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a-7.中華料理全般・その他

2017年10月20日

母米粥(モウマイゾォ) 川崎店

Photo

しゃぶしゃぶ「母米粥」(モウマイゾォ)

最寄駅は川崎。定期訪問を心掛けている「三鶴」さんに向かったところ、

“本日貸し切り”の札が出ていたので、近くの当店へと進路変更しました。

なんでも、こちらでは広州で人気のお粥鍋を提供してくれるそう。

店頭では様々な効能が謳われております。

広々とした店内、案内を受けられたのは、掘りごたつスタイルの小あがり個室。

卓上にセットされた品書きを見ているとスタッフさんから、

「ぶらり途中下車の旅コース3,980円→2,450円」

という手書きのメニューを渡されたので連れと検討。

へえ、メディアにも 取り上げられたんだ。

ベースとなるスープに具材をチョイスすることもできましたが、今宵は2次会に流れず、

じっくり腰を据えようと、2人前から注文可能な当該コースをお願いしました。

母米粥

卓上カセットコンロを始動。ミルク色のお粥スープの中央にはクコの実と棗が浮かび、

想像していたよりもさらりとして、米粒は見当たりません。

ボンビノス貝、アサリ

ホタテ、海老、イカ、タコ

カキ、サザエ、ズワイ棒、団子三種類(イカ、カニ、エビ)

野菜盛り合わせ

豚肉、鶏肉

海鮮、野菜、団子、肉とバラエティ豊かな具材群。

主観ですが、中核を成す基本の出汁が弱いのでは?

これだけたっぷり具材が入るのに、この段階では味に深みがでてきません。

少し煮詰まってくると、クリームシチューのような粘度が備わり、鍋の縁には副産物のパリパリが。

実は時間の経過とともに、お粥鍋が育ち、そのベールを脱ぐのです。

揚げパン

単体でいただくと、しとっとして柔らかく、おもちゃっぽい味。

中華粥でお馴染みの油條とは少し違う気がします。

これを最後に投入してフォンデュ風というか、お好みで、クタクタとろ~んとした

ところを口に運ぶのです。

サービスでゲソ揚げが。ありがとうございます。

好奇心からトライしたはじめてのお粥鍋、私がイメージしたものとは、若干ズレがあったものの、

じっくり最後まで育ててこそ、真価を体感できる鍋であります。

なおコースにはデザートでバニラアイスがついていたようですが、ボリュームがあったため、

お腹もパンパン。せっかくですが、こちらはいただかずに退店しました。

個室 しゃぶしゃぶ 母米粥 川崎店
神奈川県川崎市川崎区南町4-16 1F
TEL     050-5592-9624
営業時間/火~金16:00~23:00(L・O 22:30) 土・日曜日 11:00~23:00(L・O 22:30)
定休日    月曜日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年10月 2日

china bistro 八寸 桜木町

Photo

china bistro 八寸再訪

4名での会食にあたり予約を担当してくれたのは、当店の料理長、大槻巧氏と親交のあるS氏。

当店はシェフが1人で料理を担当。はじめはアラカルトでと考えていましたが、

20名の団体客と予定が重なったという情報を受け、予算を伝え、事前の準備がしやすい

お任せコースで手配してもらうことにしました。

リザーブされていたのは店内奥の片側ソファテーブル席。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、スプーン、位置皿、ペーパーナプキン、小皿、
使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:カシューナッツの砂糖絡め(出来立てだそう)

当日、卓上への菜譜の用意はなく、具体的なコース内容はわからないおまかせミステリーな組み立て。

コース料理に先立ち、シェフから丁寧なご挨拶を受けスタート。

料理は一部を除き、すべて各自分での提供で、サーブ時に口頭説明というスタイル。

なお、取り分けが必要な場合は銘々の作業となります。

スターターは前菜3種盛り合わせと解して良いのかしら?小鉢トリオが登場。

前回お通しとして、供された白カブのムース いくら添え

今宵は穂じそと揚げゴボウも加わって、おめかしした感じです。

ミニトマト黒酢風味 

湯剥きしたミニトマトを香辛料の入った黒酢につけたもの。

ミントの香りが爽やかで、マッチ力優秀。味のステージアップに貢献です。

小鉢トリオに京風な和テイストを取り入れ味覚を刺激。

ぱっと見は餅アイスのようだけれど、実は

八つ橋の皮にクリームチーズをサンドしています。

この組み合わせ、はじめてだけれど、もっちりと吸い付くような皮にねっとりとした

クリームチーズが好相性で、思わず頬が緩みましたよ。

酔蝦

活けのボタンエビの紹興酒漬け。丁寧に殻を剥いてくれてます。

口に含むと、アルコールが少し残った感じで、ねっちりとして甘みも十分。

口水鶏

セロリの風味とナッツの食感をアクセントにしっとり鶏肉が小山を形成。

ぽってりと濃厚なソースは辛味もしっかりあって、骨格の太さを感じさせる男前なよだれ鶏です。

醬牛肉(滷牛腱)

幅広のライスヌードルを敷き、滷水で煮しめた牛すね肉にかけられたサンバルソースは、

一般にイメージするものとは違い、香菜、生姜、ニンニク、隠し味にオレンジジュースなどを

使用した精妙な味わい。ひと手間かけたご馳走感が満載です。

白灼魷魚

イカは味が馴染みやすいように表面に飾り包丁を入れ、上には白髪ネギ。

隠れてしまっていますが中には、長芋のほか、シェフが2週間がかりで入手したという

お宝食材の山菜「みずの実」が。

「みず」の茎はシャキシャキとして、コブコブの実の部分はお豆のようにほっくり。

ぷりぷりとしたイカの歯触りに、リズミカルな食感を添え、醤油ベースのたれには

ナンプラーががっちり効いて、私好みな味です。

肉骨茶

(レンタロー) すっげー!すっげー!シェフの本気が炸裂してるで。

具材は、冬虫夏草、青森シャモロック、黒にんにく、生姜、貝柱など。 

色は濃くてしょっぱそうだけれど、ひと口飲んでみると、目から鱗が落ちる食体験。

塩辛さなどは微塵もなく、素材の力が息づき、旨みが濃縮された味わいで、

雑味のないナチュラルなコクがたまらなく美味い。

青森シャモロックは、肉そのものの味が濃く、ほろほろになってもその力強さを失わず、

また熟成の過程で臭い成分が少なくなるという栄養価の高い黒にんにくを使っていますから、

どぎつい刺激臭はなく、安心していただけます。

人の舌を唸らせる滋味深いスープに会食メンバーはメロメロ。完全に心を射抜かれましたよ。

きっと同席してくれたS氏のパワーでいただけたのね。めちゃくちゃ感謝です。

jewelry点心「三色小籠包盛り合せ」

前回もいただいた見目麗しき小籠包。

上海小籠包(白)・・・Chinese、ロブスタービスク小籠包(橙)・・・French、
柚子胡椒小籠包(緑)・・・Japanese

台風の影響により、魚など一部食材の調達が困難だったそう。その中で力を尽くしてもらえました。

エビマヨネーズ・・・コク甘スイートなマヨネーズソースは淑女の味わい。
 そこにわさびのピリッとした辛さが共存し、見事な調和を成しています。

銀ムツの照り焼き・・・柔らかな卵白とほうれん草をクッションに、揚げゴボウと
 バジルシードをトッピング。

トマトのコンフィ・・・フレンチの技法を取り込み、素材の持ち味を生かして提供。
 素揚げしたバジルを添えて。

聞くところによると、大槻シェフは様々な技法を巧みに操る人物。フュージョン料理はお手の物で、

かなり前から行っていたそうですが、当時は周りが追いついていけなかったのだそう。

「まだまだ、こんなもんじゃありませんよ」とS氏。その言葉に厚みを感じたのであります。

牛肉と柿の黒胡椒炒め

ほか、ヤングコーン、甘長唐辛子(万願寺唐辛子)、マコモダケ。

季節感を盛り込み、肉はふわふわで中華でしか味わえない魅惑の歯触り。

鮑のせチャーハン

炒飯は型抜きで形成し、煮鮑を頂に据えたスタイリッシュなフォルム。

手もとでセットされたロイヤルフィッシュソースを注ぎこむと、湖に浮かぶ古城のよう。

上部から掬い、はじめは、そのままで。

次に古城を崩し、スープを吸わせてリゾット風炒飯にしていただきます。

このロイヤルフィッシュソース、物凄くリッチな味わい。

炒飯を崩すと、旨みエキスが入り込み、味は濃い目ですが後を引く美味さです。

後入れスープのお陰で、味を2回に分けて楽しめるし、趣向を凝らした料理に

会食の場も盛り上がりました。

デザート2種

酒粕白玉・・・柔軟な創造性が光る!貴腐ワインで豆乳を分離させたもの。 
 ふわほわっの不思議食感で、白玉団子は黒ゴマ入りです。

ドラゴン・ビアード・キャンディ・・・龍鬚糖。
龍の髭に見立てた細く白い糸状の飴の中にはカリカリの甘いピーナッツ。

さらにデザートが登場。素敵すぎる!!

生搾り杏仁豆腐 イチジク、クコの実、バジルシードをトッピング。

北杏・南杏を併用しており、滑らかでそのミルキー度が素晴らしい。

また、食後に供された甘い香りの金萱茶は風味が格段に良かったです。

確かな技量と豊富な知識、柔軟な発想で供された、大槻シェフの気合がびんびんに感じられる

コース料理に興奮冷めやらず。

包丁仕事がとても丁寧であると聞きましたが、シェフのお人柄にもふれ、大いに納得。

美味しい料理はこうした細やかな仕事の積み重ねなのかも。

中華を食べ歩くうえで、私自身もとても勉強になりました。感服です。

china bistro 八寸
神奈川県横浜市中区野毛町1-9-1 T&FビルⅠ 1F
TEL     050-5594-1647
営業時間/火~金 16:30~23:00(L.O)土・祝日 14:00~23:00(L.O)
          日 14:00~22:00(L.O)
定休日    月曜日(祝日の場合は翌火曜日)     -店舗情報「食べログ」より- 

http://jogen.co.jp/hassun_noge/

2017年9月25日

葉牡丹 (ハボタン)  山手

Photo

餃子工房「葉牡丹」(ハボタン)

最寄駅は山手、店はアーケードのかかる山元町商店街に立地していますが、

徒歩で向かうにはなかなか厳しい距離。

有り難いことに横浜の友人が車を出してくれるというので、遅いランチで利用しました。

床にコンクリートを取り入れたシンプルモダンな店内はテーブル席のみでレイアウト。

時間帯も遅かったため、先客は2組。

4人掛けのテーブル席も空いていましたが、当店ビギナーの私達は控えめに2人掛けの卓へ。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油、胡椒)
その他:爪楊枝、卓上メニュー、ティッシュペーパー
着座後:お茶

当店、ご主人が調理を担当し、奥様はその補助とフロアを務める夫婦二人三脚。

先客の料理を作るタイミングだったらしく、注文後、しばし待ちの態勢でしたが、

小皿やレンゲ、箸が運ばれてきたから、そろそろ出来上がるみたいね。

焼餃子(6個)@400

香ばしい焼き目をつけた羽根付き餃子をつまみあげると

手作りの皮はひだを造らぬ造形美。

モッチリとした食感で、もち粉を配合しているのかしら?と思うほどです。

餡はキャベツの比率が高く、その甘味を生かすように下味は控えめ、あっさりと

軽やかでパクパク食べれるナチュラルタイプです。

半分に噛み千切ろうとすると、ひだがない分、餡が脱け落ちるという

アクシデントもありましたが、美味しいし、このお値段は野菜が中心とはいえ良心的すぎ。

なお、卓上調味料の使用はお好みで。

サンマーメン@650

醤油が勝ちすぎないスープに、緩くとろみを付けた炒め野菜のコクが加わり、丸みのある味わい。

しょっぱさがないからグングン飲めます。

表面のあんかけをかき分けると、細ストレート麺がお目見え。

もっと粗野な麺が潜んでいるものかと思っていたのですが、まずその美しさに驚いた。

強くしなやかな麺肌と歯触りで味も格段にいい。この麺、断然自分好み。

同様に、このストレート麺を使ってくれるものと仮定して、海老そばや担々麵を食べてみたい。(●≧ω≦)9 

サンマーメンは量も適量、素直なスープの味付けと麺の美味しさで、きっちり完食いたしました。

遅い入店でしたから、私達がこの日のランチタイム最後の客に。

友人も「この店は、当たりだ!」と喜んでいました。また、お邪魔しましょう。

葉牡丹 (ハボタン)
神奈川県横浜市中区山元町2-95-12 1F
TEL     045-664-1232
営業時間/11:30~14:30、17:00~20:30  
定休日    木曜     -店舗情報「食べログ」より-

2017年9月19日

龍昇房(リュウショウボウ) 蔵前

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龍昇房」(リュウショウボウ) 

最寄駅は蔵前。食べログによると、銀座の「御膳房」の立ち上げシェフを引き抜き、

2017年8月2日にオープンした新店。江蘇料理・四川料理を得意としているよう。

某日のディナーに2人で訪問してみました。

店頭のスタンドボードにはオープンキャンペーンとして料理長のおすすめもご紹介。

店内は明るくすっきり。客席は2階にもあるようですが、私達が指示を受けられたのは

1階片側ソファのテーブル席です。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油)
その他:紙ナプキン、箸(箸箱内)、メニュー
着座後:業務用タオルおしぼり(直置き)

生ビールを注文後、グランドメニューを広げ、アラカルトチョイスの作戦会議。

椒麻鮮魚片(蒸し魚の山椒ソース掛け)@480

創作中華料理店で使うような細長い器に盛り付けて登場。

魚はレア感のあるお団子のようなねちっとした歯触りで

かけられたソースはネギの風味が圧勝、山椒の存在がわかりづらい。

もっと香り高くピリっとした味をイメージしていたので、ちょっと当てが外れたみたい。

ゴマ油を使い、塩味ベースですが、塩も薄すぎるように思えました。

蟹粉獅子頭(上海カニ味噌入り豚肉団子)@380

具材はチンゲン菜とシメジ。カニ味噌は団子の中に忍ばせるのではなく、頂に鎮座した状態です。

生姜が効き、獅子頭はふわほわっ。とろけ消えゆくような繊細さがあり、

この味で、このお値段なら大歓迎、注文は正解だったわ。幸福度が一気にあがりました。

火腿蘑菇湯菇(金華ハムとキノコの蒸しスープ)@680

お次もスープ。すると、急須でサーブ。なんと、具材が茶こしアミの中に入っているのです。

お店の方が最初の1杯を取り分けてくれました。おー!ちゃんとベースに鶏出汁を感じます。

土瓶蒸し的で面白味のあるプレゼン。店を身近に感じられた瞬間です。

茭白炒肉絲(豚肉とマコモタケの醤油味炒め)@580

ピーマン(赤・緑)が彩りを添え、肉はぷりっと。

強いインパクトはありませんが、醤油の角が立たないまろやかな味わいが、

クセのないマコモタケにしっかり馴染み優等生的な炒めです。

香菜無汁擔擔面(パクチー入りの汁なし担々麵)@880

サニーサイドアップの目玉焼きと香菜をトッピングした汁なし担々麵は、クラッシュナッツを

食感のアクセントに、山椒がビリリと効き、かん水入りのぶりぶり麺によく絡んでご機嫌な美味さ。

香菜とのマッチ力の高さは、唸らせるものがあり、クリーミーな黄身の目玉焼きも好相性で、

インドネシア料理っぽい魅力を搭載し、エスニックとのフュージョンを感じます。

個人の意見ですが、本場の四川の汁なし担々麵よりこちらの味の方が好きかも。

とても気に入りました。

酒は紹興酒3年@1,500×2を追加で注文。

会計は、1人当たり3,500円(百円未満四捨五入)。

ベタな街場中華とはひと味違う、感性の豊かさを根底に感じました。

龍昇房
東京都台東区鳥越2-1-9
TEL     050-5594-2150
営業時間/11:30~14:30 17:30~23:00(L.O)22:30   
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

2017年9月17日

長崎飯店(ナガサキハンテン) 渋谷店

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長崎飯店」(ナガサキハンテン)  渋谷店。

道玄坂の路地裏に佇む当店は、ドラマ 版「孤独のグルメ」にも登場したことでも有名。

某日の遅いランチに連れを伴い向かいましたが、14時近いというのに、まだ軽く人の列。

これに驚いていると、すぐに私達の後ろにも人が並び始めたので、もう後戻りは出来ない。

行列に並ぶのは苦手なのですが、本懐を果たさねば――。

表で待つこと少し。先客が退店すると、店のおばさんが、人数を聞き、待ち客を各卓へ

振り分けていきます。今回、指示を受けられたのは、入り口に最も近いレジ前の

2名横並びのテーブル席。カップルシートは気兼ねなくてよいけれど、どうせだったら、

TVにも登場した奥の客席をみてみたかったなあ。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢、辣油、金蝶ソース、からし)
その他:紙ナプキン、爪楊枝、卓上メニュー、きゅうりの漬物
着座後:箸(ロゴ袋入り)、水

注文は、特上ちゃんぽんと決めて入店しましたが、ほかは店内に掲げられた品書きよりチョイス。

ビール(中瓶)@670のつまみに選んだのは

春巻@670

きつね色に揚がったパリパリの皮を噛むと、中には熱々とろりとした五目餡。

みっしり詰まった感じではなく、比較的スリムで、ごく一般的な春巻きという印象。

湯葉揚@680

自家製珍味よりえらんだのは、湯葉揚。

しっとりとしたエビ入りの餡を包んでいて、正直なところ、春巻より好感触でつまみにぴったり。

卓上調味料の使用はお好みですが、当店の揚げ物には金蝶ソースがよく合うと思います。

特上ちゃんぽん@1,140

具材は、イカゲソ、イカ、エビ、カキ、アサリ、豚肉、キクラゲ、ニンジン、ピーマン、マッシュルーム、

干しシイタケ、カマボコ、キャベツ、うずらのたまごと豊富なのですが、一言でいうと出汁が弱い。

以前、長崎出身の同居人より徹底した指導を受け、私自身も作り方を心得ていますが、

海鮮や豚肉などから本来揺るぎ無い旨みが備わるであろうスープに深みを感じられず、

その薄さをカバーするように、ちょっぴりケミカル君で調整しているよう。

昼は混雑しているから、この程度なのかな?と首を傾げてしまいましたよ。

期待したような“特上”感を得られなかったのですが、長崎のウスターソース(金蝶ソース)が

置いてあるのは本当に喜ばしい。垂らして食べると、味のイメージも上向きになりました。

ドリンクの追加、紹興酒(5年)2合ビン@1,950を含め、

会計は、1人当たり2,500円(百円未満四捨五入)

いろいろ口うるさいことを申しましたが、渋谷で30余年も続くという、その歴史のある味を

いただけて、私も連れも満足です。機会があれば、次は夜に。ご馳走さまでした。

長崎飯店 渋谷店 
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 MB1
TEL     03-3464-0528
営業時間/月~金 11:00~15:00(L.O.14:50)17:00~22:30(L.O.22:20)
              土 11:00~15:00(L.O.14:50)  
定休日    日曜日、祝日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年8月29日

屋台メシ 鶏公煲 (ジーゴンバァウ)

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屋台メシ 鶏公煲」 (ジーゴンバァウ)

最寄駅は新小岩。南口より徒歩4分ほどの距離に立地する路面店です。

小体な造りの店内はカウンター席とテーブル席でレイアウト。

事前予約をした上での訪問で、利用はそのカウンター席後ろの、2名掛けテーブル席です。

カウンター内の厨房には日本人シェフ、フロアは中国人のお姉さんが2人で切り回す

3人体制であります。

当店は、付近の中国人客に絶大な支持を得ているようで、19時には満席状態。

私達以外、みな中国の方で、なかには入店できず、表で待つ人もいました。

日本人が多く来店する中国料理店では、なかなか見られないような

“本店謝絶自帯酒水及食品”このあたりのメッセージにも納得です。

テーブル・セッティング:なし
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、黒酢、辣椒面)
その他:爪楊枝、割り箸(箸立て内)、ティッシュボックス、メニュー、灰皿
着座後:タオルおしぼり(直置き)、カセットコンロ

まずは、ドリンク選びから。

お酒の種類は、ワイン、焼酎、カクテルなどと、バラエティーに富んだラインナップ。

ソフトドリンクにいたっても充実しています。

生ビール(アサヒスーパードライ)@380×2と、緑豆ジュース@320はデザートの先取り感覚で注文。

その後、ジンロ(ボトル)@2,000、割りものはウーロン茶@300で。嬉しいことに氷は無料です!

お目当ての料理は決まっています。汁なし鍋から火鍋へとモデルチェンジできる鶏公煲です。

以前、香港の「鶏煲」さんでいただいた乾鍋を食べたあとの鍋にスープを入れて、火鍋を作る。

あのときの味を再び体感したくて、こちらにお邪魔したのです。

「当店へは、はじめてですか?」

流暢な日本語を話す店のお姉さんがテーブルサイドに立ち、懇切丁寧に、

オーダーシートでの注文の仕方をレクチャーしてくれました。

鍋は1人前づつ、2種盛り可能で、辛さを選べるとのこと。

また、火鍋にしたあとの追加具材及び串焼き、主食なども書きこめます。

さて、その辛さですが、普通、中辛、激辛、変態辛とあり、

周りを見ていると、利用する中国人客のほどんどが中辛でオーダー。

辛さの後足しも出来るという話だし、私達もそれに倣い中辛でお願いしました。

鶏公煲@980+牛蛙煲@1,280(中辛)

香菜は要りますか?とのお尋ねにはYES。

肉も鶏と蛙を選び、一つの鍋で作ってもらいました。卓上でカセットコンロ始動!

なお、鍋料理は1人で来店した場合も、同様にカセットコンロを使用してくれます。

蛙の身はシコシコぷりぷり。正直なところ、鶏肉より好み。

このメインの肉のほか、具材は、タマネギ、セロリ、エノキダケ。

秘伝の調味料で炒めたという事ですが、からっからの乾鍋ではなく汁の残った炒め煮状態で

辛甘で旨みのあるコク深い味付け。酒がぐいぐい進みます。

鍋を食べ終わったあとは第二ラウンドの火鍋タイム。

中国湯葉、レタス各@180 羊肉、魚団子各@280をチョイス。

お姉さんが、やかんから鉄鍋へ無料の鶏スープを注いでくれたので、

味を染み込ませたいものから投入。

なお、鶏スープは煮詰まり具合など、頃合いを見ながら足してくれるので、至れり尽くせりでした。

レタスや羊肉はしゃぶしゃぶさせながら、各自のタイミングでいただきます。

弾力のある魚団子を噛み千切ると、中からぶしゅ~っと飛び出した黄色いカニミソのようなもの。

これ、何かしら?味もそれっぽいんですよ。

なお、卓上の辣椒面を使ったので、厨房への辛さの後足しリクエストはしませんでした。

ピリ辛味を引き継ぎ、素材の旨みが生きたコク深いスープは油もしっかりだから熱々で、

癖になる味わい。酒の肴にもなる懐の深いスープであります。

〆は断然これ!乾麺を使ったラーメンセット@280で。

インスタント麺がこんなにきちんと盛り付けられて、感激。

ジャンクな美味さが炸裂!うま辛スープを吸い込んだ乾麺が愛おしい。

もちろん、残らず平らげましたよ。

(レンタロー) ここんち、屋台でつまめるようなお手頃価格のメニューもあるな。楽しいで。

当店、中国各地を出身とするお客様が来店するためか、料理のレパートリーも幅広く、

東北・延辺地方ほかの新メニューも紹介。

あ!「延明」さんのメニューから消えた烤冷面(焼き冷麺)もある(^^♪ 

やっぱり、面白いわ。在日中国人の来店が多いのもうなずけました。

ベビーカーを利用した家族連れ(中国人)も来店。

気さくな雰囲気とアットホームさも当店の魅力の一つだと思います。

会計は割りものウーロン茶、レタスの追加などを含め、1人当たり4,000円(百円未満四捨五入)。

屋台メシ 鶏公煲 (ジーゴンバァウ)
東京都葛飾区新小岩2-2-25
TEL     03-5879-6899
営業時間/17:30~23:00(L.O)    
定休日    月曜日     -店舗情報「食べログ」より-

2017年8月25日

欣喜 (Chinese Restaurant Kin Ki)  祖師谷大蔵

Photo

欣喜」 (Chinese Restaurant Kin Ki)

最寄駅は祖師ヶ谷大蔵。北口から「ウルトラマン商店街」に入り1つ目の味のある小路を右折。

昭和の名残を残す丸芳飲食ストアー内。写真正面奥に見えるのがお店の電飾スタンド看板です。

店の前に着くと、古民家をリノベーションしたような情緒たっぷりの店構えに胸キュン!

外壁に描かれた文字が独特の風情を醸し出した、ご馳走ロケーションであります。

ランチタイムはセットメニューを注文する場合のみ予約が可能。

自身の活動エリアとは離れた地域ですし、確実に入店したい。

選択は当日でも構わないという話ですから、セットをお願いする約束で席の手配をお願いしました。

木のぬくもりを大切にした落ち着きのある店内は、テーブル席のみでレイアウトされ、

1階及び2階に個室を完備。

私達が指示を受けられたのは1階窓際の2名掛けテーブル席です。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、メニュー
テーブルクロス:なし
卓上調味料:有り(醤油、酢)
その他:爪楊枝、紙ナプキン
着座後:タオルおしぼり(手渡し後、直置き)、氷水

セットメニュー(3種類)から、バラエティーセットランチ@2,160(税込)をチョイス。

その内容構成は以下のとおり。

9種の料理を少しずつ堪能できるバラエティープラン
松笠烏賊の四種胡椒炒め
小海老のチリソース煮
豚の角煮 黒酢ソース和え
鮮魚の蒸し物特製ソースがけ
他前菜3種と料理2種を本日のおすすめで厳選チョイス
ライス、スープ、デザート付きでお得なセットです。

作り置きをしないため、提供までには少々時間を要するということですが、無問題。

デザートを3択からチョイスし(各人ごとに選択 可能)、

別注文のドリンクは、生プレミアムモルツ(中)@630、(小)@450からスタートしました。

レンゲを置くため、箸置きがチェンジ。

バラエティーセットランチ@2,160(税込)

第1陣で到着したのは、ライスと刻みネギの浮いた淡い醤油味のスープ。これに驚いていると、

間髪入れず、9品仕切り皿に収められた料理群が到着。

“9種の料理を少しずつ堪能できる”とは、こういうプレゼンでしたか……。

前菜ぐらいは別皿で用意されるのではないか、と思っていましたよ。

なお、サーブ時にスタッフさんより、料理説明を受けられました。

①よだれ鶏・・・下にはキュウリ。仕上げにナッツを散らしたよだれ鶏はスモーキーな味わい。

②皮蛋と新生姜の甘酢漬け、クラゲの冷菜

③ゼブラ茄子の蒸し物 豆鼓ソース 中華風漬物添え和山椒風味

④ホタテのニンニクソース蒸し・・・肉厚のホタテを品の良いニンニクソースで。

小海老のチリソース煮・・・生姜を効かせた甘辛いマイルドチリソース。

⑥酢豚・・・パプリカ、タマネギの参加した甘酢フルーティー酢豚。

⑦空芯菜と干しエビの炒め・・・若干ですが、塩があまく感じましたが…。

豚の角煮 黒酢ソース和え・・・味の重ね着が巧みな黒酢ソースで、煮詰めた旨みがあり濃厚。

松笠烏賊とチンゲン菜の四種胡椒炒め・・・塩味をベースに味付けしっかり。
 柔らかいイカを堪能できます。

主観ですが、下の段①~③までが前菜。④~⑨までが少しずつの料理なのでしょう。

事前にHPで写真をチェックしなかったのが、いけなかったのですが、あまりにひと口サイズの

料理たちなので、これでは自身の白飯のおかずとして力不足。

料理群と白飯&スープのバランスに違和感を感じました。


――ご飯のおかずというよりも酒のつまみになるプレートじゃないかな。

当店に用意があるかは不明ですが、紹興酒の利き酒セットとかに組み合わせたら喜ばれそう。

この9品仕切り皿の料理たちは、私に以前お邪魔した「トゥーランドット臥龍居」さんの

九つの喜び前菜を想起させたのです。

しゅうまい(2個)@480

中肉中背の手作りしゅうまいは、肉主体で、甘みのあるタイプ。

デザート

杏仁豆腐、愛玉子、プーアル茶ゼリーからの選択。

①愛玉子・・・舌触りソフトで滑らかなゼリーは、あっさりと涼やかな味わいでレモン風味もエレガント。

②プーアル茶ゼリー・・・生クリームと卵のコクのあるカラメルソースに、ほんのりとした苦味がマッチ。
 コーヒーゼリーを食べているような錯覚を起こしました。

料理はポーションが少なすぎて、じっくり味わうまでには至らず、

印象が薄くなってしまいましたが、両デザートはともに美味しかったです。

また、滞在時に来店するお客様を見ていると、お子様連れの地元ファミリー層も多く、

地域に愛され支持を得ている良いお店だという事がひしひしとわかりました。

 

会計はドリンクの追加、5年甕出し紹興酒デキャンタ@1,400、ウーロンハイ@600を含め

1人当たり4,000円(百円未満四捨五入)

創作中華料理店ですが、オーナーシェフ青木欣也氏は、横浜中華街「萬珍楼」さんを

はじめ各店で研鑽を積んだ方ですから、その腕は確か。

次の機会があれば、お店の自信作、とろみのないサンラー麺をいただいてみたいと考えています。

欣喜 (Chinese Restaurant Kin Ki)
東京都世田谷区祖師谷1-8-17
TEL     03-6411-3458
営業時間/火~土 11:00~14:00(L.O.13:30)火曜と日曜はランチお休み
         火~日 17:00~22:00(L.O.20:30)
定休日 月曜日

2017年8月18日

china bistro 八寸 桜木町

Photo

china bistro 八寸

最寄駅は桜木町。

野毛中央通りに2017年7月7日にオープンした横浜中華街、「状元樓」さんの新店舗です。

佇まいは、しっとりとした和の雰囲気ですが、店内へ1歩踏み出すと、

カウンター席とテーブル席でレイアウトされた店内は、チャイニーズテイストを程よく融合させた

スタイリッシュな空間です。

2名の利用で、リザーブされていたのはカウンター席の端。

このカウンター内では、イケメンスタッフさんがドリンクを担当していましたよ。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、スプーン、取り皿、メニュー
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:爪楊枝、使い捨て紙おしぼり

構造上、厨房は隠れてみえません。

また、フロアスタッフさんの数などは、これから変わってくると思うので省略します。

ドリンクは生ビール(ハートランド)@600を注文。

お通し(@500×2)で出されたのが、イクラをトッピングした白カブのムースです。

グランドメニューのほか店内に掲げられたブラックボードに目を通し、アラカルトチョイスの作戦会議。

当店でマストに押さえたいのが

一口前菜の小鉢盛り合せ@1,680(2名様分)

当店のスペシャリテ。日替わりで8種類の前菜を盛り合わせているそうです。

サーブ時の説明によると、

①酔っぱらいボタンエビ・・・活けのボタンエビを紹興酒で漬けたもの。ねっちりとして甘み十分。

②自家製窯焼きチャーシュー・・・肉々しさが際立つパワフルチャーシュー。

③子持ち鮎のいぶし煮・・・中華スパイスの効いたコクの深い燻煮で、酒を呼びます。

④hassunオリジナル「カニ玉」キッシュ 2pieces・・・カニ玉が美味しいキッシュにモデルチェンジ!
カニ玉の優しい味がサクッとしっとり生地にマッチして侮りがたい旨さです。
この日の前菜の中で1番のお気に入り。

⑤ツブ貝のワサビマヨネーズ和え・・・セロリを合わせ、イクラをトッピング。
 刺激的なワサビの風味がマヨネーズのコクと混じり合いマイルドな旨みに昇華。

⑥彩り野菜の特製ピクルス・・・甘味と酸味は控えめ、オリーブオイル的なコクを感じます。

⑦クラゲを詰め込んだヤリイカ・・・スイートチリソースには、細かくカットしたマンゴー入りで味わいリッチ。

⑧蒸し鶏の冷菜、葱ソース仕立て・・・黒胡椒を散らし、おつまみ力アップ。

2人前を盛り付けたこのボリュームで、1,680円は断然お値打ち!

都内あたりではなかなかお目にかかれませんわ。(あっても1人前のお値段??)

趣向を凝らし、味の方向性も違うから、食傷することがありません。

当店は中華をベースに、和・洋、さまざまなアレンジを利かせた酒肴力のあるチャイナビストロ。

お酒の種類は、ワイン、焼酎、カクテルなどと、バラエティーに富んだラインナップ。

ビールの次は、カメ出し5年の紹興酒をボトル(2,300円)で注文しましたが、

まだ当店のロゴ入りができていないそう。「状元樓」さんボトルが活躍中でした。

jewelry点心「三色小籠包盛り合せ」@630×2

(タクロー) 針生姜と黒酢がセットされるけんど、使うのは上海小籠包だけだよ。

①上海小籠包・・・Chinese

②ロブスタービスク小籠包・・・French

③柚子胡椒小籠包・・・Japanese

中・洋・和の味を表現した3種小籠包はカラフルで見た目も鮮やか。

パラダイス ダイナシティ」さんを思い出しちゃいました。

ロブスタービスクも柚子胡椒も味つけしっかりで、それぞれの風味をきっちり主張していますから、

つけだれ不要。皮が破れてしまって、スープを少し逃してしまうアクシデントもありましたが、

上海小籠包は、たぷたぷ状態のスープも楽しめました。

主観ですが、①→②→③で好みです。

土鍋入り麻婆豆腐 mozzarella cheese@980

モッツァレッラチーズに着目してチョイス。これはお酒に合いそうだ。

聞くとお店にはバゲットも置いてあるという話。

スライスして軽くトーストしてもらったものに乗せて食べるなんてどうかしら?

(寝太郎) いいけど、激太りしたから、糖質制限したい……。

寝太郎さんの却下により断念。

さっさと混ぜないとチーズが固まってしまうというので、急ぎ作業を進めます。

滑らかな豆腐に細やかな挽肉、山椒はほどほどで豆鼓はコクをつける程度に適量。

チーズがとろけ、びよ~んと伸びた熱々麻婆豆腐は、マイルドで思ったとおりのおつまみ味でした。

自慢の手作り上海ワンタン6pieces(スープ)@780

スタッフさんの話では、メニューにない料理もシェフの気まぐれでだせるのだそう。

この日は他のテーブルで炒飯の提供があり、私達にも聞いてもらえたのですが、

相当量のボリュームとのこと。よって、彼の「糖質制限」により見送り。

酒の〆にも丁度よい、上海ワンタンは、スープ、焼き、茹で、から選べます。

「上海わんたん・食彩厨房」さんと同じくワンタンは帽子型(冠型)。

皮はもっちりと厚めで肉餡はエビ入り。

刻みネギの浮かぶスープは豚骨などの出汁をベースにしていると思いますが、

濃厚で塩分強め。日本のこってり系ラーメンに戦いを挑める男味なスープです。

ほか、おすすめはビーフシチューの黒酢仕立てなど。

2人ですし、残念ながら初回ではそこまでカバーできませんでしたが、次回はこちらを

メインに組み立てたいと思います。

会計は、酒の追加(紹興酒デカンタ@1,200、生ビール@600、ハイボール@550)を含め、

1人当たり6,000円(千円未満四捨五入)。ご馳走さまでした。

china bistro 八寸
神奈川県横浜市中区野毛町1-9-1 T&FビルⅠ 1F
TEL     050-5594-1647
営業時間/火~金 16:30~23:00(L.O)土・祝日 14:00~23:00(L.O)
          日 14:00~22:00(L.O)
定休日    月曜日(祝日の場合は翌火曜日)     -店舗情報「食べログ」より- 

http://jogen.co.jp/hassun_noge/

2017年8月 8日

原宿はしづめ 原宿

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原宿はしづめ

場所はJR原宿駅を背に竹下通りに入り、1つ目の脇道を右折し、さらに1つ目を左折した

路地裏の細道に面するビルの2F。

屋外の階段を上り目的地に到着すると、クラシックな洋館にびっくり。

席の予約は連れに任せ、お店情報を確認していなかったのですが、以前お邪魔した

広尾の「はしづめ」さんが大人カジュアルだったのに対し、当店はちょっとかしこまらなきゃ

いけない感じなのかしら(汗)。

エントランスに置かれたグランドピアノを横目に、屋内2階へと誘う案内札に従い足を進めると、

店内は、アンティーク調の優美な大正ロマン空間で、古き良き時代へとタイムスリップ。

客席はテーブル席とカウンター席でレイウトされていましたが、予約名を告げ、

指示を受けられたのは2名掛けのテーブル席です。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(横置き)、コースター、メニュー
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:タオルおしぼり(トレー置き)、氷水

席のみの予約のため、アラカルトチョイス。

ランチ麺セット(点心3種盛り合わせ、お好きな麺料理、デザート)麺料理に+300円や

ランチコース(前菜盛り合わせ、点心3種盛り合わせ、本日の一品料理、お好きな麺料理、デザート)

麺料理に+1300円もあるけれど、

フロアスタッフさんの話では、当店は蕎麦を食べる前に軽くつまんで飲む日本蕎麦の文化

「蕎麦前」を取り入れたスタイルなのだそう。

なるほどね、浮世絵コースターに箸置きも桜柄で、和の心を組み込んでいるわ。

となったら、私達も江戸蕎麦の流儀「蕎麦前」を気取ってみましょうか。

料理は、ランチ麺セットを1人前とグランドメニューから数品。

また、取り皿をもらえるので、取り分けが必要なものは各自の作業。

ドリンクは生ビール熟撰(一口グラス@500、グラス@700)からスタートしました。

クリームチーズの赤酒漬け@450

グランドメニュー“SOBAMAE”よりチョイス。ソーサーとして使っているお皿も和柄で綺麗。

(レンタロー) 手まり麩みてえにまあるく可愛ええ、ころころクリームチーズだよ。

赤酒のコクとまるみのある甘みが、ねっちりしたクリームチーズに調和して、

チビチビ舐めながらが似合う酒の小さな恋人です。

次は紹興酒(紅琥珀5年)@5,500

ワイン用の脚のついたグラスでいただきます。

説明によると、宝酒造さんが日本向けに中国で作らせているもので、

5年ものですが、中国向けの5年ものより品質は優れているとのこと。

そのため当店では、氷砂糖の用意をしていないという話です。

飲んでみましたが、不純物が感じられず、確かに質も保存状態も良好で、

酸味が少なく、まろやかでとても飲みやすい。

氷砂糖不要の安心感のある紹興酒!

販売者は、中華・高橋さんですが、飲食店限定で卸しているから、当該紅琥珀は

お店でのみ味わえる価値ある1本になります。

点心3種盛り合わせ@500

ランチセット及びグランドメニュー“DimSum”も点心3種の内容は同じ。

下味がついているのでこのままで。

①鶏軟骨入りの糯米焼売・・・素朴な風体に旨さは宿る。肉餡にもち米をまぶして蒸した焼売。

②金華豚と干し貝柱の肉焼売・・・高級ブランド豚と干し貝柱の夢のコラボ!肉餡はしっとり柔らか。

③三種のお豆と鯛の焼売・・・調味に味噌や豆鼓を使い、トマトのピリ辛ソースをトッピング。

お豆のホクホクとした食感は楽しいのですが、少し味を重ねすぎたようにも思えます。

気合が入りすぎちゃったのかしら?3種の中では1番創作性の高い点心です。

糯米焼売は、鶏軟骨入りということで、ワイルドなものをイメージしましたが、

生姜が効いて肉餡はふわっとソフト。また、表面のもち米に黒いのは黒米になるのかしら?

プチプチとした歯触りが入り混じることで、食感の強弱がつき、食欲を刺激します。

3種の点心の中では1番の好みかなあ。

本日の鮮魚強火蒸し@1,000

グランドメニュー“CHINESE”よりチョイスした一品料理。この日の鮮魚はマハタ。

(レンタロー) 皿も鮮やかで料理が映えるな。

黄ニラとシャキシャキとしたオカヒジキを下に、葱と焼いたソラマメをトッピング。

中国のたまり醤油(老抽)とナンプラーを使ったという蒸し魚のタレには、ピーナッツオイルの

コクも感じられ、ふっくらシコシコと健やかな身を存分に味わえました。うんまい。

切り身で、これならば、何ら不足なし。むしろ、大歓迎ですよ。

パクチーとぷりぷり海老の温麺(コラーゲン麺)@1,200

入店当初、蒸し暑さで冷たい麺を欲していましたが、汗も引き、酒をガブガブ飲んいますから、

冷たい麺は、胃腸に気の毒?ランチセットの〆は温麺でお願いしました。

2人でシェアできるよう、取り碗を頼もうと思っていたら、ちゃんと目配りも利いて、

スタッフさんが用意してくれていましたよ。

具材はパクチー、海老のほかに、刻みネギ、豆モヤシ、フライドエシャロット。

コラーゲン麺なので、麺自体にコラーゲンが練りこまれているのだと思いますが、

平打ちタイプで滑らか。また加水率が高いように思えます。

ベースの出汁は鶏ガラよりも、クリアなカツオ出汁が感じられ、麺がスープに良く馴染み、

胡椒も効いてその塩加減は絶妙。

さすが老舗製麺会社の麺ですね。一体感が素晴らしく、後味もあっさりとして綺麗です。

ランチセットのデザート

リンゴのコンポートと杏仁のデザートスープ(冷)は、甘すぎずとても涼やか。 これも美味し!

食後のお茶のサービスはほうじ茶でした。器がいちいち洒落ている。

会計は1人当たり5,500円(百円未満四捨五入)。

スタッフさんの丁寧な見送りを受けて、夏空の広がる下界まで。

大正ロマンを奏でる空間で、「蕎麦前」を愉しむ大人の遊び心が満載した和感覚の創作中華。

原宿という場所柄、外国人観光客と思しきお客様も来店されていました。

原宿はしづめ
東京都渋谷区神宮前1-15-14 ルセーヌ1号館 2F
TEL     050-5593-9101
営業時間/火~金11:45~14:15 18:00~23:00(L.O22:00) 
          土・日・祝 11:45~23:00(L.O22:00)
定休日    月曜日定休日 祝日の場合営業 振替火曜日休み      
          -店舗情報「食べログ」より- 

2017年8月 2日

豊栄 (ホウエイ)  茗荷谷

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中国料理「豊栄」 (ホウエイ)

最寄駅の茗荷谷駅から徒歩10分ほど。都道436号千川通り沿いの路面店です。

不勉強なことに、ドラマ版「孤独のグルメ」に登場したことでお店の存在を知ったのですが、

その際、蒸籠を使った料理が紹介され、ほかにも好奇心を煽るメニューがずらり。

香港料理っぽいものもあるのかしら?

その日以来、未知なる「豊栄」が私の頭の中を占拠。どうにも気になって仕方ない。

(寝太郎) 予約にトライしてみるよ。

なかなかつながらない電話に苦戦しましたが、なんとか希望日で予約を取ることが

出来たのは天の助け。きっと中華の神様が救いの手を差し伸べてくれたのね。

店の前に着くと、お客様を送り出すスタッフさんに遭遇して、びっくり!

以前、他店でお世話になったI氏ではありませんか。

私達に気が付いた彼も驚いた様子でしたが、ここでまた会えるとは。

聞くと、シェフから招集がかかり、お手伝いに来ているのだそう。

入店すると、すっきりした店内はテーブル席のみでレイアウト。

私達は予約効果で入り口に近い2人掛けの席に着座できましたが、客足は途絶えず、

滞在中には幾度となく扉が開き、予約がなくまたタイミングが合わないために、

泣く泣くお客様を断る場面がありました。

さて、厨房内ではシェフのほかにも助っ人要員が導入され、またフロアも同様に増員。

「孤独のグルメ」の影響力って凄いなあ、としみじみです。

テーブル・セッティング:箸置き、箸(縦置き)、取り皿
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
着座後:メニュー、タオルおしぼり(直置き)

生ビール@500×2を注文後、テーブルサイドに置かれたのは

(ノブロー) ほおほお、こいが五郎さんもチラ見してた当店の黒板メニューだで。

料理はその店内黒板及びグランドメニューからのアラカルトチョイスですが、

私達の好みを知るI氏のアドバイスがとても参考になりました。

 

オーダーした料理はサーブ時に説明が受けられ、取り分けは各自で行うスタイル。

生ビールのあとは、黄中皇(紹興酒)@2,300を注文していますが、

ボトルごと冷やしていてくれていたので蒸し暑いこの時期には嬉しく、また保存状態も良好です。

前菜の盛り合わせ 小(2~3人前)@1,600

グランドメニューからのチョイス。

ちなみに前菜三点盛り(1人前)は600円、前菜の盛り合わせはサイズがあり

小(2~3人前)1,600円、大(4~6人前)2,800円で提供しています。

①酔っ払い海老(酔蝦)・・・生エビの紹興酒漬け。
 エビの持つ甘みを引き立てた漬け加減でねっちりとろ~んと夢見心地の旨さです。

②冬瓜の冷製・・・旬を先取り!瑞々しい冬瓜はフレッシュな歯触り。
 タレは微かに辣油が効いていますが、素材感を生かしあっさりテイスト。

③高菜とインゲンの和え物・・・塩抜き良好。盛り合わせメンバーの中では地味な存在ですが、
 高菜の風味を残しつつ、とても優しい味わい。

④叉焼・・・肉は脂身が多めで、柔らかく、噛みしめると甘みが口に広がります。
 焼き立てではありませんが、当店スタイルのハニーローストポークかな。

⑤白切鶏・・・艶やかで肉質の良さは一目瞭然。キュウリをクッションに
 相性抜群の葱生姜ソースがたっぷり。

この前菜の中でのハイライトは白切鶏!

主観によるものですが、断然気に入っちゃいましたよ。うんまい!

これをソースごと、どさーっとご飯にのせて食べたいなあ。

ハモの青山椒蒸し@1,500

黒板メニューから本カサゴの姿蒸しと迷ったうえでの悩ましい選択でありました。

タレは香味醤油をベースに青山椒を効かせ、オイルのコクもしっかり。

もう少し青山椒のパンチを効かせても良いのでは?と思ったけれど、

季節の食材を大切にした匙加減なのかもしれません。

ハモの身はふっくらでぷりっぷり、この健やかさに旬の恵みを感じます。

(寝太郎) あ、五郎さんも使っていた優れもののスプーンだ!

(管理人:イメージ) 寝太郎さん、タレは金魚すくいの要領でやってみて。

いっぱいすくえるわよ。

海老入りパクチー焼売4コ@600

メインの料理は提供まで時間を要するとのこと。その前にもう1品。

サーブ時には、そのままでお召し上がりください、と言葉が添えられました。

ジューシーでソフトな肉餡に粗くカットした具材の食感が生き、パクチー使いは

野趣あふれるものではなく、特有の香りはおとなしめで、レディな焼売です。

また、下味が強いように思えましたが、これは気合が入りすぎたため、でしょう。

デリケートな口当たりの焼売で1個にずっしりとした重たさがないため、

サイドメニューに丁度良いのではないかしら。

樟茶鴨脯(鴨の胸肉のスモーク)蒸しパン添え@1,500

樟茶鴨は、紅茶液に様々なスパイス等を加え漬け込んだ鴨を、樟(クスノキ)のチップで燻し、

蒸してから油をかけ、皮目をぱりっと揚げたもの。

器には、紅芯大根、カイワレ菜を付け合わせ、赤米粉を使用した自家製の

2色うすまき蒸しパンを添え、別皿には甜麺醤、十三香粉がセット。

五香粉は5種類の香辛料粉ミックスですが、十三香粉はその上をいく13種類。

クミンも入っていますから、中国東北地方のお料理にはもちろん、万能に使える香辛料で

スモーク系の料理にも絶大な威力を発揮するのです。

シェフは「月世界」さんほか、いろいろなお店で修業を積んだ方、という話ですが、

アラカルトチョイスの際に、なかでも四川系がお得意と聞き、この選択をしましたが、大正解!

芳しいスモーク香が食欲を焚き付け、鴨肉は味が濃く、旨みたっぷり。

十三香粉のちょいつけも楽しみましたが、甜麺醤もベタな甘さがなく、ふくよかな味わいでエレガント。

ご機嫌な美味さに、料理に合わせワイン(オープン・ナウ)@3,500を注文です。

また、うずまき蒸しパンもきめ細かくしっとりと、追加をお願いしたくなる美味さでした。

(レンタロー) 樟茶鴨は俗称、四川ダックな。美食家としても名高い西太后の好物という話だ。

煲仔飯(土鍋焼き御飯)@1,300

I氏より当店の進藤シェフをご紹介いただき、直々の料理説明。

煲仔飯を作るためにはコンロを40分間、独占しますが、当店の小さいキッチンで、

それを実行していたら、たちまちのうちにオペレーションがパンクしてしまいます。

そこで考えられたのがシェフオリジナルの煲仔飯。

海南鶏飯と煲仔飯を合体させた土鍋焼き御飯です。

(ノブロー) 熱いで!進藤シェフのエネルギッシュな中華料理愛に、情熱大陸を見ただ。

――当店の煲仔飯の食べ方ですが、

まず、蒸し鶏と青菜を別皿に移します。するとどうでしょう。

細かくカットした腸詰、松の実が入り、焦がし玉葱醤で味付けしたうっすらあめ色のご飯が現れました。

かき混ぜると、しっかりオコゲもできていて、私の好きなもの、必要不可欠なものを

搭載した合体飯のスペクタルな展開に瞬時にして心を奪われましたよ。

碗に盛り付け蒸し鶏と青菜をのせ、葱生姜ソース、香港醤油はお好みで。

主観ですが、玉葱醤でご飯にしっかり味をつけているし、腸詰の旨みも入っているので、

このままでも十分に味わい深く、私は油飯的な味のふくよかさを感じました。

しかし、蒸し鶏をONする場合は、断然、葱生姜ソース。当店の蒸し鶏&葱生姜ソースは美味い。

白飯ではありませんが、思いがけず、ご飯といただけて良かった。

進藤シェフの柔軟な発想と探求心に脱帽。香港の煲仔飯とは作り方が違いますが、

土鍋内でアジア紀行を楽しめた感じ。

シェフの作り上げる創作中華の世界は、胃袋だけではなく、心に栄養もたらしてくれました。

会計は、お酒のお替わり他を含め1人当たり8,000円(千円未満四捨五入)

ほかにおすすめは、黒板メニューのトップを飾る夫婦肺片、口水鶏と聞きましたが、

2人ですし、残念ながら初回ではそこまでカバーできませんでした。

またの機会に、お邪魔させていただきたいと思います。ご馳走さまでした。

豊栄 (ホウエイ)
東京都文京区小石川5-38-14 KDビル 1F
TEL     050-5593-4692
営業時間/11:30~14:30(L.O.14:00)17:30 ~22:00(L.O.21:00)
定休日    水曜日(不定休)     -店舗情報「食べログ」より-

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