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b-2.中華なディナー

2019年11月28日

翠鳳本店(スイホウホンテン) 横浜中華街

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横浜中華街、上海路の広東料理「翠鳳本店」(スイホウホンテン) 再訪

お目当ては当店の酔蟹。中華街でも上海蟹を取扱う店は他にもいろいろありますが

酒の香りがきつすぎず、山椒の実が入った甘さ控えめの当店の漬けだれがお気に入り。

酔蟹を2杯予約して訪れました。

上海蟹の紹興酒漬け (雌)@2,850(税別)

2012年当時、2,310円で供された酔蟹の価格も今年は2,850円。

記録では2015年は3,000円だったので、その年によって変動があるのでしょう。

(レンタロー) 久々にオラ登場しただ。シーズンに1度は酔蟹ごっちゃんになりてえでな。

お店が上海蟹を解体するために発注した、という蟹ハサミを駆使し各自作業にかかります。

怪しく光り輝くメスの内子(卵)は黒いダイヤのよう。

ひとたび口にすると、ねっちりとへばりつくような重厚な味わいで

ドーパミンが出まくり狂喜乱舞。このテンションのままに内子周りのミソに吸い付き、

じっくりと繊細な身の甘みを味わう恍惚のひととき。時間よ!止まれ!

クライマックスには甲羅酒も楽しみ、すっかり酔蟹の快楽に酔いしれました。

網油炸巻(カニと海老の巻揚げ)@1,600(外税)

おすすめ料理からも1品チョイスしたのですが、油の温度によるものかこちらは

状態にムラがありました。たまたまなのかちょっと残念。

 

お店のお姉さんは変わらず親切。今回のアドバイスで、ハサミを入れる向きで、

酔蟹の胴体がとても食べやすくなることを知りました。(今さらですが……)

翠鳳本店 (スイホウホンテン)
神奈川県横浜市中区山下町189
TEL     045-662-6410
営業時間/ 11:00~21:00
定休日  月曜日 ※月曜日が祝祭日の場合、翌日振替休日     
-店舗情報「食べログ」より-

2019年11月25日

上海厨房 家楽 神田駅前店

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上海厨房 家楽」 神田駅前店。

宴会仕様で供された料理は以下の11品。

料理名は後に公表された幹事さんの表記に従い、細かい料理記録は省きます。

香菜干丝

桂花糖藕

レンコンに詰められているのはもち米。外側がほこほこ、中はもっちりとした食感で、

煮る際にキンモクセイのシロップ漬け(糖桂花)を使っているので甘めの味付けです。

冷菜として供されるのが上海スタイルですが、ボリュームと甘さがあるため

1つで満たされました。

三黄鸡

烤麸

扬州狮子头

スープ仕立ての大きな肉団子はふわっふわで口の中でとろけ消えゆくよう。

紅焼肉

醤油ベースの濃いめの味付けでおかず力の高い1品。

味の染みこんだホクホクのじゃがいもが中華版肉じゃが的に舌にヒットし心憎い。

酒香豆苗

塩と白酒で調味された豆苗炒め。

他の料理の邪魔をしないシンプルな味わいで胃が休まります。

生煎包

焼き小籠包。ちょっと皮が固いように思えましたが……。

上海大闸蟹

清蒸大闸蟹は雄(オス)と雌(メス)が提供。

お腹に三角形のふんどしがついているのがオス、丸いのがメスになります。

鮮やかで濃いオレンジ色がメスの内子(卵)、黄色みがかったものがミソ。

予想を上回る絶景に思わず歓喜!

左は雄(オス)。

ねっちりとした白子が魅力の雄蟹ですが、内子の立派さに押され私の軍配は雌蟹に。

とは言え、メインの蒸蟹を雄雌ともに楽しめ、繊細で甘美なまでの身を

じっくり味わえたのだから大収穫。美味かったなあ。

葱油面

やや麺が弱いようにも思えますが、葱油で調味したシンプルさが宴会料理の〆に丁度良し。

黑芝麻汤圆

話では人数を集めた宴会と言うことで、今回お店が上海蟹を用意してくれたのだとか。

勿論、料理の中ではダントツで上海大闸蟹が記憶に残りました。

上海厨房 家楽 神田駅前店
東京都千代田区鍛冶町1-2-14
TEL     03-3256-1388
営業時間/ 11:00~14:00(L.O.)/17:00~23:00(L.O.)
定休日 無休     -店舗情報「食べログ」より-

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

2019年11月21日

喜来楽 (シライル) 蒲田

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台湾家庭料理「喜来楽」(シライル)定期再訪

最近はなかなか来れなくなってしまい、すっかりご無沙汰だけれど、温かく迎えて

くれるマリちゃんとマスターに感謝。キープボトルも健在であります(○≧ω≦)9

ここで先陣をきってサーブされるのは当店定番のお通し、生メンマ、糸切り豆腐の和え物、

小魚とピーナッツ。また、この日作ったというイカ団子はぷりっぷりの力強い弾力で、

味に嫌味のない素直な美味しさ。好感度の高い味わいです。

純然な台湾料理であるかは不明ですが、牛テールを焼いたもの。

味付けはシンプルに塩胡椒で、屋台風に串に刺して出してくれました。

蚵仔煎

台湾夜市の定番!牡蠣オムレツも久しぶり。

小粒の牡蠣がみっしりで、ぷるぷるもちっとした生地に甘酸っぱいソースが良く合う。

 

狭いお店なので、次のお客様が来店してきたタイミングで会計を申し出て席を譲るのが

ここでの私達の流儀。当店のあのジャンクな大腸麵線が食べたかったのですが、

またの機会だね。そして、これからは早め早めにお願いしておこうっと。

大事なキープボトル(鏡月 一升瓶)も新しく入れておいたので、きっとまた寄ります。

喜来楽 (シライル)
東京都大田区西蒲田7-60-9
TEL     090-4527-3392
営業時間/17:00~24:00      -店舗情報「食べログ」より-

2019年11月18日

馬記 蒙古肉餅 (マーキーモウコローピン) 高田馬場

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馬記 蒙古肉餅」 (マーキー モウコローピン) 再訪

宴会仕様で供された料理は以下の11品。

料理名は後に公表された幹事さんの表記に従い、細かい料理記録は省きます。

拌干豆腐丝

拌牛肚丝

老醋黑木耳

手扒羊肉

蒙古火锅

香辣羊排

蚝油生菜

羊肉串

蒙古肉饼

虾仁炒饭

芒果杏仁

どの料理も大きく期待を外すものはなし。

その中でも特に気に入ったのは、ぴりっと辛いタレをつけていただく手扒羊肉と、

香り豊かで旨味を感じられる蒙古火锅。写真では隠れてしまっていますが鍋の中には、

春雨やキクラゲ、昆布をカットしたものなどがふんだんに入ってボリューミー。

また虾仁炒饭も塩ベースのシンプルな味付けで、品数を重ねる宴会料理にあっても

あっさりと食べれてバランスの良い構成でした。

馬記 蒙古肉餅 (マーキーモウコローピン)
東京都新宿区高田馬場2-14-7 新東ビル 5F
TEL     03-6380-3360
営業時間/ 11:00~15:00 17:00~23:00
定休日 火曜日     -店舗情報「食べログ」より-

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

2019年11月15日

老酒舗(ロウシュホ) 御徒町

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老酒舗」(ロウシュホ)

最寄駅は御徒町。飲食店が軒を連ねるJR高架下に立地しています。

ネット情報で「味坊」さんグループという当店へは

前から一度お邪魔してみたかったのですが機会を逸していました。

先日の秋葉原イベントは都内に出る丁度良いタイミング。

夜と呼ぶにはまだ少し早い時間ですが、軽い中華飲みを目的として訪問しました。

店内は食堂というより日本の大衆酒場っぽい感じでとてもカジュアル。

壁のそこかしこに貼られた料理紹介の中に紹興酒の飲み放題情報を発見。

聞くと、入り口近くの紹興酒のカメから自分で注ぐシステム。

負ける気がしないので、この3杯目からの勝負に挑むことにしました。

料理は今日のおすすめとグランドメニューも含め、アラカルトチョイスでオーダー。

茹で馬肉の大蒜ソース@900

馬肉はさっぱりとしてあっさり。つけだれの大蒜ソースには刻んだ香菜も入り

赤身の旨さを味わうのに一役かっています。

苦瓜の塩卵和え@600

塩卵は白身のみ。色味的に少しイメージしていたものとは異なりましたが、

箸休めに丁度良し。サイドメニューとして置いておきたくなる1品です。

豚足

金額を失念してしまったのですが、きちんと処理された豚足は味がしっかり染みこみ、

皮がむっちりとしてコラーゲンぷるんぷるん。こりゃあ旨い。

とことんしゃぶりつきましたよ。

発酵白菜水餃子(酸菜猪肉)@240

数種類ある水餃餛飩からチョイス。むちむち皮に仄かな酸味と豚肉のあまみが調和した

肉餡で、この味に記憶が呼び覚まされ、味坊さんグループであることを再認識。

華美な創作系餃子とは一線を画する本物の力強さを感じます。

 

念願の初訪問を果たし、会計は1人当たり 2,000円ほど(千円未満四捨五入)。

最近はなかなか都内へ出ないので、再訪はいつになることかなあ。

老酒舗 (ロウシュホ)
東京都台東区上野5-10-12
TEL     03-6284-2694
営業時間/月~土 7:00〜10:00 11:00~22:30(L.O)
     日・祝 7:00~10:00 11:00~21:30(L.O)
定休日  無休    -店舗情報「食べログ」より-

2019年8月26日

本格湖南料理 李厨(リチュウ) 高田馬場

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本格湖南料理「李厨」(リチュウ)再訪

宴会仕様で供された料理は12品。

過去の記録を振り返ると、同じ料理も多々登場しますので、それらについては

細かい記録を省きます。

凉拌腐竹(ゆば和え)

歯応えのある腐竹(ゆば)をピリッとした辛さで。

剁椒皮蛋(ピータンの漬け唐辛子和)

漬け唐辛子のパワーで辛さもアップ。辛味をストレートに感じます。

老干妈蒸茄子(湖南風蒸し茄子)

先の2品とはまた違うウマ辛さ。ニンニクが効きとろっとした茄子は

一度揚げられたようなコクがあり白飯を誘います。

干锅烟笋炒腊肉(ラーロウと竹の子干し鍋炒め)

干しの旨みがたっぷり。

ピリリとした辛さで食欲を刺激し、酒の肴にはもってこい。

ビールががんがん進んでしまいました。

剁椒鱼头(魚の頭の湖南風蒸し、麺付)

毛氏紅烧肉(毛氏豚角煮)

长豆角炒肉沫(長インゲンと挽肉炒)

前回いただいた発酵インゲンと同様に漬物のようなシコシコ食感。

肉の旨味に相まっておつまみ力を発揮しています。

白辣椒炒牛肉(白唐辛子と牛肉炒め)

牛肉は中華ならではのふわふわとした歯触りで、白唐辛子を使っているようですが、

唐辛子を使った料理の中では最もマイルドな辛さで親しみやすい。

全家福(湖南風豚ガツと豚肉団子の野菜鍋)

香辣翅中虾(エビと手羽の唐揚げ)

外はカリッと香ばしく中はしっとりジューシーな手羽先に舌鼓!

おこげも同居した唐揚げはピリッとスパイシーで、酒とは抜群の相性の良さですから、

これはできたら前半で出してもらいたかったなあ。

水果拼盘

スイカとメロン。

糖油粑粑(もち米団子)

揚げたもち米団子に砂糖とハチミツを合わせたようなシロップがかかっています。

ボリュームのある宴会料理に、すでにお腹も一杯ですが別腹が起動。

素朴で日常的に愛せる味わいです。

 

当店も信頼を寄せることが出来る一軒。

どのお料理もがっかりさせられることがなく、味の根底に本場のもつ底力を感じました。

本格湖南料理 李厨 (リチュウ)
東京都新宿区高田馬場3-4-16 MKビル2F
TEL     03-6886-9751
営業時間/11:00〜24:00(L.O.23:00)     -店舗情報「食べログ」より-

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

2019年8月 5日

台湾客家料理 新竹 (タイワンハッカリョウリ・シンチク) 御徒町

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台湾客家料理「新竹」 (タイワンハッカリョウリ・シンチク)再訪

某日は貸切宴会仕様。

事前情報によるとこの時期にしかいただけない台湾の緑竹筍をテーマに

新竹地方の特産品やおすすめの客家料理を織り交ぜてメニューを組んでもらうという話。

計13品になりますが、昨年の記録を振り返ると、同じ料理も多々登場しますので、

それらについては細かい記録を省きます。

皮蛋

台湾豆腐細切りの和え物

豚耳

香腸(台湾ソーセージ)

テンポよく供された上記4品に続き、スープ(正式名は不明)がサーブ。

テーブルに置かれた瞬間に春菊の青い香りが立ち上り鼻腔をくすぐりました。

ひと口いただくと干しエビや干しシイタケの乾物の力を宿したスープで、旨みの層が深く、

春菊の香りに相まって、地味な風体ですが、心底旨い。

また柔らかモチモチの白玉団子もこのスープの大きな魅力。

例えは適切ではないかもしれませんが 、スープにしっくりと馴染み、

お正月に食べる関東風雑煮のような親しみやすさです。

お替り必至の美味しさに頬が緩みっぱなしでした。

水餃子

緑竹筍

スルメ、セロリと豚肉の炒め

芙蓉蛋

エビオムレツ。エビ特有の臭みは下処理がきちんとなされているので皆無。

うるっとしてぷりぷりの心地よい食感にたまごは香ばしさと塩気のバランスが

絶妙で白飯を欲する美味しさです。

台湾高菜と豚バラ醤油煮(梅菜扣肉)

白鳳菜の炒め

客家飯(台湾高菜と挽肉の醤油煮丼)

レンゲで煮卵も崩し、がしがしと混ぜ合わせて口に運ぶ。

このスタイルでいただくのが一番うまい。

当店の梅菜は手間をかけ作られていますから、これを使うことで味の奥行きが

ぐんっと深まり、醤油煮に継ぎ足したようなコクが生まれ、他店ではなかなか

味わえないような味の円熟味を感じました。

新竹ビーフン炒め(炒米粉)

シーズン必食の旬グルメを求めての参加ですから、前回と料理構成が同じでも何ら不足なし。

マストで押さえたいお気に入りの料理もいただけ大満足でした。

台湾客家料理 新竹 (タイワンハッカリョウリ・シンチク)
東京都台東区台東3-14-9 水野ビル1F
TEL      03-5688-1388
営業時間/ 平日 11:30~14:00 17:00~22:00
土 17:00~22:00
定休日    日曜・祝日

台湾客家料理 新竹台湾料理 / 仲御徒町駅御徒町駅末広町駅

※今回も幹事さんのご尽力に感謝いたします。

2019年7月22日

蓮香(レンシャン) 白金高輪

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中国料理 郷村菜 蔬菜「蓮香再訪

今回のシェフの旅は新疆ウイグル自治区。お任せコースは下記の通りです。

盛り合わせ

①じゃがいもの生フェンネル風味<茴香土豆>・・・フェンネルの香りをまとうじゃがいもは
 別次元の美味しさへ到達。飽きの来ない味わいです。

②ウイグルのレーズン・人参・スパイスサラダ・・・クミンが香る千切りニンジンのサラダは
 スパイス使いの妙が冴え、ご馳走へと昇華。 

③マンボウの腸の冷製・怪味ソース掛け・・・怪味ソースはピリッとした辛さの中に
 ゴマの風味も感じられる、まさに複雑な味わい。
 千葉産の旬の恵み、歯触りのよい腸の冷製にも好相性です。

④レタスの黒酢風味熱油掛け・・・黒酢の使用も味にとがったところがなく、まろやか。
 また、ニンニクも効いているため、食欲のそそり方が半端ない。
 “無限サラダ”という表現が相応しいかも。

⑤羊のスパイス焼きクミン醤油・・・長野産の肩ロースはきちんと火が入っているのに
 ジューシーで柔らか。素材の素晴らしさもさることながら、技量の確かさがうかがえ、
 このままでも何ら不足のない美味しさですが、クミン醤油のちょい漬けで
 味が引き締まり二度美味しい。

白骨空芯菜ウイグルドライトマト炒め

炒めには、ニンニクと鷹の爪も使い、ドライトマトは思ったほどカリカリではなく

セミドライトマト風。酸味が強調したものではなく味にまるみがあります。

中国野菜の白骨空芯菜のシャキッととろっとした食感がたまらなく、また

今宵も迷いのない強火炒めで油が「乳化」していますからオイルも旨いのです。

新疆式<辣子鸡>ウイグル式鶏の山盛り唐辛子炒め

現地の味をベンチマークするには、唐辛子を惜しみなく使う。それが、この料理のポイント。

話によるとウイグルの辣子鶏は山椒無しなのだそう。

使用している唐辛子は食べられるもの、というので、さっそくチャレンジ。

香ばしくて美味し~!と調子に乗って食べていたら、3本目にその時はやってきました。

中ほどの胎座が付着した種のあたりに突然辛味を感じ、ひーはー炸裂。

それでも美味しかったから、恐る恐るではありましたが5本は食べちゃったかな。

鶏肉は「虞妃」さんと同様、大ぶりカットの唐揚げ。カリッとして肉はふっくらジューシー。

どっさりの唐辛子の中からお宝探しのように小さなカリカリ唐揚げを掬い上げる食べる

辣子鶏も悪くはないのですが、肉の旨味を味わえるこの大きさがご馳走サイズです。

ふくろ茸のオムレツ<草茹炒蛋>

オムレツは玉子のコクに、だし巻きのように下味がついていて、ふわふわとろっと

滑らかで優しい口当たり。このふわとろ感の巧みさに心が躍るのであります。

羊と葱の強火炒め<葱爆羊肉>

先ほどの肩ロースとは異なる、赤身のような肉の力強い旨みがあり、

白飯を欲するピリ辛濃厚味。

コース料理の中で、きっちり味の強弱をつけているから食べる楽しみが継続するのです。

新疆高級キノコ<巴楚茹>とエビ塩炒め

エビは衣をつけて揚げたものをピーマン(赤・青)とウイグルの高級キノコと

炒め合わせています。この巴楚茹は別名“接待キノコ”とも呼ばれ、

文字通り接待時にしか登場しないラグジュアリーなキノコ。

貝のようなシコシコ食感で噛むと味がしっかり。

ほかのメンバーと協調しないわけではないのですが、歯触り、味わいともに豊かで

その存在感は絶大。この炒めの主役をエビからもぎ取っていました。

ラムチョップ

シェフのサジェスチョンにより加えてもらった料理。

こちらはニュージーランド産のラムチョップによるスパイスグリル。

添えられた生タマネギと交互にいただくようアドバイスを受けられました。

香り高く臭みなし。この点では共通ですが、国産の羊肉にはフレンチレストランで

いただくような繊細な美味しさを感じられたのに対し、こちらはぐっと味が

濃厚で羊肉の旨味がたっぷり。より野趣溢れる味を楽しめました。

各人の好みによるもの、と思いますが、私としてはこのニュージーランド産の

ラムチョップが今宵の1等賞!間違いなく癖になる美味しさです。

(ノブロー&レンタロー) うんめえー!!羊肉の脂がじゅるじゅるだで~

ナスとトマト ウイグル族の家庭風<家常双茹>

お任せコースも終盤。〆の飯に合わせてサーブされたのがナスとトマトの炒め。

淡い味付けで素材の持つ自然な甘みが生きた家常菜が提供。

そして、カザフスタン式のポロが登場。

旅の収穫として現地で教わり舌に記憶させたものが、このカザフスタンスタイルの

炊き込みご飯なのだそう。

香りがふわっと立ち上がり、羊の旨みエキスが生きたポロはナチュラルな味わいで

源流を感じさせ、最後の料理もシェフが体感した味を共有させてもらえました。

ウイグルのドライフルーツのせヨーグルト

クラッシュナッツも食感のアクセント。語る必要もないかと思いますが、

ドライフルーツとヨーグルトの相性は抜群。デザートとして出してもらえたことで

コース料理の満足度もさらに高まりました。

私にとって、またお邪魔させてもらいたい1軒であります。

(ノブロー) おまけでもろうたんはラクダとヤギのミルクアメ?かな。
       クセのない味だけんど、カッチカチに硬いんだ。

蓮香(Renshan)
東京都港区白金4-1-7
TEL     03-5422-7373
営業時間/18:30~21:00(L.O)
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

蓮香中華料理 / 白金高輪駅白金台駅広尾駅

2019年7月 9日

サエキ飯店 目黒

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サエキ飯店

最寄駅は目黒。西口より目黒三田通りを恵比寿方向に進行した道沿いに立地しています。

SNSでも評判を得ている当店へは香港通の友人の声かけにより初訪問。

オーナーシェフは様々な中華料理店で研鑽を積んだ人物ですが、

その経歴の中でも注目したいのが、ワーキング・ホリデー制度を利用しての香港での修業。

オープンは2019年4月ですが、早くも香港迷さんの熱い支持を集めるお店となっています。

さて、木の温もりを大切にした細長い店内はオープンキッチンを前にする

カウンター席とテーブル席でレイアウトされた小体な造り。

イメージしていたものよりカジュアルな雰囲気であります。

複数人の貸切でお邪魔していますが、今回の私の利用はライブ感の伝わるカウンター席。

当店ではシェフが一人で調理を担当し、フロアサービスは女性が1人と、2人体制です。

幹事さんの話では、順徳菜でのおまかせコース(10,000円)でお願いしてあるとのこと。

当日、各人への菜譜の用意はなく、ドリンクは別料金のため、卓上に置かれたメニューから注文。

香港クラフトビールのほか、紹興酒もワインもありますが、なかなかいいお値段であります。

料理は一部を除き、2~3名分の皿で供され、取り分けは各自の作業。

料理名は一部正確さに欠けるかもしれないことをお断りしておきます。

香妃雞

ゆで鶏、ネギ生姜ソース添え。

ルックスは申し分なし!お頭付きで砂肝も乗せてくれています。

たまたまだったと思いますが、私がチョイスした部分は骨周りがレアでした。

かじりついても肉が離れず、諦めると、同席するメンバーが他の皿から肉を分けてくれました。

こちらはきちんと火が通り、望ましい状態ですが、私には下味で擦りこんだ塩が

きつく感じられました。

窩貼大明蝦

蝦多士(エビトースト)。

エビは歯触り豊かにぷりっぷり弾力。おつまみにも嬉しい味わいです。

なお、この蝦多士自体、塩が効いているので小皿の塩は不要かと。

大良野雞巻

順徳料理。説明では豚背脂の砂糖漬けとのこと。

カリッとして脂がじゅわっと。使用はお好みですが、甘っ辛い濃厚ソースが用意されました。

煎蓮藕餅

両面をきつね色に焼いた蓮根のひと口サイズのハンバーグ。香ばしさもご馳走です。

欖菜肉絲四季豆

2種のささげの欖菜(ラムチョイ)炒め。

オリーブの香りにまろやかなコクが食欲を刺激する、ご飯を誘う1品。美味しかった。

こちらはスープ。料理名、直筆のメニューをいただいたのですが、達筆すぎて

私には読めませんでした(泣)。

塩は使っていないとのことですが、烏骨鶏、鶏足(もみじ)、金華火腿などの素材が

その力を存分に発揮し味は濃厚。

漢方食材をふんだんに使った薬膳スープとは味の印象が異なり、

まるでコンソメスープをいただいているようでした。

「蝦醤九蓮花鮮鱿」と記されているように読めたのですが、ヤリイカと韮菜花の蝦醤炒め。

イカはすっと歯が入る柔らかさで、蝦醤使いは妙妙。

風味良くどぎつさのない味わいだから箸が自然と進みます。これも好きかも。

梅菜扣肉

梅菜と皮付き肉の醤油煮。

台湾客家料理の人気店「新竹」さんの骨格の太さを感じさせる梅菜扣肉とは異なり、

ボイルレタスを敷き、梅菜はあられ切りのタケノコも入ったこのソースの中に

身を投じているよう。ちょっと甘めで味わい穏やかです。

陳皮蒸石斑鱼

話によると、香港では红九棘鲈(アザハタ)がポピュラーなのだとか。

切り身での提供ですが、幹事さんが持ち込んだ陳皮のパワーとフレッシュな

ピーナッツオイル効果で味わいまろやか。

これだけ素材が揃えば、味は想像に容易く、模範的で手堅い味です。

姜葱田雞煲

千葉県産の食用蛙を使った葱生姜土鍋煮込み。

鶏肉のようにあっさりと淡白な肉質で、甘からず辛からずの丁度良い味付け。

この日の料理の中でも群を抜く美味しさで、私の中では輝いていましたよ。

このあたりのタイミングでワインにとサービスを受けられたのがレバームース。

極上スイーツのようなリッチな甘さでエレガント。

上湯瑤柱雜菜煲

上湯スープをベースに、塩気は干しエビや金華火腿などの素材から。

激細春雨に具材もたっぷりだから食べさせる力を備えています。

鹹魚雞粒炒飯

〆で用意されていたのは鹹魚雞粒炒飯。

うっかりして写真を撮るのを失念し、食べ始めてしまいましたが、

その最中に、はたと気が付き、急ぎスマホで撮影しました。

油通しをした小切りの鶏肉と鹹魚の炒飯は長粒米を使用。

仕上げにスープをかけ、鍋を煽って提供されました。

私の体調にもよると思いますが、望んでいたハムユイの独特な風味は淡く、

塩気が勝り正直な感想は若干しょっぱい。

同席者のリクエストで追加してもらったのは烏骨鶏スープそばです。

味は塩で調整したというスープに芯にコシのある細麺で、

シンプルを極め具材はなしです。悪くはないのですが、ベースに動物性の出汁が

しっかりと働き濃厚なため、塩の厚化粧分、洗練度が削がれてしまっているように感じます。

甜品はカシューナッツのムースに紹興酒のアイス。

コクのあるふくよかな甘さです。

以上、コース料理にサービスのお茶はありませんでした。

 

会計は、おまかせコース(8,000円)にビール900円、追加のワイン2本を同席の飲酒組

4名で割ったところ、1人当たり 16,340円と、なかなかガッツのいるお値段であります。

私にとってはファーストインパクトが厳しく、総じて塩が強く感じられたのですが

広東料理を根底にした特色のある料理をシェフの感性で伸び伸びと表現され、時には

現地とはまたひと味違った味の切り口で展開してくれるので、わくわく感が生まれ、

シェフとの距離が近いこのカウンター席に「私房菜」的な楽しみが持てるお店だと

実感したのでした。

サエキ飯店
東京都目黒区三田2-10-30 荒井ビル 1F
TEL     03-6303-4735
営業時間/18:00~24:00    
     -店舗情報「食べログ」より-

サエキ飯店広東料理 / 目黒駅恵比寿駅

※幹事さんのお陰で新たなる出会いを得ることができました。ご尽力に感謝いたします。

2019年7月 3日

華姐私房菜 (ワージエシーフォンツォイ)  巣鴨

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広東料理西點甜點「華姐私房菜

最寄駅は巣鴨。巣鴨地蔵通商店街に立地する当店へは飯友さんとの会食で利用。

週末だったので予め予約の電話を入れておきました。訪問歴のある飯友さんの話だと

以前は中国語オンリーだったようですが、現在は日本語のわかる女性がいるため

すんなりとリザーブできましたよ。

店は地階。雑居ビルの階段を下りた先に

入り口があるのですが、店頭にはお店の冷蔵庫と思われる器具備品が置かれていたり、

ちょっとミステリアス。

これに動じず、引き戸を開け入店すると、すぐ右手にはカウンター席。

奥にはテーブル席もあるものの小料理屋さんの居抜き店舗では?と思える小体な造りです。

今回の利用は奥のテーブル席。隣の先客は広東語で会話されているし、カウンター内のママさん

(おそらく華姐はこの方だろう)やフロアを担当する女性も私達に対応するとき以外は広東語。

また後に入店してきたお客様を見て思ったのですが、当店は広東の方のコミュニティの

場所でもある様子。彼らにとってここはリラックスできる得難いお店なのに、

私達、ちゃっかり利用しちゃっていいのかしら(汗)。

 

さて、以前はメニューも無かったというけれど、今は置かれていて、予約料理では

煲仔飯も紹介されています。

好奇心から、香港の方ですかと尋ねると、広州出身とのこと。

この日、店は2人体制での切り盛りです。

料理はグランドメニューからのアラカルトとオススメを聞き注文しました。

栗子燜雞@950(外税)

飯友さんの到着が遅れるというので、瓶ビール@550とともに料理を1品オーダー。

空酒は身体によろしくないですからね。

私が選んだのは栗と鶏肉の煮込み。微量ですが調味には生姜を使い、柔らかく煮込まれた鶏肉が

栗の甘みとコラボして家庭的で優しい味わい。

この媚びたところのない優しい味に、胃袋も正直に反応し、いいペースで皿は空っぽに。

今回、注文した料理の中では一番気に入ったかも。

腐乳炒通菜

調理には蝦醤と腐乳の2択。

私としては蝦醤を選びたいところだったのだけれど、実は当店を提案してくれたのは飯友さん。

敬意を表し、飯友さんの意向を尊重しなくちゃね。

腐乳は独特の風味もマイルドで、シャキシャキとした通菜(空芯菜)の歯触りを楽しめました。

蘿蔔燜牛腩@950(外税)

フロアを担当する女性にオススメを聞きチョイス。

大根と牛バラの煮込みは、八角が効き調味には柱候醬を使っているのかな。

歯触りを残した大根に、牛バラはほろほろ。

悪くはないのですが、私の中で印象がかき消されてしまうのは肉のパワー不足のせい?

それとも先の“煮込み”と比較してしまうからなのかしら。

ですが、同様にレストラン味とは異なる温もりと優しさが感じられ、これが広東おふくろの味

なのだと感慨に打たれました。

蜜汁叉焼

オススメチョイス第2弾。

一度冷蔵したものをレンチンしたよう。う~む、残念ながら、肉もちょっとパサついていました。

紅豆馬蹄糕

デザートサービスを受けられました。多謝!

手作りの力がキラリと光る、紅豆馬蹄糕はナチュラルな甘さで好印象。

 

会計は追加注文の紹興酒(5年)@1600×2を含め

1人当たり 4,000円ほど。(千円未満四捨五入)

選ぶ料理、またそのタイミングによっては当たり外れもあるかもしれませんが、

東京に居ながらにして、広東おふくろの味が楽しめるお店なので、お好きな方は

訪問する価値があるかと思います。

華姐私房菜 (ワージエシーフォンツォイ)
東京都豊島区巣鴨3-33-6 GSハイム巣鴨 B1F
TEL     03-5980-8816
営業時間/月~金 17:00~22:00 土・日 11:30~15:00 17:00~22:00
定休日    水曜日     
     -店舗情報「食べログ」より-

華姐私房菜広東料理 / 巣鴨駅大塚駅前駅庚申塚駅

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