンニク、生姜などを程よく使い、あさりの

エキスが物足りなさのない旨味を実現させ、味に丸みを感じます。

ついつい箸がのびる気安い美味しさに紹興酒は3本空けてしまいました。

お酒中心の注文にも快諾してもらえ、私達としてはとても助かったのですが、

このままでは少し申し訳ないような気がします。

帰宅する頃には空くであろうお腹に備え、ちまきのテイクアウトを申し出ると

後半から店に出てきたママさんの話では、完売なのでこれから仕込むとのこと。

見ると、その言葉を裏付けするように卓上には大きな容器がセットされていて、

どうやら先ほどの買い物袋の中身は、そのための食材が入っていた模様。

タイミングが悪く、買い求められなかったのは残念ですが、きちんと手作りして

いることを知り、次回訪問の際の楽しみが増しました。

会計は1人当たり1,700円ほど。

あの小さい紹興酒の陶器が気に入ったので、空いたものを1個だけ持ち帰りたい、

とお願いすると、割れないように箱まで渡してくれましたよ。優しいなあ。

当店は観光地価格とされる横浜中華街においてもリーズナブルに広東家庭料理を

楽しめる庶民派良心店。それだけではなく、シェフもママさんも人当たりが良く、

接客もアットホームだから、ほっと癒され心までほかほかと温かい気持ちになれるのでした。

美楽一杯 新館 (ミラクイッパイ
神奈川県横浜市中区山下町139 東光ビル新館
TEL     045-212-0208
営業時間/11:00~24:00
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

美楽一杯 新館広東料理 / 石川町駅元町・中華街駅日本大通り駅)  

2019年1月26日

徳記(トッキ) 横浜中華街

Photo

廣東料理「徳記」(トッキ)再訪

利用は平日の13時を回った頃。

フロアを1人で切り回すおばさんから4人掛けのテーブル席に着くよう

指示を受けられました。

瓶ビールを注文すると矢継ぎ早に料理オーダーの催促。

昼の営業を閉めるからだという。

以前記した料理と印象が変わらないものは、その細かい記録を省きます。

焼売(シュウマイ)(平日のみ)@520

平日のみということでお願いしましたが、見た目通りのレトロ系シュウマイで

辛子が似合うタイプ。限定メニューに期待を寄せたチョイスでしたが平凡でした。

春巻(五目野菜入り)4本@820

ぷっくりと膨らみ、きつね色に揚がった春巻は豚足と見紛うほどの風貌で傑作中の傑作!

バリバリバリ!と心地よい音をさせる皮は変わりませんが、今回は五目具材が

ダークブラウンに染まりこってりとして甘め。

もともと味付けはしっかりしていましたが、ちょっと重たくなった感じ。

たまたまなのか、これが本来の味なのかは不明です。

豚脚麵(とんそくそば)@1,030

刻みネギの浮かぶ端正なビジュアル。正しい醤油味のスープは雑味を感じさせず、

コラボする自家製平打ち麺がずば抜けて美味い。

途中から豚足の皿に麺をつけ“つけ麺風”でいただくのがお店推奨の食べ方ですが、

私はやっぱり別々に食べたい。

牛腩麵(牛ばらそば)@820

醤油味スープに自家製平打ち麺。

青菜も少量トッピングされていますが、はじめから南乳を効かせた牛ばらを乗せている分、

醤油スープの澄んだおいしさが削がれているように思います。

唯一無二の味を提供してくれる店ですが、正直なところ、おばさんはぶっきらぼうで

愛想が良いとは言えず、人によっては重々しい空気を感じることも。

しかし、それも含めてが昭和から続く当店の味、おばさんは距離が縮まると

とってもフレンドリーだし、常連さんに深く愛されている店なのであります。

残念ながら、私はこれで訪問する機会は最後。豚脚麵は最高に美味しかったです。

徳記 (トッキ)
神奈川県横浜市中区山下町166

徳記中華料理 / 石川町駅元町・中華街駅日本大通り駅)  

2019年1月15日

喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

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温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)

例年どおり誕生日ディナーでの再訪

リザーブされていたのは、会話も楽しめるカウンター中央のシェフズテーブル。

この席へ座るのも随分と久しぶりです。

前菜盛り合わせ(2名分)

シェフが台湾で購入した料理映え抜群の大皿で提供してもらえました。

①ソラマメと里芋の和え・・・マッシュ状につぶした里芋は自然薯のような粘りがあり
 ソラマメと和え、ネギ油などで味をまとめています。

②細切り干し豆腐と春菊の和えもの・・・松の実が食感をプラス。

③白レバーと豚タンの香り煮・・・レバーのねっちりとコクのある旨さに豚タンは
 しっとりと柔らかく、ふわりと五香粉が香ります。

④天使エビの上海風煮・・・殻ごといただけるエビは、ほんのり甘めの味付けで、
 あざとさのない濃さをキープ。金針菜とマコモダケが同席。

⑤花咲クラゲの冷菜・・・ブロッコリーと山クラゲを添え、クラゲはネギソースで和え、
 うまざっぱりと。

シェフが上海で食べた味のイメージをベースにアレンジを加え作ってくれた

天使エビの美味しさもさることながら、春菊のほろ苦さと青い香りが鮮烈な印象を残す

干し豆腐の和え物が特に気に入りました。

芳香が鼻腔をくすぐり、あっさりとして爽やかな味の余韻を引く、

そのマッチング力の高さに唸らされたのです。

焼売

(レンタロー) やったー! オラの“キングオブシューマイ”だっ!!

ブログマスコットも大好き!

お肉もりもり、肉汁じゅわじゅわ。"焼売王”と呼ぶに相応しい突き抜けた美味しさです。

蟹甲羅詰めオーブン焼き

(タクロー) 甲羅に詰めたオーブン焼きは久しぶりだね。

タラバと毛カニの身肉に、叉焼、鶏肉、エビ、菱の実と助っ人お宝食材が参加し、

具だくさん。味付けはマカオ風のカレーテイストで味わいマイルド。

菱の実はホクホクとしてクワイと同じような食感です。

季節の春巻き

とろみのある黒酢たれがセットされたところで――

きつね色に揚がったパリッパリの皮を噛むと中にはフォアグラと鴨肉が。贅沢だー。

めっちゃリッチな味わいで黒酢たれとも好相性です。

大海老、フランス産発酵バターを使った煮込み

エビトースト揚げをサイドにヌーベルシノワ見参!

ソースにはエシャレットを使っているのかしら。

独特の風味がまろやかな発酵バターと結びつき、重たすぎないコクが味全体の柔らかさへ。

北海道産ホタテの春雨のせニンニク蒸し

歯触りを残す春雨にレア感のある貝柱は健やかな弾力でぷりぷり。

甘みのあるたれとも協調して美味しさに安心感があります。

A菜のサクラエビ、蝦醤炒め

サクラエビの食感をアクセントに特有の風味をもつ蝦醤のコクと旨みが食を進めさせる1品。

鶏肉、唐辛子炒め(宮保鶏丁)

鶏肉を調理するにあたってはいくつか提案を受けられたのですが、四川の代表的な

調理法“宮保”でお願いしました。

“宮保”は油に唐辛子や花椒の辛味と香りを移し、醤油、砂糖、酢、酒などの調味料を

用い食材を炒める調理法ですが

ここでは、ノブローの中華な日常(第7話)より

宮保鶏丁はさいの目切りの鶏肉を唐辛子と炒めたもの。と簡略化させていただきます。

片手鍋で供され、具材はほかに金針菜、長芋、シイタケ、ピーナッツ。

唐辛子の辛味に、調味料の甘辛さが効き、そこに花椒の痺れる辛さが後追いし、

味をきりっと引き締める。このウマからスパイシー路線に酒もハイピッチで進みます。

スープ餃子(灌湯餃)

金華ハムを使った上質な上湯に浮かぶビッグサイズの餃子。

もちっとした皮に餡は毛ガニの身肉を使い、ふわっとして柔らか。

自身のエイジングのせいか、スープが若干濃く感じられたので、もう少し淡い味で

いただければなお嬉しかったな。

(ノブロー) 灌湯餃は久しぶりだけんど、喜臨軒さんでごっちゃんになるのは

はじめてかもしんねえな。シェフの熱気が伝わる味だで。

咸魚炒飯

当店の炒飯は絶品。シェフの凄腕にかかると 米粒一粒一粒がべとつき感もなく

パラパラにほぐれ、まんべんなく味が絡まっているのです。

――まるで星の砂のようね。

と言うとシェフは苦笑していたけれど、私は本当にすごいなあと感心しているのです。

自宅で作る焼飯が少しでもパラパラに近づくには、またたまごの粒がどうして

こんなに小さいのか食らいついて尋ねると、卵は割って溶きほぐすだけではなく

丁寧な作業工程を経ていることを知ったのですが、最大のポイントは「乳化」。

油をかなり入れているにもかかわらず、油っこくならないのはこのことにあるようです。

供された咸魚炒飯は塩味をベースにハムユイ特有の香りが食欲を焚き付けるもの。

とは言うものの、お腹もそろそろ満ちはじめてきています。

ですが、一粒残さず美味しく完食できたことが話の裏付けにも繋がり

自身の腕ではパラパラ炒飯への劇的な変身は程遠いと現実として実感。

結局のところ、私にとってシェフの炒飯が一番いいのです。

食後のデザートタイム。

例年どおりと言ってよいかと思います。

プレートにはチョコレートで“Happy Birthday”の文字と馬拉糕にはバースデーキャンドル。

そして緑豆湯と桂花杏仁豆腐も用意してもらえ、嬉しさ倍増。

シェフとスーシェフ、男性お二人で切り回す中、これを用意するのは

大変だったのではと、感謝の念に堪えません。

(ノブロー) 予約手配をした寝太郎のプレートは“Good Job”な。ええ仕事しただ。

(寝太郎) 誕生日に喜臨軒さんへお邪魔するのはライフスタイルの一環じゃあないか。

ご無沙汰ばかりなのに、快く予算の相談に応じてくれ、お任せコースを組んでくれた

安澤シェフにはお礼の言葉もみつかりません。

お店は2018年12月30日から2019年1月2日までがお休みだったという話。

折を見て、また寄らせていただきたい大事な1軒です。

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/11:45~14:00(L.O.13:30)
     ディナー 月~金 18:00~23:30(L.O.22:15 最終入店22:00)
            土 17:30~22:30(L.O.21:15 最終入店21:00)
定休日    日曜      -店舗情報「食べログ」より-

喜臨軒中華料理 / 池尻大橋駅駒場東大前駅)  

2019年1月 6日

慶和楼(ケイワロウ) 鶴見

広東房「慶和楼」(ケイワロウ)ランチ再訪

休日利用ですので軽く瓶ビールも注文。昼酒の友に供されたのは搾菜。

ちょっと塩を抜きすぎている感はありましたが、口やかましいのは私の悪いところ。

普通にいただけるのですから、何ら問題はありません。

さて、4種類のおすすめランチからチョイス。

各ランチにはライス・お新香・スープ・デザートが付いてきます。

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粉丝白菜(白菜と春雨の辛子炒め)@770(税込)

着座した位置の関係で逆光に悩まされる食の備忘録写真(汗)。

スープは溶き玉子とコーン、お新香は冷奴に代わっていますが、

下手な副菜が取って代わるより扱いやすい。

主菜は白菜と春雨のほかに微量の挽肉も入っていて、仄かな辛さが食欲増進に貢献。

白菜の甘みや調味料、これらすべての旨味をしっかり吸い込んだくてくての春雨は

白飯と抜群の相性を発揮するのです。

いざ行かん!炭水化物祭りに――。

オンザライスは春雨と崩し豆腐のハーフ&ハーフで。うんま、うま。

欲望に忠実なままに展開する、ご飯茶碗の相乗り物語に幸せを噛みしめるのでした。

油淋鸡球(揚げ鶏肉の特製ソースがけ)@770(税込)

連れはひと口大の鶏のから揚げに甘酢醤油のタレをかけたもの。

やや酢が勝っているようにも思えましたが、千切りキャベツをクッションに

刻み葱をトッピングし、唐揚げのボリュームもなかなかのもの。

このお値段のランチとは思えぬ充足感を得られ、至って良心的です。

デザートは杏仁豆腐。

慶和楼(ケイワロウ)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町21-7 第2野木ビル
TEL     045-585-5155
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:30
定休日    第2・第4火曜日    -店舗情報「食べログ」より-

慶和楼広東料理 / 鶴見駅京急鶴見駅)  

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